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生きてきた傷隠すよう蝉しぐれ

鏡には昨日のわたしキリギリス

調律師靴を揃えて夏座敷

詩の国の韻が止まない終戦日

産土の神の傍ら花菖蒲

私には家族の匂い盆の月

生きてきた傷隠すよう蝉しぐれ

           句 佐藤詠子

いつまで酷暑なんでしょう。
いえ、暑さに甘んじている間に
お盆が近くなってしまいました~。
息子たち帰省するなかな。
20代後半独身、遊びたい盛りじゃないのかな。
いや、当たり前のように
帰ってきてくれるはず(◎_◎;)
うれしいけど
台所に立つ時間が増えるのかと思うと
やれやれな気持ちもありますね。
しょうがない、それが私の使命だから(^▽^;)

 私には家族の匂い盆の月

…この句は少し前に詠んだ句です。
ホントに私から家族の匂いしたら嫌です(◎_◎;)
でも、それぞれの愚痴を聞いてるつもりだから
私の中にはなんか家族一人一人の感情が沁みちゃってるかもなーって。
おごり高ぶった気持ちで詠んだのだと思います(^▽^;)
ふー(、俳句も人としてもまだまだ前進したいですな~

ここまで読んで下さりありがとうございました(^-^)

佐藤詠子

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