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中小企業診断士試験 年間600時間のスキマ時間で勉強した件

社会人になって資格取得を目指すとき、どうしても足りなくなるのが「時間」ですよね。
特に、中小企業診断士試験では、約1000時間の勉強が必要になります。まとまった時間が取れそうだから今日は勉強する、では通用しません。

私自身、時間がなくて、どうしようどうしよう・・・と毎日そわそわして不安な気持ちになったことを思い出します。そんな時に活用したいのが「スキマ時間」です。

今回は、私が診断士受験生時代に活用していた、日常に潜むスキマ時間をご紹介します。
計算したら1年で600時間ほどありました。診断士試験に必要な勉強時間の半分以上をスキマ時間から捻出できたということです!

あなたの生活にも同じようなスキマ時間が見つかるかもしれません。
※仕事や働く地域、家族構成によってスキマ時間のあり方が異なると思いますので、その辺はご承知おきください。

  • 中小企業診断士試験で効率的に勉強したいと考える方

  • 勉強する時間がなく、資格取得に挑戦する踏ん切りがつかない方

  • 中小企業診断士試験に限らず、日常のスキマ時間を勉強に活用したい方

のご参考になれば幸いです。


スキマ時間とは

まずは「スキマ時間」を定義しましょう。この記事ではスキマ時間を以下のように定義します。

スキマ時間とは、日常でやるべき事や、やらないといけない事の間(スキマ)にある5分以上の時間であり、自由に使うことができる時間、とします。

さあ、どうでしょう。
皆さんの日常にスキマ時間はありますか。

私が活用したスキマ時間

私が診断士受験生時代に活用したスキマ時間を、レベル別にご紹介します。レベル100がMAXです。

・通勤時間

スキマ時間の代表格が毎日の通勤時間です。電車で通勤している方は、通勤時間は勉強の時間にしましょう。
私は毎日電車で1時間かけて通勤しておりましたので、往復で約2時間の勉強時間を確保することができました。

一次試験対策のときは、問題集をやっていました。(2時間あれば2科目分こなせます)

二次試験対策のときは、携帯の単語帳アプリやノートアプリを使って短時間でできるアウトプットの練習をやっていました。

ちなみに、携帯アプリで単語帳Fを、携帯とパソコンでMicrosoftのOneNoteを利用(携帯と自宅PCと会社PCでデータを同期)していました。

・会社の休憩時間

勉強するのに勇気が必要なのが、会社の休憩時間です。早めに昼食を食べて勉強時間を確保しましょう。
私はご飯をさっさと食べて45分前後は勉強時間を確保していました。診断士の勉強を始める前はたいだい昼寝していましたが・・・

「あいつ毎日勉強して、転職したいのかな」という視線を向けらていたような…気がします。が、気にしてはいけません!いまの会社は生き方の選択肢の一つでしかないのですから!

一次試験対策のときは参考書でインプットをやっていました。
※通勤時間にアウトプットをしているので、お昼休みはインプット

二次試験対策のときは、事例Ⅳの問題をひたすら解いていました。
40分前後あれば2問解けます。

会社にはデスクや電卓があるので、これを活用しない手はありません。事例Ⅳは良くも悪くもキーになる科目と思っていたので、なるべく毎日解くことを意識していました。

・トイレなどの短い休憩時間

トイレなどの短い休憩時間も、かき集めると馬鹿にならない時間になります。1~2時間ごとの短い休憩は、日中に何度も取りますよね。仮に、8時間の労働中に6回、各5分の休憩を取ると、合計で30分の時間が生まれます。

私は休憩時間に10分を設け、最初の数分はリラックスし、その後は携帯の単語帳アプリを使ってアウトプットの練習をしていました。

・一人で歩いている時間

上記以外で自由に使える時間というと…、一人で歩ている時間ですね。歩きスマホはあぶないので耳だけで勉強しましょう。
私は、歩いている時間は「聞き流し」で勉強していました。YouTubeで二次試験対策についての動画、単語の聞き流し系の動画などを、音だけで聞いていました。


ここまで、スキマ時間を利用するということをご紹介してきましたが、正直、スキマ時間をすべて勉強に回していると身が持ちませんので、適度にリラックスする時間を設けてくださいね。

私は帰りの通勤電車でよく力尽き、Amazonプライムでアニメを見ていました。あと、お酒が大好きなので、夕食時に毎日お酒を飲んでリラックスしていました。おかげでお酒を飲んだ日でも勉強できる特異な体になりました。

スキマ時間を作る

勉強には、プライベートの何かを犠牲にする覚悟が必要です。スキマ時間がない場合は、作ってみるのはどうでしょうか。

・タバコを止めてみる

私は試験勉強を始めたと同時に、タバコをキッパリ止めました。理由は2つあります。一つ目は、タバコスペースに行くと会社の人と雑談が発生し勉強できないこと。二つ目は、タバコを吸いたいという欲求が集中力を削ぐことでした。(タバコはやめましたが、会社の飲み会の席ではたまにもらいタバコします。ただし、中毒性が発生しない程度です。)

タバコは止めれましたが、お酒は止めれませんでした。
人それぞれ自分にあった「何かを削る、止める」を見つけるのが良いと思います。

・スマホゲームを止めてみる

長年にわたり数十万円を課金していたスマホゲームを断腸の思いでアンインストールしました。勉強に集中するためには、妨げになる要素はすべて取り除く必要があると考えたからです。

よくよく考えると、通勤時間や会社の休憩時間のほとんどをスマホゲームに費やしていた時期がありました。今思い返すと非常にもったいないことをしたと感じます。

もちろんゲームを否定するわけではありません。私は昔からゲームが大好きですし、老後はゲームだけして暮らしたいなと思っていたりもします。
しかし、今、「ゲーム」と「自分のための投資」のどちらに時間を割くかといったら、自分のための投資だったという話です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皆さんの日常でもスキマ時間が見つかりそうでしょうか。中小企業診断士試験は、覚えればできる一次試験、覚えたことを基に論理的に考えてアウトプットする二次試験、そして経営上の数値の計算やその解釈を問われる事例Ⅳと様々な試験と科目があります。

自身のスキマ時間とその場所にあった道具(携帯アプリ、電卓、ノートなど)を使って効率良くインプットとアウトプットを行うことが大切です。

合格までは長い道のりですので、自分をいたわりながらもシビアに勉強に向き合うことが必要です。時間が足りないと感じている方は、今一度、時間の使い方を見直してみると以外なスキマ時間が見つかるかもしれませんよ!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
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