痛みについて勉強しなおす（14）---小ネタ集（1）---

もしかしたらこのブログの値段設定が高すぎて、まだ購入してはいないけど気にはなっている人がいるとしたら、ぶっちゃけますと（笑）、このブログを購入してくださった方々は全部で30人ちょっとです。しかもそのほとんどはこのnote.comに移行して有料化した直後の方々なので、おそらくそれまで無料で公開していた内容へのご祝儀的な投げ銭だったと思います。多分アクセス数、記事へのスキボタンの押され方から想像すると、現在の「アクティブな読者」（このブログを今でも熟読しているであろう読者）は3〜4人ぐらいだと思います（笑）。なので、有料ブログ読者になって、このブログを読むようになると日本でも「（いい意味で）稀な」思想をもつ治療家になると思います（笑）。

まあ、1人でも熟読してくれる人がいるようであれば、これからも更新は続けていきますので、よろしくおねがいします。

今回は、去年イギリスのロックダウン中に私がよく参照しているサイトpainscience.comの記事を読んでいて、私が個人的に重要だなと思ってメモった所を箇条書きにしてあったので、それを少しずつ紹介していきます。（一気に全部紹介すると、とてつもない長さになるので。）主に内容はpainscience.comで私が気になったブログ、またebook（リンク）を読んで面白かった所です。あくまでも自分が参考になった、面白かった、再確認すべき事だ！と思った箇所なので、読む人によっては他にも重要だと思う所が多々あるかもしれません。そういう人たちはpainscience.comの記事やebookをdeepl.comという翻訳サイトで日本語訳にして各自読んでみると良いと思います。

もし有料ブログ読者でdeeplで訳してみたけど意味がよくわからないという所があったらいつでも相談にのりますのでコメント下さい。

（ちなみに薬に関すること、手術に関することも詳しく書かれていましたが、私はアドバイスできる立場ではないので省略しています。）

★Frozen shoulder（いわゆる40肩、50肩なので以下50肩と記します）について（リンク）

・他の病気の合併症で50肩が起きていることがあるので問診をしっかり！
　（例えば糖尿病の10％以上で50肩が起きるという研究もある！他にも
　　心臓病とかメタボリック症候群でよく起こるのでその治療を優先！）

・50肩は数年後自然に治ることがよくある！PubMed #26476720

 ・50肩と同様に”奇妙な”症状として手根管症候群があり、正中神経の圧迫
　が見られる人には心疾患が見られることもある！（リンク）

・50肩の半分ほどの患者がデュピュイトラン拘縮を発症する。果たして肩
　だけに拘縮が起こる”病気”なのだろうか？全身の関節に起こるのであれば
　その治療法は？優先順位は？

・ニキビを引き起こすバクテリアが50肩を引き起こすとの報告も！
　PubMed #28359693

・そのバクテリアは手術で感染したとか、歯茎の炎症から感染した、
　予防接種で感染したとかなどの報告もある！PubMed #25979553