見出し画像

人は1つの側面からだけじゃ分からない。

昨日は少し時間ができたので、映画を観てきた。

観たのは

ルックバック。

話題になってますよね。

結論、観に行ってよかった。

ほとんど前知識を入れずに観にいきました。

号泣でした。

去年、スラムダンクの映画を観た時に、これを超える映画はもうなかなか出てこないと勝手ながら思っていましたが、ルックバックはスラムダンクと同じくらいによかった。


今日はルックバックについて書こうとも思いましたが、すでにたくさんの方が感想を書いています。

書くことでネタバレになってしまうのもアレなので、自分はちょっと違う視点から書けたらと思います。

さっき前知識を入れずに観にいったと書きましたが、唯一知っていたことがあります。

それは、チェンソーマンと同じ作者の人が作った作品だと言うこと。

自分はこれだけは知っていたんです。

なので、ルックバックを見終わった後に感じたのは、

え?これ本当にあのチェンソーマン書いた人が書いたんだ。。。

と言う驚きでした。


チェンソーマンはものすごくざっくり説明すると、いわゆる少年漫画のバトルもの。ゾンビのような悪魔が出てきて切り刻んだり刻まれたりしてぎゃーーーーー!となる物語。いやほんとざっくりでごめんなさい。少年ジャンプに掲載されてた時は、血がブシャー!グロテスク!やばい漫画が載ってるなぁと言う印象だけでした。

ですが、徐々に物語やキャラクターに引き込まれ、ひとまず1部?は全部読みました。でも読み終えた後も完全には理解できなくて、謎の漫画だったなと言う印象で自分の中では終わっていました。

その後のアニメ化も全部は見ましたが、それほど自分の中ではハマらずだったんですよね。

そんな自分に取ってのチェンソーマン思い出があった後に、ルックバックで号泣させられたので、そのギャップにやられてしまいました。

作者の藤本タツキさん。

いろんな人たちがすごいすごいと言う理由が、ルックバックを見て、少し分かったような気がしました。


今回自分が思ったのは、人ってやっぱり一つの側面だけじゃわからないよな。ということ。

一つの印象で全部イメージするのはやめようと思った。

人は意識して多面的に見ないとなと思った。

まぁいつものごとく、当たり前のことなんですけどね。

でもこの当たり前が一番難しい。

どうしても最初のイメージでずーっと見てしまいがち。

なので、今自分はもう一度チェンソーマンを見直しています。

そして、これでいいと思っています。

人を多面的にみようと思いながら人と関わることは大事だと思います。

ですが、多面的にみようとしたからといって、その人の様々な面が分かるとは限らないからです。

予測しかできないからです。

なので、今まで知らなかった側面をチラッと出した時にそれをキャッチできるかどうかにかかっている気がします。

その人の新しい一面をキャッチできたら見方を変えられます。

なので、自分に取って興味がなかったりマイナスの影響を与える人であっても。

距離をとりつつ、時間を起きつつ、遠くから見ることをやめなければ、何か違う一面も分かるかもしれないし、それがきっかけでその人の見方が変わるかもしれないよなぁと思ったのでした。


いつものようにごちゃごちゃと考えてしまいましたが、ルックバックはとにかくいろんな方を感動させてくれる作品だと思いますので、公開が終わる前にぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

いやぁ良かった。

もう少し子供達が大きくなったら、子供達にも見せたい。

この記事が参加している募集