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息を切らして駆け抜けた道を振り返らない日まで

休職174日目。

*今回は少し長めです。


今朝は2時ごろ起きてしまったのでリビングでぐだぐだ。気付いたらソファで寝ていました。
6時過ぎに目覚め、ゴミ出しへ。いつも捨てに行く時間より少しだけ遅めでした。

すると向かいの道路から走ってバス停へ向かう男性(多分40代後半くらい)がいました。

そうか。もうすぐ始発の時間か。
自分も休職前まではこのバスで会社行ってたなぁ。と思い返していました。


…そのバスに私が乗っていた時からその男性は毎日見かけていました。
いつもパンパンに詰まった青いadidasのリュックを背負い大きめの手提げ袋を持ってほぼ毎日走ってバス停に来る男性。その人を見てなんか懐かしさと同時に少し焦燥感や疑問を感じてしまいました。

その当時、私もバスの時間に遅れるのが嫌で小走りでバス停まで行く事がたまにありました。バス停までは歩いて5分。走れば3分でつきます。
走りながらも間に合わなかったら自転車で行けばいいかなんて考えていた訳ですが、でもそしたらこの走った分が無駄になるからやっぱ間に合うように走ろう、なんて葛藤しながら走っていた訳ですが。。
その男性はいつも全力ダッシュ。何度か間に合わなかった事もあって、その時は次のバス停まで全力ダッシュ。(距離も200mくらいしか離れていないためか)
ハーハー息を切らしながらバスに乗ってましたね。。

ちなみにバスを降りた後もその男性は走ります。エスカレーターもバンバン走って登っていきます。(今年10月から条例でエスカレーターを走るのは禁止になったのでどうしているんだろうか)まるで何かに取り憑かれたように。。

先程も言いましたがその男性を久しぶりに見かけて思う事は幾つかありました。ただ1番に思った疑問はこれです。


そこまでして(なぜいつも息を切らしてまで)会社へ行かなければいけないのか



別に遅刻してもいいじゃないとか言っているわけではありませんよ…。
社会人として時間を守るのはルールですし、他に迷惑はかけてはいけません。それは当然かと。だから私も時には走ってバスや乗り換えの電車に乗っていた訳です。
その男性もいつも疲れ果てた顔をしていたのでおそらく好きで走っているわけではなさそうですし、ならもっと早く起きて準備したりすればいいのになぁとかも思いますが、それはそれとして何か事情があるのかもしれません。
それは勘案せずに……本当にハァハァ言いながらバスに乗る苦労をしてまでもその会社に勤めなければならないのか。そこに疑問を抱きました。


少し話が逸れますが、、、

Mr.Childrenの終わりなき旅、この曲の歌詞が高校の頃からずっと好きで仕事やプライベートで何かあった時にはこの曲を聴いて、大声で歌ってモチベーションを維持していた自分でした。本当にいい曲です。

終わりなき旅
歌:Mr.Children
作詞作曲:桜井和寿

息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来だけを見据えながら 放つ願い
カンナみたいにね 命を削ってさ
情熱を灯しては
また光と影を連れて 進むんだ

大きな声で 声をからして
愛されたいと歌っているんだよ
「ガキじゃあるまいし」自分に言い聞かすけど
また答え探してしまう

閉ざされたドアの向こうに
新しい何かが待っていて
きっと きっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ
でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅

誰と話しても 誰かと過ごしても
寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる

憂鬱な恋に 胸が痛んで
愛されたいと泣いていたんだろう
心配ないぜ 時は無情な程に
全てを洗い流してくれる

難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が
登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ

息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて

閉ざされたドアの向こうに
新しい何かが待っていて
きっと きっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ
でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して

胸に抱え込んだ迷いが
プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ
さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅

歌詞検索J-Lyric.netより

今の現状に葛藤しながらも、がむしゃらに確実に一歩ずつ目標に向かって前進していく。いい事も悪い事もあるけど、それを糧にして少しでも前へ上へ歩んでいく。そんな多くの人の背中を押すことのできる曲の一つですね。
自分もこの曲で何度背中を押されたことか…


それでも…今は少し重たいんです。

いつも走ってバス停に向かうあの男性にこの曲を聴かせたら、もしかしたら仕事への意欲が増して今以上に走れるのかもしれません。仕事での目標や家庭での役割なんかもあるかもしれない。そうすれば尚更。

でもそれは本当にこんなに朝早くから毎日走ってバスに乗ってまですることなのか。もうそんなに走らなくていいんじゃないかな。とも思ってしまいましたね。

やっぱ我慢にもキャパがあります。無理を続けて無茶をして身体はどんどん限界に近づいていきますし、仕事へのモチベーションだって急にピンピンに張り詰めていた糸が切れるように尽きてしまうかもしれません。

でも生活していく以上、何もしない訳にはいきません。必要なのはやはりお金。それをどう稼ぐのか、それは考えなければいけない。そうはわかっているのですが。


もうしばらくしたら前も上も向けるようになるかもしれませんし、そうではなくても後ろや横や周りを振り返る必要なんてない程没頭できることがあるかもしれません。


"終わりなき旅"が背中を押してくれる様になるまで。

それまでは休みます。すいません。



なんかいい感じに書きたかったですが、結局まだ休む話でしたね。
オチもなく長くなってしまいましたが。。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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