【問題の原因を履き違える人】韓国ドラマ「うまれかわってもよろしく」の視聴を終えて
前世の記憶を持ち続けながら、19回目の人生を送る女性と運命の男性とのお話…である。
これまた使い回されたようなストーリーではある。
内容的にもあるあるの展開で、
ちょっとした謎(なんで前世の記憶を持ってるの?)もあるけど解決したところで「えっ?!それ自分が悪いやん!」みたいな感じになる。
だけど見どころがないわけではない。
ヒロインが運命の相手を全力で追いかける姿が
滅茶苦茶カワイイ
ただひたすらにかわいい
それだけで癒やされる〜
………感想はそれしかない。
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ここからは
ちょっとネタバレになるけど
前世の記憶が残るのは
自分がかけた呪いだったのだが
その人を呪った理由が理解しがたい。
そもそもお前が判断間違ったからじゃん
とか
元はと言えばお前が悪いよね
とか
もやもやしてその後エンディングまで
頭に入ってこなかった。
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さて、
今回書きたいことは
「問題の原因を履違える」
と言うこと事件が多発していると言うこと。
(え、今から本題?)
その原因としては
2つあるように思う。
•問題の本質が見えていない
•人のせいにしたい
だ。
例えば本質が見えていないパターンで言うと
脱いだら脱いだっぱなし
出したら出しっぱなし
ゴミはそこらへ放っておく夫がいるとする。
そこで夫は散らかった部屋を見て
「おい、お前が片付けないせいで散らかるんだ!」
と言うとする。
ちなみに妻が散らかしたものはここに存在しない。
とすると問題の本質は
「妻が片付けない」と言うことにあるわけではなく
「夫が散らかす」と言うことにあるわけだ。
その原因に気が付かない限りは
永遠にその家が片付くことはないのである。
(妻が1日中夫に張り付いて
片付けしたら話は別だが。)
さて次は
自分のせいにしたくないパターン。
妻が毎晩夫に食事を作っている。
が
夫は毎晩、全部食べずに残してしまう。
妻は
「こんな一生懸命にご飯作っているのになんで食べ残すの!!」
と怒り狂う。
実は夫が食べられない理由は「妻が作る料理が常軌を逸するほどまずい」言うことにある。
夫は「自分が作る」と言うことを申し出るが
妻は頑なに言うことを聞かない
傷つけないようにアドバイスしたら「作ってもらって文句言うの?!」と返してくる始末だ。
そう
妻は
自分の料理が常軌を逸していることを
認めたくないのである。
(あるいは本気で気が付いていない場合もあるが。)
問題の原因の可能性が
自分にあることを鼻っから外している。
絶対に自分に原因がないと思っている人が
世の中には存在する。
単純に問題の本質を見誤っている人に対しては
冷静に論理的に話せば分かってもらえる可能性が高い。
が
困ったケースは
「絶対に自分のせいにしたくない」人である。
話し合いが通用しないのである。
彼らの中には「反省」と言う文字は存在しない。
そんな人に出会ったら
そっと距離を置くしかないのである。
あたかも自分がそうでないかのように振る舞い
語っているが
本当に大丈夫だろうか…?
少なくとも自分はそうでないことを
祈るしかない。
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