Masato Matsumoto

愛媛県松山市で農業するために、新規就農の研修を受けています。2020年4月より2年間研修予定 17年間やっていた料理人から野菜栽培家へ

Masato Matsumoto

愛媛県松山市で農業するために、新規就農の研修を受けています。2020年4月より2年間研修予定 17年間やっていた料理人から野菜栽培家へ

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最近の記事

2021.1.16

年末に入院してからあと一週間で一ヶ月になろうとしています。身体は大分良くなっていると思うのですが、服用している薬の関係で免疫力が下がっているので薬の量が減るまではなかなか退院はできないみたいです。 なので、この時間に読んだ本の読書録を付けようかと思いました。 まずは、「農家はつらいよ」寺坂 祐一 著 です 文字通りメロン農家さんの高校生時代から農業を始めるに至るところから書かれている。 読み始めて一気読みしてしまうほど、読めば読むほど引き込まれてしまうほどの内容で、読み終

    • 2021/1/1

      2020年の4月から農業研修を始めてあっという間に年が明けた。 日記として残そうとしたが、なかなか習慣付いていないせいか途中で挫折してしまった。 この2020年は農業というものにのめり込んだと感じる。寝ても覚めても考えるのはこの事だけであったと思う。料理を初めて少し仕事ができるように感じる様になったあの頃のと同じ感覚。 11月ごろまでは順調に進んでいたと思うが、12月になると自分に何か注意しなさいよ、と言われているんじゃないかと思われることが起きた。気を払いつつ生活していた

      • 研修日記 6月第5週〜7月第1週

        研修所ではナス・ミニトマトの他にお米・水稲の栽培も行います。 梅雨真っ只中の晴れている日に、以前玉ねぎとブロッコリーを育てていた圃場を耕して、周りに畔シートというシートを張って周囲から水が漏れるのを防ぎます。そして、写真の様に水を溜めて田んぼにします。 水が溜まると田んぼだなぁと感じます。これから“代掻き“という作業をします。トラクターで水と一緒に土を攪拌します。こうする事によって二つが混ざり合って細かい土と荒い土に分かれます。 荒い土はもちろん重いのですぐに沈みますが、細

        • 研修日記 6月第4週

          季節は夏至を過ぎ、これから夏も本格的になろうとしてくるこの頃もう秋・冬に収穫する野菜の準備が始まります。 今回は以前視察に行ったパセリの播種(種まき)を研修センターの希望者で見学・体験してきました。 パセリといっても2種類あると思います。葉が縮れているパセリと平たいイタリアンパセリ、ここで栽培しているのは縮れている普通のパセリの方です。 タネは見ての通りこんなに細かいです!嗅いでみるともちろんパセリの香りがします。このタネはパセリ部会の農家さんが自分で栽培したパセリを花を

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        • 日記
          2本
        • 研修日記2020
          13本

        記事

          研修日記 6月第3週

          研修が始まって2ヶ月、私は農業をやるためには知識や技術も大切だが、まず農地が大切だと思っていました。その土地に根を下ろしてやるという事が仕事・農業に対してやるしか無いという覚悟につながり、これからここで生きていくという自分の源になる。そして、実際に野菜を作る農地が見えることにより作付計画を立てやすくなり目標も立てやすいと考えています。 なので、予定している地区の農業委員さんと知り合いになり農地を探しています。 農業委員というのは市役所にある農業委員会から地区ごとに役割を委任

          研修日記 6月第3週

          研修日記 6月第2週

          本格的に梅雨入りしました。ここ最近は梅雨らしい雨というよりゲリラ豪雨の様な降り方をします。なので水捌けの良くない圃場だと排水できず一気に水がたまります。研修所もこのタイプの圃場です。 野菜栽培をするとなったらその圃場が土が硬いのか、排水がいいのか、水が近くあるのかと、などと色々と基準があるので場所を決めるとなったらこれらを考慮しないといけないのです。 ミニトマトの圃場もハウスなんですが、一気に雨が降ると浸水してくるので状態が悪くなります。 そして、この梅雨時期特有のジメジメ

          研修日記 6月第2週

          研修日記 5月第4週と6月第1週

          こちら愛媛・松山も季節は梅雨入りしました。以前住んでいた石川・輪島とは気候が全然違うのを肌で感じています。気温も30℃近くになる日もあります、なんと言っても蒸し暑いです。 そんな暑い日でも研修はありますが、今回は研修がない時のことを少し書きたいと思います。 ここ最近は研修だけでは物足りないというか、他の野菜も作ってみたい事もあって家で食べる用と称して、奥さんのお義父さんが以前使っていた畑を借りて家庭菜園をすることにしました! しかし、畑は上の写真を見て分かるように草ぼう

          研修日記 5月第4週と6月第1週

          研修日記 5月第4週

          気温もグングン上がってきて晴れの日は夏日の様な暑さになります。ミニトマトも収穫が始まりました!! まだ第1果房なので皮は少し硬いですが、酸味と甘味がちょうど良くおいしいと思います。 収穫する時は赤い熟したモノはもちろん、まだ赤くはないが赤みがかかっているオレンジ色のモノも収穫します。なぜなら市場出荷なので、出荷・市場・卸・仲卸・販売店とお客様の元に渡るまで時間がかかるからです。 収穫したら選果です。研修所には20年前の選果機を使っています、まだまだ現役です。 話は変わりま

          研修日記 5月第4週

          研修日記 5月第3週

          この研修日記を始める時に毎週書こうと思っていたんですけど、早速先週分を書くのを忘れてしまいました。 なかなか習慣づかなくて、、、、、、こういうことも慣れて普通にできるようになりたいですね。なので、まずは先週分から! この週は果樹研修所でフィンガーライムを定植するという話を聞いたので、お願いをして果樹研修に参加させてもらいました。 ちなみに此処、JAえひめ中央の研修センターでは野菜研修と果樹研修の2コースあって、それぞれ別の場所で研修しています。元々ここのJAは柑橘類を主に扱

          研修日記 5月第3週

          研修日記 5月第2週

          こんにちは GWも終わり暦の上ではもう夏です。真夏と呼べるくらい暑い日もあります。野菜たちも一気に大きくなり、これから農繁期に入るんだなと研修しながら肌で感じています。 今週はついにナス収穫です。愛媛では伊予ナスという名前で売り出していて、他にも松山長ナスという35cmくらいの長さになるナスもここ松山の地元野菜です。 研修所ではハウスで筑陽とPC筑陽の2品種のナスを栽培しています。この2品種は何が違うかと言うと、専門的な話ですが、ここではナスの花に成長ホルモン剤を散布して実

          研修日記 5月第2週

          研修日記 5月第1週

          もう4月も終わり5月、GWに入りました。研修も始めてもうすぐ1ヶ月になろうとしています。料理人として働いている時はGWは普通に仕事をしていたという事を最近よく思い返します。しかし、現在働いていたお店はコロナウイルスの影響でで営業自粛を強いられています。遠くから応援することはあまりできないですが、早く収束してくれる様自己管理とエチケットは必ず守ることで応援という形にできたらと思います 話が飛びましたが、いよいよ新玉ねぎ、早生品種のソニックの収穫です。この研修を始めてから知った

          研修日記 5月第1週

          研修日記 4月第4週

          少しずつトマト・ナスと成長してきて、ブロッコリー・蚕豆・枝豆・玉ねぎと収穫・播種など行う仕事が増えてきたと感じ始めています。 以前から収穫していたブロッコリーはもうすぐ終わりを迎えます。研修始めてから収穫・選別・荷造とやってきたのでブロッコリーはもう慣れたものです。基本市場出荷なので大きさ・形・状態など選別して専用の段ボールにサイズ毎に荷造り。サイズで詰める個数も違います、等級にも分けてと、、、、、 さすが市場出荷だと初めて行なった時思いました。もちろん出荷外も出てきます。こ

          研修日記 4月第4週

          研修日記 4月第3週

          今週の研修では松山市内でパセリを栽培している農家さんの所視察に行きました。今実際に栽培している農家さんは4名しか居なくて、しかもご高齢という話だった。 パセリ担当の指導員の話ではパセリは栽培自体は収穫しても他の野菜みたいに重量が重たい物ではなく、収穫は手で出来て簡単。収穫ロスはほぼ無く、ハウス管理が出来れば収穫は安定、冬場が最盛期なので栽培するものが少ない冬にはもってこいの作物である。 以上のことがあって高齢な方でも栽培しやすく、収益を上げる事ができる作物であると詳しく説明し

          研修日記 4月第3週

          研修日記 4月第2週

          あっという間に1週間が終わりました。研修一週目。ここでは学校みたいな感じ(皆一斉に一から教わる)では無く、研修所が年間通して行なっている作物の栽培に参加していくという形。始めは戸惑うが解らないところがあれば指導員が教えてくれるし、自分が育てているという考え方をすれば例え途中からでも作物を見る視点が変わってどんな単調な仕事でも積極的にできると思う。 ここで出来た作物は基本的には農協出荷・市場出荷なので、大きさ・形などを揃えないといけないので当然ながら防除・消毒と言った農薬を使

          研修日記 4月第2週

          研修前夜

          いよいよ明日から農業研修が始まります。期間は2年間。前職、料理をお休みしてから3ヶ月経ちました。あっと言う間にこの日です。これからはゼロからのスタート、しっかり学んで農業、野菜栽培で稼いでいく事を目標にやっていきます。 楽しみでしかないです。今、自分がやりたい事に向かっていきます。