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夜の十分作文✏️ジブリ本は流れるよどこまでも

三鷹のジブリ美術館の
ショップでのこと。

彼の地の物販所は
二ヶ所ある。

お菓子やグッズがあるブースと、
もう一つは
紙物を扱う図書館のような
コーナーだ。

私はその時
後者の
図書館の様な設えの
本屋さんにいた。

ジブリ関連の本や
作品作りの参考にした
図鑑や童話が置いてあり
とてもたのしい。

🍄

そこに長居していると
白人の細身でひげの紳士がやって来て、
ごっそりと
ジブリ作品の本を
棚一列分レジに運び、
「これお願いします」と
お会計を頼んでいた。

レジのお姉さんと
会話を楽しんでいる。

「日本語お上手ですね」
お姉さんが言うと彼は言った。

「ジブリが好きで
日本語を学んできました。
今日初めて日本に来ました。」と、
とても嬉しそうに、にこにこしながら、
そして流暢に言うではないか。

レジ嬢も、そばで見ていた私も
目をまあるくして驚いた。

買い方もすごいが
日本語習得もすばらしい!!

外国のおじさまに
日本語を学ばせ、
なめらかに話させるほどの
影響力のあるジブリ作品。

🍄

こんな事を先だって思い出し、
そうだ、実家に帰ったら、
ナウシカの原作、また読みたいな。
おじさんのように学ばなくても、
生まれ育った言語で
せっかく読めるんだし。
と思っていた。
読めば必ず泣いちゃうけど。

🍄

そして本日帰省して
本棚を探したが、ないではないか。
聞けば、絶賛断捨離中の実家。
先日処分したとのこと。
なんてこった。OH,NO!!


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