Sekainoowari セカオワ歌詞考察~Error~
今回は、~Error~の歌詞考察をしていきたいと思います。テーマは「平和」🕊。また、戦場にいるロボットと人間の恋模様も同時に描かれています。
“僕は 戦うために つくられた
軍事用ロボット として 生まれた”
“1人で戦う美しい君の横を
見た時 僕の中でエラーが生まれたんだ”
“エラー音がうるさいから
君を殺しちゃおうと思って銃を向けた”
戦争が存在している世界線が怖いですね、。。”君”という人間との出会いによって、エラーが起こった。印象に残っている歌詞が「エラー音がうるさいから君を殺しちゃおうと思って銃を向けた」という部分。
銃を向ける事も撃つ事も簡単なのに、なぜ君を殺してしまわなかったのか。それは、ロボットは君との生活を送りたい、君の家族になりたいと思ったから。
“喜ばせようと思ったのにそんなに花はいらないと言われた日もあった
寝顔が怖いと笑われた日もあった
貴方の作る料理は錆みたいな味がして最高ねと褒められる日もあった
なんで君が泣いているのか 分からない日もあった”
戦う事しかプログラミングされていないロボットは、人間の気持ちなんか分かるはずがない。けれど、恋が芽生えてしまう。普通の生活の中で、2人はお互いを知っていきます。私が一番好きな歌詞は「なんで君が泣いているのか分からない日もあった」です。人を殺す事に、何の抵抗も感じなかった軍事用ロボットが、君の泣いている理由を知りたがっている。人間の気持ちを汲み取ろうとしている事な感動しました。
“でもそうやって僕は少しづつ弱くなっていったんだ”
ここには、すごく共感できた自分がいました。大切な人との出会いや生活の中で、自分がこの人達が居なくなったらどうなるんだろう、と考えた時に寂しくなって1人涙した日もあります。
それほど、2人の関係も良くなっていったのです
誰かを愛しちゃいけないぞ。守るもの
があると自分が弱くなるからな
強い男になるんだぞ”
“「そんなの本当の強さじゃないわ
もちろん守る誰かがいるのは時に貴方を
弱くするでしょう
でも弱さを知るという事は強いという事なの。」
私自身まだ誰かを深く愛する経験がないのか、まだ19年間しか生きてないですけど、守るものがあると自分が弱くなることにはあまり共感できませんでした。
“夜空に容赦なく降る銃弾
弾が当たったことなんてなかったのに
腕の中にいる君を見て分かったんだ
僕は君の家族になりたかったんだ”
“僕は戦うために つくられた
軍事用ロボットとして生まれた
沢山の人を傷つけて、勝つたびに褒められた”
最初の歌詞の台詞に戻っているということは、「ロボットが初期化されてしまった」といつことがわかります。ロボットは人間に恋することが許されなかったのです。虚しさが残りますよね。。
戦場が舞台になっている事で人々が望む「平和」がテーマになっている曲かな?と思いました。
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