またちょっと帰国してました(笑)
野暮用で先週1週間ほど日本に帰国していました。今回は久しぶりに東京に2日間滞在したので、前から気になっていた「某治療法」をやっている治療院に治療を受けに行きました。(決してこのブログでは誰かを、そして何かの治療法を批判するつもりはないのでその「某治療法」のことを明示しません。)
なぜ私が気になっていたかというと、私の知人やその周りの人達の間でその「某治療法」が大人気で、めちゃくちゃ”効く”とのこと。しかもセミナーを告知するや速攻で完売するほどだそうです。
あらかじめyoutubeの動画やブログや記事などにしっかり目を通していきました(もちろん生理学的には疑問だらけの理論だったのですが(笑)。そして治療を受けた感想は・・・。(ブログの一番最後に書きます)。
私が近年感じてきたこと「あらゆる徒手療法は”一時的な”鎮痛効果でしかないが、それは患者さんにとって”いいこと(SIMs)”になるかもしれない」そして「各種徒手療法に優劣はない」を改めて感じました。過去のブログでそれらを示唆したのがこのリンクです。
それでもなぜその「某治療法」がある一部の人たちで大人気なのか、私にはなんとなくわかります。そして今、どんな治療法を学んだらいいか悩んでいる人たちには以下のヒントをお伝えします。
1,痛いと言われる患部にはできるだけアプローチしない(下手に触ると余計に患者さんがそこを意識するから)
2,その患部と”関係がある”とする場所を説明しながらアプローチする(説明なしでやられても患者さんは納得しないかも)
3,刺激は軽刺激。(軽刺激の定義をあえてするならば「やられた感が少ない」です。)
4,治療効果はその都度患者さんに確認する(直後じゃないと痛みの変化を感じさせにくいから)
5,もちろん施術者は自信をもって(その治療法が効く!と思い込んで)患者さんに接する
6,そして何より患者さんの話をしっかり聞いてあげる!
です。これらができれば「どんなメソッドに基づく鍼や整体やマッサージ」でもある程度「生活」ができるようになると思います。
決して私のようにbiopsychosocialモデルに基づき、そしてエビデンスのないことは一切伝えずに、しかもときには患部を触りに行くやり方だとドツボに嵌ることも多々あると思うので、やめておきましょう(笑。
で治療を受けた感想はというと、
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徒手療法家のためのファシア考察
ファシアについて徒手療法家が知っておくべき情報を随時更新していきます。またファシアに限らず徒手療法に関する事柄も随時追加していきます。
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