～実録③～　モラハラ夫と離婚した体験談

✅最後に大切なお知らせがあります

どうも、古谷です。


本記事では、


・実際にモラハラ夫と離婚した方の体験談


をインタビュー形式で
お届けしていきます。



今回は、その【第三弾】になりますね。

◆モラハラ夫と離婚したらどうなるのか？

③４３歳で離婚したのち、子供の不登校が改善した「Wさん」

ーまずは、結婚当時のことから教えてください。



前夫とは同い年で、
２９歳で結婚しました。

付き合ったのは２６歳からで、
はじめは同僚の紹介経由でしたね。


私は医療事務をしていて、

前夫はそこに来ていた
製薬会社の営業でした。


とても感じがよく、

営業さんというのもあって
話がうまくて。

誰とでもすぐに
打ち解けるような人でしたよ。


私は少し部署が違ったのですが、

同僚が「良い人がいる」と
繋いでくれて。


２，３回とデートを重ねたのちに
お付き合いを開始しました。

２６歳から付き合い始めて、

２８歳からは
結婚も見据えて同棲もはじめました。


当時は、ものすごく
率先して家事もしてくれてましたよ。


・食べ終わったお皿はすぐにさげて洗ってくれたり

・洗濯物を回して干しててくれたり

・お風呂洗いもしてくれたり


育ちが良くて、
生活力も高いんだろうなぁ～って。


この時は、
まさかどんでん返しがあるなんて
知る由もなく。。。


「この人となら結婚してもいいな」
と思っていた矢先、


同棲して１年ほどたった頃に
プロポーズされて結婚しましたね。







ーその後、どのようなキッカケでモラハラが始まるようになりましたか？



私の場合は、
結婚してすぐにではなくて

２年ほどたったくらい
からでしたね。


いわゆる”潜伏型”という
やつでしょうか。


結婚した直後あたりは
何も変わらずで、

家事も率先して
やってくれてましたよ。


お互いに働いてましたし、

どちらかが残業した時には
どちらかがご飯を作ったりとか。

協力して、

助け合いながら
暮らしていました。

でも、私が妊娠して、

産休に入ったくらいから
違和感を感じるようになったんです。


明らかに前夫が
イライラする頻度が増えていって、

「お前は毎日休みでいいよな」

みたいな小言を
ちらちら言うようになったんです。


でも当時はそんなに
気にしていなくて、

もう付き合いも長いし

夫も仕事で疲れているだろうし

ついつい言っちゃうのかな
みたいな感じで。


でもその後も、


「家にいるんだから
家事とかしっかりしろよ」

「妊婦だからって
体調悪いアピールとかするな」


みたいなニュアンスのことを
言われ続けて。


わざわざそんな言い方しなくても…

っていう
こちらが傷つく言葉を
確実にチョイスしてくるんですよね。

モラ夫って。


その酷いもの言いを
直してほしいとか、

休みの日にはもう少し
家事を手伝ってほしいとか、


話し合いをする場も
たびたび設けてはいたのですが…

前夫は営業職ということもあり、

非常に弁が立つんですよね。。。


だから結局、

話し合いをした所で

「お前が悪い」
「俺はかわいそう」
「お前がもっと努力するべき」
「俺は何も悪くない」

という決着にしかならず。。。


俺は外で仕事してきてるんだ！
結果も出してるんだ！

なのにお前は甘えて
文句ばっかりだな！みたいな。


そして終いには
お決まり台詞である、

「お前のためを思って言ってんだぞ」

という洗脳文句。


もう、この言葉に何度
だまされてきたか分かりません。


今じゃ違和感しかないですが、

当時はそれを
信じちゃってたんですよね。







ーそこから、かなり長い間モラハラに苦しまれたんですよね。



離婚したのが４３歳なので、
１２、１３年くらいは
耐えていたことになりますね…。

今じゃ本当に、
あの期間は人生を
ムダにしてしまったなと感じます。


なんでそこまで
我慢しちゃったのかなって…

今思えば、

・モラ夫が子供には優しかった

からなんですよね。


子供の機嫌がいいときには
よく面倒を見てくれていましたし、

遊んだりも
してくれていました。


でも、うちの夫の場合は

本当に「機嫌がいい時だけ」しか
子供を見てはくれなかったんですよね。


たとえば泣いていたら
「泣きやませろ！」って怒るし、

オムツ変えるとかも
絶対にやろうとしない。


自分にとって都合の良い、
ラクな時にだけかわいがる
みたいな感じでした。


子育ての美味しい所だけを
取っていくようなイメージでしょうかね。


それでもまあ、
子供に直接モラハラをする
という訳ではなかったですし、

とりあえずは
私が我慢すれば大丈夫だろうと。


そう思って、
日々投げかけられる
罵詈雑言にも耐えるようにしました。


家事・育児など
ほとんどを私がやっていたにしても、

子供の夜泣きで
夫もよく眠れずに
仕事に行く日なんかもあったので、

その疲れなのかな？
くらいに思ってましたね。


だから夫のモラハラも、

「子供が大きくなれば治るだろう」
くらいの感じで考えていました。


ですが結局のところは、

保育園、小学校、中学校と
子供が成長していっても
全くモラハラが改善することはなく…。


むしろひどくなって
いったんですよね。


子供には相変わらず
優しかったんですけど、

PTAだとか学校行事には
「メリットがない」と参加してくれず、

ひたすらゲームばっかり
一緒にするみたいな、、


そのかわいがり方って
子供のためになるの…？

みたいな”変な優しさ”でした。


結局、子供のためというより、

自分が楽しむことの
「ついで」くらいにしか
思ってなかったんだと思います。


「子供の前でゲームしすぎないで」
と伝えても、

「仕事してきてる俺に
なんて言い草なんだよ！」

みたいな。


そしてその割には
子供の成績が悪かったりすると

「お前に似たんだな」
「お前のしつけがなってないからだ」

みたいに言われましたし。


何か悪い事が起きると、
とりあえず「全部お前が悪い」。

自分のことは棚に上げて、
私の粗さがしや責任追及ばっかりで。


この辺りからは、
離婚も頭をチラつくように
なっていきましたね。







ーなにか、離婚の決定打になるような出来事はありましたか？



前夫のことが
嫌で嫌で仕方なくて、

離婚のことは
毎日調べていましたよ。


でも、やっぱり
離婚する時に気になるのって
「子供」じゃないですか。


子供がどう思うのかなとか…

とても多感な時期でしたし。


ネットとかで調べても、

・離婚するタイミングは、子供が成人してからがいい

みたいに書いてあったので、
またそうなってから考えよう、

くらいに思ってましたね。


でも、

子供が小学校高学年に
なったあたりから、

反抗期に入ったんですよ。

いう事を聞かなかったり、
反論をするようになったり。


そしたらモラ夫が
いきなり厳しくなって、

子供にもモラハラをする
ようになっていったんです。


これは、結構衝撃でした。

さすがに子供には
モラハラをしないだろう、

とたかをくくっていたので、

驚いたと同時に
焦りも感じるようになりました。


無視をする、
怒鳴りつける、
大きな物音を立てる。

ＤVとまではいかないですが、

子供も明らかに
委縮するようになっていました。


いくら子供が反抗期だからって、

威圧で押し付けるなんて
私からしたらあり得ないことです。


そう思っていた矢先、

子供が中学校に入学してすぐに、

不登校になってしまったんですよね…。


子供はとてもつらかったと
思いますが、

前夫はそれでも「知らん！」と。
「お前の育て方が悪い！」と。


そこでようやく、
この人といたら
子供も私もダメにされる

と思って、
離婚を決意することにしました。









ーそこからは、どのように離婚まで動いていかれたのですか？



当時は、
とにかく子供に
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


あんなに怖くて、
自分以外の全員を
「下」だと思ってるような人となんて

もっと早く離婚するべきだったと。


子供を助けるには、
もう離婚以外ありえないなと
思いました。


モラ夫は、子供が学校に行かないのを
「お前はビビりだ」とか
「根性が足りない」だとか、

傷つけるようなこと
しか言いません。


私にも、毎日のように「お前のせいだ」と
当たり散らかしていました。

どのみち、

話し合っても
言いくるめられるのは
分かっていたので、



モラ夫には何も期待せず、

ただひたすら自分のやるべきこと
だけに集中するようにしました。




あとは子供にも、

・今は無理に登校しなくていいよ

・どんな状態でもあなたが大好きだよ

と、

とにかく安心してもらえるように
気を配るようにしました。


夫と離婚することを
伝えた時にも、

特に戸惑うこともなく
スッと受け入れてもらえましたね。


これは最近聞いた話なのですが、

「あの時にお母さんが動いてくれたのが
嬉しかった」と、

「守られている感じがして、
自分も人を大切にしたいなと思った」と、

とても感謝して
くれているみたいで。


ああ、あの時の行動は
間違ってなかったんだなと、

今でも確信しています。








ーその後、モラ夫と離婚してからはお子様にも変化がありましたか？



家の中で人格否定をしたり、
怖がらせてくる存在がいなくなって、

徐々にではありますが
口数が増えたりなど、

明るさが戻ってきていましたね。


私自身も、
登校を急かすのではなくて、

今は息子も「回復期間なんだ」と
割り切っていました。


するとある日、
息子の方から

「俺、今度学校に行ってみる」と。

自発的に第一歩を
踏み出してくれたんです。


・お父さんがいなくても、お母さんが２倍、いや１０倍あんたのことが好きだからねと

・もしまた不登校になっても、それはそれでいいからと


古谷さんからも言われていましたが、
とにかく子供は「無条件の愛情」を
受けるのが大事なんだと。


なので自分の思っているそのままを、
とにかく伝えるようにしていました。


離婚を考えている時には、

片親でも子供は大丈夫だろうか…？

という心配は勿論あったんです。


でも、少なくとも
私の経験では、

両親だろうと片親だろうと、
子供は「愛されている実感」が
一番大事なんだなと。


だから両親がそろっていても、

いびつな愛情だったら
子供の精神は壊れてしまうし。

逆に片親であっても、

目一杯愛してあげれば、
問題なく子供は成長していくんだなと。


それを身をもって
感じています。


今、息子は高校生ですが、

学校でも部活やら文化祭やらで
色々忙しくしているみたいで…！！

仲のいい友達もできて、
家にも時々連れてきたりします。


うちが母子家庭だからって、
特に何か言われるとかは
ないみたいで。

そういう人間関係を
作れたのも、

やっぱりモラ夫と離れたのが
大きかったのかなと思います。


あんな大人がゼロ距離にいたら、
そりゃあ人間不信にもなりますから…。


あの時別れず、

「子供が成人するまで離婚しない」

みたいなネット情報に従っていたら、
取り返しのつかないことに
なってたんじゃないかな。。。


本当に、

離婚したことへの後悔は
今のところ全くないですね。


私も仕事に家事と
忙しい日々ではありますが、

子供がすくすく育ってくれるのを
見るのが何よりもモチベーションになってますよ。








ー最後に、モラハラに苦しんでいる方にお伝えしたいことはありますか？



私は、結果として
１０年以上もの間
モラハラに耐えてしまいました。

結果、

「あの時ガマンしててよかった！」

と思える事は１つもありません。


逆に、

「なんでもっと早く別れなかったのか…」

と自分の行動力を
悔やんでいるくらいです。


私もそうだったのですが、

「子供が成人するまで離婚しない」

というのはモラハラ家庭や
DV家庭には当てはまらないのかなと。


子供って自分から
「離婚してほしい」なんて言えないし、

そもそも離婚したらどうなるのか？
みたいな知識だってありません。


だから、SOSを出したくても
出せないんだと思います。


それで息子は、
一時期とは言え
不登校になってしまいました。

まさかそうなるなんて
私は思っていなかったので、

本当に”突然”だったんです。


でも、今思えば

幼少の頃から

・前夫→私へのモラハラを見ていたこと

・成長するに連れて自分もモラハラをされるようになったこと

その色んな積み重ねがあって、
とっくに限界は超えていたんだと思います。


子供は、

自分からは逃げられないし

「助けて」とも言えません。


訳も分からないまま、

実の父からモラハラを受けるのは
本当に苦痛だったと思います。


片親だとダメだとか、

子供が成人するまでは
離婚しない方が良いとか、

色んな情報を見て
不安になることはあったけど、


最後には自分の直感と言うか、

信念みたいなものに従って
行動できて本当によかったなと思います。



離婚に当たって、

子供のことなんかは
特に心配ですよね…。泣

お気持ちはものすごく分かります。


でも、

これを見てくださっているような、

真剣に未来について
悩まれているような方であれば

「子供への愛情」は間違いないもの
だと思いますし、


それをお子様も感じ取っていると思います。


だから大丈夫、

「アレが正解」とか「これが正解」
とかじゃなくて、

「あなたの選んだもの」
が子供にとっての正解になりますから^^


皆さんが、

お子様と一緒に笑顔溢れる毎日を
すごしていけるよう応援しております！◎







ーそれではWさん、ありがとうございました！

ありがとうございました！

～～～～～～～～～～～～～


モラハラ被害から脱し、自分らしく生きたい方へ。


✅モラ夫への恐怖がなくなる
✅自分のことが好きになれる
✅ブレない自分軸が分かる
✅夫に振り回されなくなる
✅離婚に向けた気力・行動力が湧いてくる


そのための「モラハラ夫を”捨てる”技術　～心理的決別編～」を作りましたので、ぜひタップしてご覧になってみてください👇

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