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小学校1年生までに、しておいた方がいいことは「話を聞くこと」

小学校1年生の担任をしています。ようやく学期末を迎え、冬休みに入ります。
前の年は高学年の担任だったため、今年は年齢により、精神面の違いだったり、気持ちの上がり下がりだったり、言葉の伝え方だったり、勉強できて本当によかったです。

この9ヶ月間で思った。小学生になるまでに絶対にしておいたほうがいいことをまとめます。私がそうだなと実感を持って言えるのは。

話を聞いてあげること
話を保護者が聞いてあげれば、話を聞く人に育つ。

ただそれだけです。
大人が話をよく聞いているご家庭は、子どもは真剣にお話を聞く。
自分の1番大切な人の背中をしっかり見ている。そして、先を読んで行動できる。
「えっなに言いましたか?」っていうことが少ない。
そして、聞き逃したら質問をちゃんとできる

子ども話を流していると、教師の話を流してしまいます。
これは、今年特に実感しました。

話を聞くって簡単だけど、適当にはしてはいけない。

子どもが真剣にたくさん、いろんな言葉を喋ってくる。
大人はそれをうんうんって相槌を打ちながら、ときに突っ込みながらコミュニケーションをとっていく。これだけで、話を聞ける子に育つのだ。
(もちろん生まれ持った特性もあるので、全てというわけじゃないけど)

大人のおもちゃと子どものおもちゃがスマホになっている。
デジタルシティズンシップと言いながら、タブレットやスマホを作った本人たちは、自分の子供には、それを使わせていない。それは魅力的すぎて、それに熱中してしまうことを知っているから。

確かに、ICT推進しているし、可能性は無限大だと思うけど。
それ以上に大人にとっても子どもにとっても中毒性のあるものである。

私も、学校にいるときは、聖徳太子のごとく話を聞く。
これ、1人だったら簡単だけど、30人だったら難しい。
でも、話を聞くって、1番大切だなって思います。

喋ることで、それを聞いて学んでいます。

読み書き計算の基礎の基礎。

それは、1番近い、大人と話すということです。
なんでも良い

面と向かって話しましょう。


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