カセットテープ型のガイドブックを作ってみた話
久々の更新~~
といっても、ガイドブック作りをさぼっていたわけではなく!
下書きに入れたままアップしてない note の原稿もあるんだけど!!
ちょっと寄り道で
カセットテープ型のガイドブック(?)を手作りした話
を書いてみる。
「カセットテープ」周辺の雰囲気が好き
以前、「キーホルダー型のガイドブックを作りたい」というポストをしたけれど、今回はカセットテープ。
もしかしたらわたしは、雑貨っぽい本?を作りたいという欲求があるのかもしれない。
元ネタはこれ
かわいくない?
近年、レコード盤に関しては、売上が世界的にあがっているという記事をちょくちょく見かける(「レコードがミュージシャンの新たな収入源に〜サブスク全盛時代のアナログな稼ぎ方」)し、
ソウルでも、
アートブック系のショップとかに普通にレコードが売っていたり、
「レコードをディグる」スタイルで売ってるポップアップが複数あったり
現代カードがやってるレコードショップ Vinyl & Plastic が今も人気だったり、
70年代にアルバムジャケットの概念を変えたといわれるデザイナー集団 Hipgnosis の展覧会が人気だったり、
「レコードの雰囲気」が若い人たちに好まれてるんだろうな、というのは随所に感じる。
そういう感性でいうと、
わたしは、カセットテープとか、ウォークマンとか、有線イヤフォンとかがかわいくて好き。
チープなカセットデッキで気軽に録音、とか、自分で編集したカセットのラベルを作る、とかっていう「カセットテープ文化」もわくわくする。
そういえば、こないだ 3 COINS がカセットプレイヤーを発売するのが話題になってたし、レコードに続いておしゃれアイテム?になるかも?(※1)
話がそれたけど、そんなわけで、このカセットテープ型のアイテム、見た瞬間から「いいねーーー」って思ってたの。
けっこう可愛くできたよ
で、作ったのが、こんなの
手作り感満載だけど、
えっ、けっこう可愛くできた!
外見はカセットテープだけど、中はサブスク UI(?)、でも超ふぞろい、なのが、もうごちゃまぜ、おいしいとこどりの、今っぽい感覚で好き。
元ネタを作ったの方の感性ね。(元ネタの方がもっとしっかり Spotify のデザイン)
誰かにあげるのを想定していないので字が汚すぎるけど、ちゃんと考えて紹介も書いたし、休日・観覧料情報も入れた。
最初は Kindle 制作にとってはまったく無駄な寄り道だなー、と思いながら始めたけど、
テキスト量をすごく少なくしなくちゃいけないから、自分がその美術館の、どの部分を重要視して伝えたいかがわかったし、
あと、ちょっと発見だったのは、
普段スマホで聴く音楽って、その時の気分とか、なりたい気分でチョイスするなーって、
美術館紹介もそういう「味わいたい気分や、浸りたいモードで選べる」切り口だと(わたしだったら)面白いな、っていう、Kindle 本の方の指針が見えたのも収穫だった(※2)。
これを作った理由と、作ってみてわかったこと
ところで、これ、なんで作ったの?というと
Kindle 本を作るべく原稿を書いてるうちに
飽きてしまったから(笑)
飽きたというか、このまま作っていくと、つまらなくなる気がしたというか…
せっかくの自由きままな個人出版なので、
最大公約数なガイドブックではなく、わたし自身がソウルの街を歩くわくわく感とか、美術館でぼーっとする豊かさとか、そういう「感覚」を転写したいのに、
内容がだいたい決まって、パソコンでカタカタテキストをうっているうちに、それも薄まって「情報」になってしまっている感じがして。
それは完全にわたしの技量の問題なんだけど、
とにかくなんか、この感じ打開したいなーと思っていたところに、以前インスタに保存していた、↑のポストを見て、
「これだ!寄り道してこれ作ってみよう」と思ったのが経緯。
で、
これはもうこれ以上の展開はなく、わたしの部屋にひっそりと置いてあるだけなんだけど、
作ってみてわかったことがあって、それは
「デジタル x 文章」の Kindle だからこそ、
「アナログ」「ヴィジュアル」「アナログ x ヴィジュアル」も同時に作っていくのが楽しいな、わたしは向いているな、ということ。
みたいなイメージ。伝われ!
そしてそれをこういうふうに note 等で共有していくと、Kindle のガイドブックのプレゼンテーションにもなるんじゃないかなって。
(これはあくまで、「わたしに」向いているってことで、文章とかデジタルでむしろめくるめくパワーを出せる人ももちろんいると思う)
なんで、遠回りかもしれないけど、今後も Kindle 制作の途中にこういうの織り込んで行きたいと思っている。
とりあえず、次は、ガイドブックのイメージボードを作りたいなって、ボードを買ってきたところ(実際に作れるかどうかは不明)
それより早く全部原稿書けば、の気持ちもあるんだけど 笑
簡単なものでも、手を動かして作るのは楽しい
最後、簡単に作業の過程。
たぶん、集中してやれば 1 日でできる簡単手作り作業。
わたしは、カセットテープ買いに行くところから始まって、結構日数使ってしまったのだけど。
カセットテープ、ビックカメラ有楽町店に売ってた!
広くて高級っぽく展示しているレコードプレイヤー販売エリア&防災用のポータブルラジオ棚エリアの間に、ひっそりと鎮座していた。
カセットテープ解体したり、写真を選んで、ミニフォトプリンターでシール印刷したり、紙に、紐を通す用の穴を細いドライバーであけたり、
子供の遊びみたいな、ちまちま作業がすごく楽しかったー
そういえば、そもそもこの note のテーマは
「つくるってたのしい!」
「自分の中にあるイメージを形にしていく行為って、自由で、楽しくて、力強いな!」
だったな、というのを改めて思い出したりもしたんでした。
そうそう、こんな他愛のない簡単なのでもいいんだよ^^
(※1)
Vinyl & Plastic はレコードショップだけど、カセットテープの視聴コーナーもある。
説明文がちょっと壮大 笑
(※2)
実は
「旅の気づき その1:「体験した」という感覚は、「行動」ではなく「感情」が引き起こす」に
って書いてて、その表現の仕方がわかった、って感じ。
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