私の俳句帖 〜佐藤詠子〜

俳誌「海原(旧 海程)」同人です。故金子兜太先生の「俳諧自由」で育ちました!(^^)!…

私の俳句帖 〜佐藤詠子〜

俳誌「海原(旧 海程)」同人です。故金子兜太先生の「俳諧自由」で育ちました!(^^)!私らしく俳句を中心にひとり言を書かせてもらいます。(主婦の日常あれこれは、https://note.com/tokimeki_days のnoteで書いてます)

最近の記事

ふきのとう

ずーっとお会いしてない 俳句の先輩に先日ハガキを出しました。 んーと、67才くらいかな。 女性です。 若い頃は感性の研ぎ澄まされた俳句を ばんばん詠まれ 知る人ぞ知る方でしたが、 家庭の事情やご自身の体調で 活動しなくなってしまったのです。 「もしよかったら  月一でやってる俳句会に  参加しませんか」と書きました。 他のメンバーの方に 「詠子さんから誘ってみて」と言われ ちょっと気乗りはしなかったけど さりげな~く投函(⌒-⌒; ) 一週間してメールで返事がきました。

    • 共感

      図書館司書の資格ゲットのため、 近畿大学の通信教育で 勉強中です📚 先週、図書館インタビューに 行ってきました! 図書館の方にお話を聞いたり、 疑問に思ってることをたずねたり… 「図書館概論」のレポートの作成のためとはいえ どきどきでアポとり ワクワクで行ってきました!(^^)! 50代後半のオバサンがよくやるなーと 自分を時々励ましてます。 墨田区の緑図書館で1時間お話をしたのですが 今まで机上でしか知らなかったことが 見えてきたり、 素人の私でも勉強してきたからこそ

      • ちょっと自惚れ俳句(^^)

        白鳥来ふるさと守る旗のよう             by佐藤詠子 白鳥来は「はくちょうく」と読みます。 よくわかりませんが 俳句じゃそう読むことが多いみたいです(^O^) んーと、 これは所属している「青山俳句工場05」の2024年2月号に 出句した作品です 結構、皆さんから好評をいただいたので 「うふ、そっか…いいんだね(#^.^#)」と 単純だから喜んでしまいました 選んでくださった皆さんからの一言ずつ鑑賞が書かれるのですが その中でも特に嬉しかったコメントは 「

        • 三寒四温という言葉は好きですが、なんか今日はいきなり寒いですね💦全国的にかな? 出かけたくないので、 今日は久々パソコンの中を、整理しました٩(^‿^)۶ ちょっとすっきり🎵

          俳句よりワクワクすること

          日帰りで東京に行ってきました!(^^)! 春一番が吹きまくってましたが 俳句は全然浮かびませ~ん 東京ビッグサイトに初めていってきました ゆりかもめに乗りました 途中豊洲市場を通って 東京ビッグサイト ずっと行ってみたかったのです よくテレビに出るし コミケとかフェスとかもでも聞くし(^O^) 夫がたまたま仕事で行くというので ついていきました('◇') 前の日、ダッシュでユニクロのスーツを買い、 主婦はキャリアウーマンに変身?(≧▽≦) なんちゃって 展示会ってのも

          俳句よりワクワクすること

           日常が落葉の層に埋もれてく 詠子

               霜月の曲がり角にて一考す   枯蟷螂己の影にしがみつき    秋夕焼け昨日と同じ笑いじわ   詠子俳句 結構な年なのですが 資格を取るため大学の通信教育に10月から入りました。 とはいえ、その資格を得たからといって 実際働くかどうかは別ですが。 とりあえず、 人生百年時代らしいので 何かのために資格を取った方が よいのかなーと。 それにボケ防止になるし。 いや、 大学時代バブル期で遊んでばかりいたので その分今、学んでみようかってぐらいです。 通信教育とはい

           日常が落葉の層に埋もれてく 詠子

          母という字は斜の構え栗を煮る

            しばらくは否定されたくない仲秋   すがれ虫朝の鏡の愚直さよ   一人居の秋は漢字が欲しくなる   輪廻とは欲の残りし秋の蜂   母という字は斜の構え栗を煮る 月末というと世の中の人は忙しいと思います。 でも、今の私は月末が結構ゆるくいられます(#^^#) 子育て中は学校のスケジュールや部活、習い事の送り迎えでバタバタで一ケ月に変化なんて感じる暇ありませんでしたが。 所属している俳誌の投句しめきりが、 8日、15日、25日のものが多く、 ポストに投函やメールで

          母という字は斜の構え栗を煮る

          新しい靴にて月を呼びに行く

            残暑とは蛇口をきつく閉める音   言い訳が素直すぎます百日紅   裏付けのある幸せかキリギリス   しなやかな承認欲求すすきの穂   新しい靴にて月を呼びに行く やっと夏が終わったと感じます。 もう秋分の日か~。 長かったですね。 先週、東京横浜に旅行に行ってきました。 息子二人が東京にいるので、いっぱい喋るのが目的でした。 でもまあ暑いこと暑いこと。 何にも話したくない感あり…の四人(;'∀') えっと、 私の所属している俳誌「海原」では zoomでオンラ

          新しい靴にて月を呼びに行く

          ねこじゃらし信号待ちでふと郷愁

          採点の手を止め祈る終戦日 動線は蝶のようです誕生日 抑揚のありて人間萩の花 きりぎりす役目は何か知っている ねこじゃらし信号待ちでふと郷愁            句 佐藤詠子 昨日の宮城は大雨でした。 住んでいるところが避難地域になったので びっくりしました(^▽^;) いつ何があるかわかりませんね。 気をつけなきゃ。 先週9月1日が誕生日だったのですが いつもなら秋らしくなっているのに 今年はまだ暑いですね。 9月1日は暦の上では二百十日。 台風の日です。 私

          ねこじゃらし信号待ちでふと郷愁

          生きてきた傷隠すよう蝉しぐれ

          鏡には昨日のわたしキリギリス 調律師靴を揃えて夏座敷 詩の国の韻が止まない終戦日 産土の神の傍ら花菖蒲 私には家族の匂い盆の月 生きてきた傷隠すよう蝉しぐれ            句 佐藤詠子 いつまで酷暑なんでしょう。 いえ、暑さに甘んじている間に お盆が近くなってしまいました~。 息子たち帰省するなかな。 20代後半独身、遊びたい盛りじゃないのかな。 いや、当たり前のように 帰ってきてくれるはず(◎_◎;) うれしいけど 台所に立つ時間が増えるのかと思うと

          生きてきた傷隠すよう蝉しぐれ

          青鬼灯わたしの中に棲む返事 by 佐藤詠子

          佐藤詠子です!(^^)! 酷暑…炎暑…猛暑… どれが当てはまる今日なんでしょう… 俳句をメモらせてもらいますm(__)m 水くらげ君の寝息に合わす癖 自暴自棄こんな夜更けに紋白蝶 可燃ゴミいざよう心捨てて朱夏 青鬼灯わたしの中に棲む返事 夕顔や一通のため靴を出す 最後の夕顔やの句は 主婦や在宅ワークの方なら 頷いていただけるかも…(^▽^;) デジタル社会ですが やはり郵便で出したいお便りは ありますよね。 まだ暑さの消えない夕方、 明日にしちゃいたい投函 で

          青鬼灯わたしの中に棲む返事 by 佐藤詠子

          机上論たかが一つのはたた神 by佐藤詠子

          諦めを声に出せたら不如帰 きりぎりす笑わすことが長女なり 雷や翼を閉じて米を炊く 菜切包丁パズルのごとき夏厨 机上論たかが一つのはたた神 佐藤詠子です(^^) 自己中な俳句をまた 載せてさせて頂きます。 7月の下旬というと 今までの人生の中で一番暑かったのは やはり息子の野球部の応援や 親の会で忙しかった頃を思います。 なんで、あんな炎天でわたしのような お日さま苦手タイプが 子どもたちの世話したり ベンチでスコア書いたりしていたのか…(◎_◎;) 未だにちょっ

          机上論たかが一つのはたた神 by佐藤詠子

          炎天や脱ぎ散らかしたまま死ねぬ by佐藤詠子

          暑いという言葉しか出てこないですね。 動きが鈍くなるのは、年齢のせいでしょうか(^▽^;) 息子の野球部の親の会の時は どんなに炎天でも応援や手伝いに行ってたのになあ。 まだまだ甘いことは言ってられないですね。 炎暑をうまく回避して頑張りましょうヽ(^o^)丿 このnoteは自分のメモ帳、いや練習帳?みたいな つもりで気楽に書いちゃってます(;'∀') 時々、そんなんでいいのかな~?って思ってしまいますが、 めんどくさがり屋の自分に 書くという緊張感を与えたいのかもしれませ

          炎天や脱ぎ散らかしたまま死ねぬ by佐藤詠子

          下剋上空にもあるか日雷  by佐藤詠子 

          日雷って不思議です。 普通に街を歩いている時に ゴロゴロと…変な音。 空の世界にもいろんな事情があるのかなって お気楽に考えちゃいます。 地上も空も盛夏なんですねー。 駄句五句です(^^ゞ 戻り梅雨壊れかけてる蝶番 うつ伏せの世相に滲む夏夕焼 素足にて開く句集と心かな 炎天や人恋しさも垂れてゆく 下剋上空にもあるか日雷           by 佐藤詠子

          下剋上空にもあるか日雷  by佐藤詠子 

          心というタイトルで文章を書くほど 私には包容力も繊細さもないのですが(;'∀') 心というテーマで詠んだ句を 綴らせてもらいます。 (去年の今頃の句です) 文月なり言葉が漂着してくるか クッションの凹みのような帰省の子 素足にて開く句集と心かな 干満が心にありて夏帽子 青嵐こころが養殖されるよう          by 佐藤詠子 次男が幼稚園に入った頃から 俳句を始めたました。 3才だった子が今は25才です(^▽^;) うわ~人生はやっ。 時間的には長く俳句と向

          髪梳かす夏の隙間を正すよう by佐藤詠子 

          五月の雨は、どこかやわらかいですよね。 不動産サイトを見るのが 最近家事の合間の楽しみです。 特に東京や横浜を航空写真で詳しく見れるので 「へー上からみるとこんな街づくりなんだ」ーと 「住んだら楽しいかも」と想像したり。 いつか、叶うといいなあ(^O^) 駄句五句です 小満や石にも迷いある時候 髪梳かす夏の隙間を正すよう 故郷は入道雲の形して 夕月の仄か輪郭ほたる籠 淋しさも飽和してゆく緑雨かな     by 佐藤詠子

          髪梳かす夏の隙間を正すよう by佐藤詠子