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人類の在り方が大きな転換期を迎えている…

次の記事を読み改めて考えさせられた。
自然も資本である 「成長」で食い潰さぬ知恵を: 日本経済新聞

人類はその未熟さゆえ、自らが暮らす地球を永らく無限のものと勘違いしてきた。

人類史上初めて、そのことに気付きはじめている。そういうことかもしれない。

地球は、有限である。
無限の資源の宝庫ではないし、
無限の廃棄物のゴミ箱でもない。

もしそうだとすると、民主主義も資本主義も人類の思い上がりだということになる。

ウェルビーイングの定義として「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」というものがよく使われる。
これも人類の自己実現にとどまった定義かもしれない。
身体、精神、社会。いずれも人のことしか視野に入っていないからである。(「社会」の中に自然環境が含まれるとするなら別だが、一般的には含まないだろう。)

人類レベルでの自己超越(自利利他)の視座に立つなら、ウェルビーイングの定義には「地球的に」又は「自然環境的に」若しくは「自然的に」の要件を加える必要があるかもしれない。

人は決して地球又は自然に対して独立して優位な存在なのではない。
人は動植物も含めた自然と対等なステークホルダーであり共生関係にあるという自覚を持つ必要があるということかもしれない。

人類のこれからのよりよき生き方…
ウェルビーイングの在り方が問われている。
そのような転換期を迎えている。

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