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研修日記 5月第3週

この研修日記を始める時に毎週書こうと思っていたんですけど、早速先週分を書くのを忘れてしまいました。
なかなか習慣づかなくて、、、、、、こういうことも慣れて普通にできるようになりたいですね。なので、まずは先週分から!

この週は果樹研修所でフィンガーライムを定植するという話を聞いたので、お願いをして果樹研修に参加させてもらいました。
ちなみに此処、JAえひめ中央の研修センターでは野菜研修と果樹研修の2コースあって、それぞれ別の場所で研修しています。元々ここのJAは柑橘類を主に扱っている所なので果樹研修は研修所が5カ所もあり、品種も愛媛県が力を入れている柑橘を栽培しています。
ですから、こういう珍しい作物も研修したりします。野菜の方とは研修のチカラの入れ方が違うと感じる事もありますが・・・・・・
野菜でも珍しい品種などやって欲しいですね。

話が少しそれましたがこのフィンガーライム、私がフランスで料理人として働いている時実際に使った事あってすごく身近に感じたので、この話を聞いた時すぐにみたいと思いました。
フィンガーライムというのは別名キャビアライムとも呼ばれ、房を割るとその名の通りキャビアみたいな粒々が出てきてその粒を食します。ライムということだけあり酸っぱいです。主にレストラン、その粒状をいかしてカクテルなど出すバーなどで使われる事が多いと思います。

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苗は1本5000円くらい。写真の様なポットを用いた栽培方法です。100Lという大きさのポットに培養土を入れ定植。灌水をしっかり行い活着させます。
このフィンガーライムですが剪定が難しく、一般的な剪定だと元気な緑色の枝を剪定しますが、同じ事をすると接木部分まで枯れ込むそうです。剪定は必ず枝先の枯れている所のみ。なので1年目はほぼ何もせずに大きくして2年目から徐々に行うそうです。

あとこのフィンガーライムはハウスを使った施設栽培で、ここの研修所では0.3aくらいの大きさで700万のハウスを建てました。もちろんハウスだけではここまでかかりません。ハウスに加温装置と灌水装置、そしてIoTを使った管理システムも設置します。スマホで灌水や液肥、温度管理、ハウスの開閉もできるシステムです。
こういう力の入れ方を野菜研修にもして欲しい、、、、。

フィンガーライムは今回グリーンとピンクの品種を定植しました。
ピンクはたくさん収穫できる品種
グリーンはピンクより味、食感が良いが量はあまり取れない品種です。
1株で10年は収穫でき、市場価格で1万/kgで取引されているそうです。現在は高知、和歌山、愛媛の南予で栽培されています。

今回の研修で自分の計画でこの作物も可能性があるなと感じる事ができました。これ1本でやるのではなく組み合わせてやる事で色んな方向に売り出せる力になると思います。
前向きに考えて、是非私の知っているお店に使ってもらえたらこんなに嬉しい事はないです。


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