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結局、自分を認められないとダメなんだ

恋愛において「女性を演じる」ことは超大事。スカートやヒールを履けとか、自分を押し殺してでも女性らしく振る舞え、ということではなくて。

自分の長所も短所も、魅せ方を変えれば“女性らしく魅力的になる”ということ。


私の話をしよう。
 
私は人見知りで、とにかく口下手。急に話を振られると、とっさに答えが出ず、口ごもって周囲の人に気を遣わせてしまうし、初対面だと何を話したらいいか分からなくて、話題が全く出てこない。初対面の印象は9割「真面目で大人しい子」。


でも実際はそんなこと無く。かなり自分勝手で利己的、真面目で大人しいどころかガサツで大雑把、しょうもないギャグが大好き(下ネタもすき)。第一印象と中身のギャップがありすぎて、アプローチされるも「思っていた感じと違う…」と言われたこともある。


正直しんどい。変わりたくても、今日こそはと意気込んでも、毎回上手くいかない。毎回、頭が真っ白になる。毎回、相手に気を遣わせる。

 
しかし、人間不思議と“振り切れる瞬間”がくる。たくさんの男性と会っているうちに、「それならいっそ、ありのまま行くか。」と。

私の短所はなんだ?
「激しすぎる人見知り」
「とにかく会話が下手」
「表情筋が死んでる、愛想が無い」


じゃあ、長所は?
「笑いのツボが浅い」
「笑顔はめちゃくちゃ褒められるな(普段が不愛想だからかもしれない)」
「なれると甘えまくれる」


うーーーーーーーーむ、

「上手に会話しようと思わなくていいんじゃないか?」

「相手の話に素直に笑ってりゃ御の字」
「私の笑顔は有村架純じゃ!!!!!!」


上手く話すことをやめて、男性が何の気なしに発した本当にしょうもないオヤジギャグに思いっきり笑ったり。答えにくい質問があると恥ずかしそうにしてみたり(本当は口下手なだけだが)。唐突にイタズラしてみたり。驚かれることもあったが、同時に嬉しそうでもあって。そこから関係性が変わったりもする。ようは「踏み込ませてくれた」ような気がしたのだと思う。


多くの男性が、「女性の笑顔が好き」「相手を喜ばせたい」と思っているのは、本当だと思う。そのために必要なのは、「自分を認めて卑屈を捨てること」と「素直に今を楽しむ度量」。
 

自分の短所を認めて、受け入れる。
堂々と、楽しくしていること。
結局、自由でご機嫌な女性以上に、魅力的な女性なんていない。



せっかく女性に生まれたのだから、多少のあざとさを身に着けて、お得に生きたいじゃないか。もちろん、素敵な女性をみると、卑屈になるときもある。でもそれは“私の魅力”とは、何ら関係ない。あなただって、きっとそうだ。樹木希林さんの素敵な言葉を思い出すのです。


「驕らず、人と比べず、面白がって平気で生きればいい」。


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