私の兄は何人かいる。ごめん本物。
私の兄と呼んでも過言ではないくらい
仲良しなお兄ちゃんがいる。
元は社長の友人の中国の方なのだが、
日本語が上手すぎて
しばらくずっと生まれも育ちも日本だと
信じて疑っていなかった。
ちなみにイケメン。
中国語、英語はもちろんペラペラなので
たまに変な言葉を教えてもらっている。
使う場所がない。プークーチ。(どういたしまして)
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なんで兄と呼ぶにまで至ったかと言うと
この人、
包容力がえげつない。
仕事でしてしまったミスとか、
なんとなく溜まった心の澱とかを
私がポソッと言うと
ダメなところはちゃんと客観視して言ってくれつつ、
全肯定で返してくれる。
なんだか世間に許された気持ちになるのだ。
教会で懺悔しに行く感覚ってこんな感じなのか?
なのにいつも奢ってもらってばかりで、
そろそろ割に合わなくなりそうなのを 全力で心配している。
・
以前、普通に接客をしていたのだが
〇〇さんは素晴らしかったけど、
一緒にいた女性スタッフの接客が残念。
うーん。どうしてでしょうか。
というようなDMをお客様からいただいたことがある。
それ以来この方に近そうなお年の女性の方がいらっしゃると
ビクビクしながら接客するようになってしまった。
お店の接客がステキだと言う元々のハードルの高さ、
そしてそれを守ってきてくれた既存スタッフがいたからこそ
私の空気感とのギャップに違和感を覚えるのも仕方ない。
・
どうしたらお店に馴染めるか、
みんなと同じ接客が出来るか
悩んでいることをこの兄(仮)に零したら
え?お前の接客 誰よりちゃんとしてるじゃん。
社長もそれわかってるから今回 怒ってこないと思うし、
ちゃんと普通に接客しただけなら胸張って
これからも堂々と自信持って仕事すればいいよ。
といつも通りのゆっくりしたトーンで
さも当たり前のように言ってくれた。
・
この人は本当に
ネガティブでもポジティブでも
どんなことを言っても
ひとしきりバカにして爆笑したあとに
許してくれるというのがわかっているので、
社長も私も、そして彼の多くの友人も
みんな本当に慕っているし
いつでも会いたくなってしまう。
私はこの励まされた一件から、
他の人に同じことを相談していたとしても
ここまで清々しい気持ちにはならなかっただろうなと
感謝の気持ちでずっと懐いている。
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そんな人が今 体調を崩しているらしいので、
お大事にという言葉と共に
暇だろうからという決めつけで
私がオススメのコント動画を送り付けている今日この頃であった。
恩を仇で返す妹でごめんよ!
早く元気になって飲みに行くぞ〜!
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