キーホルダー型のガイドブックを作りたい/韓国の大好きブランド OIMU について
今回、ガイドブックは Kindle 出版する予定だけど、ゆくゆくは紙媒体でも出したいと思っている。というか、最初に思い浮かんだのは紙媒体の方。
紙媒体といっても、普通の書籍というより(それも作るのは面白いと思うけど)、個人的にこんなの欲しい!作りたいよ~と思っているのが、キーホルダー型のガイドブック。
キーホルダー型ミニ本との出会い
そんなことを思ったきっかけは、
韓国の OIMU というデザインスタジオの「색이름(色の名前)352 미니(ミニ)」という、韓国語で表現された色 352 色を集めた、キーホルダー型ミニ本と巡り合ったから。
普通の書籍サイズ ver.(内容はこちらの方がより充実している)もあるけど、圧倒的にわたしはこちらのキーホルダー型に惹かれてしまい…
今年の 3 月、ソウル・聖水にある OIMU 直営店店頭で即お買い上げ。
キーホルダーじゃらじゃらバッグかわいい
で、
バッグにじゃらじゃらキーホルダーつけるの、また流行ってませんか?
2024 S/S のバレンシアガの新作バッグはチャームじゃらじゃらバージョンが出ていたし、kemio 君もやってた。
かわいいよね、デコ。
わたしは本来は、スマホケースすらつけたくないシンプル人間だけど、この可愛さはわかるし、やってみたい気持ちもある。
「デコ」ブームに関しては、今回面白いお店に行ったので、また別ポストで書きたいんだけど、今はそれは置いといて。。
そんな空気感がいつまで続くのかはわからないけれど、
バッグにちょこっと付けられる
すごく可愛いミニブック型のキーホルダーになってるガイドブック
って、いいなあって思ったの。
広がる「キーホルダー型ガイドブック」への妄想
まず、旅の必須項目である持ち運びに便利。
お店のデータとか内容等、文字情報部分はQRコードを載せてサイトに飛んでもらえば、小さい文字を読まなくちゃいけない、といった不便もないし、旅先、駅や歩いてる時とかでもまあまあスマートに見たい情報にアクセスできると思う
ミニブックの中身はあくまで写真中心。パラパラ見て楽しいもの。
わたしは街にあふれる色が好きなので、好きな色の写真をいっぱいのっけたいかも~
(10 年以上前に出版された 'Paris in Color' みたいなイメージで)
あと、エリアごととかに分冊にして、今日は漢南と東大門の方に行くから、2つつけていこう、とかもかわいいーー
全部そろえてボックスの中にあるのもかわいいーーーー
…などと、「色の名前」ミニブックを見ながら、妄想がたくましく育ったわけです。
実現可能性とかいいの、言うのはタダだから(笑)
とはいえ、まずは基礎となる本をちゃんと作ってみよう、コストの負担とかがない Kindle で。
と思ったので、まずはそこからやってみているところ。
でも、頭に浮かんだいつかやってみたいこと具現化の第一歩として、書き残しておこうと思った次第。
大好きブランド OIMU について
ちなみに、OIMU は数ある韓国のライフスタイル/ステーショナリーブランドの中でも、個人的に特にお気に入りのひとつ。
聖水の LCDC SEOUL に直営店が入っているけれど、セレクトショップにもお香やマッチはおいてあることが多い。
品のいいパステルと繊細なデザインが本当に好みで、お店に入ると「あ~かわいい~~~」しか言えなくなる。
でも、OIMU のサイトを見てみると、
とあり、
たとえば画像で紹介したマッチは、
1950年代から生産されていたものの、マッチ産業衰退により 2010 年に生産中止になった八角形マッチを「生活の中の美しいアイテム」として蘇らせるプロジェクトとして作られていたり(参照)
「色の名前」本は、「色」は日常に豊かにあふれているにも関わらず、「色の名前」は、普段とても数少ない種類(しかも、外来語も多い)しか使われていないことを発端に、
韓国語固有の色の名前 352 色を紹介することで、「私たちが共に共感し、共有できる色で、私たちの人生が満たされること」を目的として作られていたり(参照)
ひとつひとつの商品が、彼らの「大事にしているもの」から生まれていることがわかる。
前述したとおり、ソウルの雑貨系セレクトショップに行くと、お香やマッチはおいてあることが多いけれど、ぜひ直営店に行っていろいろな商品を見ることがおすすめ。
レシートすらかわいいし、LCDC SEOUL に入っているお店は他も素敵なところが多いので。
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デザインを通じて、古いものに新たな価値を生み出す--現代において、マッチ棒でさえも人気者に変えてしまうブランドOIMU