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「え?全然かみあってないけど大丈夫?」と思ったマダムたちの会話 #note大学新入生

こんにちは。
ビジネスメンタルコーチの田代裕貴です。

ビジネスを進めていく起業家さまや、現在進行形の方たちが望む未来をかなえていくためのメンタルのサポートをしております。


コロナ時代に突入したばかりの頃(多分2月ぐらいだったと思います)、カフェで過ごしていたら、となりに女性二人が座り話し始めました。
その内容がこれ。

女性A:そういえば、お宅の娘さん、あれからどうなった?
女性B:ああ、結局離婚して、今度、うちに戻ってくるのよ。
女性A:それは良かった。色々大変だったもんね。
女性B:ええ、ほんと大変だったみたい。でもこれからが心配でね・・・。
女性A:ああ、落ち着いて良かった。で、いつから仕事始めるの?

私の心の声:「ん?仕事?離婚して、戻ってきて仕事を始めるという前提なのね」

女性B:あ、それはうまくいかなくて結局まだ決まっていないのよ。
女性A:そっかぁ。今は就職活動大変だもんね。
女性B:そうなのよ。もうそれはそれで息子も何社もがんばって受けているんだけど、なかなか決まらなくて「今日もダメだった」って言っているのよね。

私の心の声:「娘の話じゃなかったの??いつのまに息子?_」

女性A:そっかぁ・・。今は大変みたいよね。
女性B:そうよ。お宅はどう?就職活動。
女性A:それがなかなか。結局、不登校で、あと1年は高校に通うのになんだか引きこもりがちで心配なのよね・・・。
女性B:そう。息子さん、もう大学をあと1年で卒業か・・・。早いわね。
女性A:そうなのよ。このまま高校を卒業できなかったらと思うと不安で・・・。

私の心の声:「えー?!?高校生の息子が不登校って話ではなかったの?」

女性B:そうよね。今はほんと大変よね。
女性A:ええ。厳しい世の中になったわよね。
女性B:で、娘さん、お子さんは何歳なんだっけ?
女性A:あ、それはまだいないから。
女性B:そうなんだ。まだ小さいのね。

私の心の声:「えー!?」

とハラハラしていたのですが、「大変」「厳しい世の中」の共通キーワードで会話がつづき、まったくかみ合っていないまま会話が進みます。
結論はどうなるのかと思ったら、お二人とも立ち上がって

女性A:今日はこうやって会えて良かったわ。
女性B:ほんとね。お互いにコロナに気をつけましょうね。
女性A:そうね。インフルエンザはやっているし感染しないようにしましょうね。今日はありがとう!
女性B:ええ、ありがとう!

唖然としてお二人を見ていましたが、気がつかないまま荷物を持ってそのままお帰りになりました。

お二人の会話がぜんぜんかみ合っていないのはお気づきだと思いますが、それぞれがとてもスッキリできたようです。

人は話をすることで初めて自分のことが分かる


人は誰かに話をする、つまり「言語化」して初めて自分の気持ちや思考が分かると言われています。
お二人はまったく会話がかみ合っていませんでしたが、きっとご自身のお気持ちや考えには気づかれたことでしょう。

言葉にする方法は、「話す」「書く」があり、どちらも使う脳が違うとも言われています。

話したことを書いてみると、違うことが出てくることはありませんか?
さらに書いたことを発表しようと声に出していくと違うことが頭に浮かびませんか?

両方の表現の方法を使わないと本当に自分が考えていることは出てきません。
話すだけでもダメですし、書くだけでもダメ。
だからぜひ普段から書いて読むをやってみてくださいね。

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