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心配と不安①

↑ 8月2日の花は「カンナ」
花言葉は、「情熱」「快活」「永遠」「妄想」「尊敬」
赤には「堅実な未来」、黄色には「永遠」
(写真はコチラからお借りしました)


心配で不安…

先日、
知人とランチしていた時の話しです。

ランチ


知人は、
ご自身のご長男さんのお話しを始めました。

 …長男は結婚相談所に登録しているも
 なかなかいいお相手に巡り合わず、
 5年も結婚できなくてね~

 次男も三男も家庭を持っているから
 長男はどうなるか、心配で心配で
 結婚できるか不安で仕方ないのよ~

 娘も娘で結婚しているけど
 子どもができなくて…
 それを娘に言うと
 「プレッシャーになるから言わないで」と
 叱られるの…
 娘に子どもはできるかどうか、
 このままじゃ心配で…
 孫の顔を早く見たいのに~


知人は、
ただ愚痴を言いたいだけのようだったので
そのまま聴いていました。

「心配」は「愛情」の裏返し、とも
言いますが…

…お母さんは
いつまでもたっても
「お母さん」なんですね。

それはそれでいいんです。
でも…

子どもを信用する

その知人の話しを聞きながら
いろいろな思いが頭の中を巡ります。。


子どものことを、
心配しすぎたり不安になったりするのは
「親のエゴ」なんじゃない?

特に母親は
「心配」する=子どもへの「愛情」
と、勘違いしている人も
多いかもしれません。


子どもが心配で不安
(親の思いどおりに進んでいない)
  ↓
子どもに任せられない
(親が納得できる結果がほしい)
  ↓
子どもを信用できない
(親がいないと何もできない)
  ↓
母親が
自分自身を信用できていない
(自分が不安)

ということになりそうです。


木の上に立って…

「親」という字は(よく聞きますが)
「木の上に立って見る」と書きます。

まさにその通りだなぁと実感。


子離れができない、とは

親が子どもから離れて、
自分だけで木の上に登ることができません。

子どもを置いていくことができないからです。


そして
木の上に立つことも、そこから
子どもの様子を
こっそり見ることもできません。

なぜなら、
親を必要としてくれる「子ども」の存在が
親自身の自己肯定感を満足させていたから。

子どもが成長しても
大人になっても
親の見える範囲、親の手の届く範囲で
親の望む生き方を強要します。


 …あの子は子どもだから、
 私がいなきゃ…
 私は親だから世話しなきゃ
 あの子は何もできないの
 だからこんなに心配しているの
 ほんとに結婚する気があるのかしら
 こんなに愛情かけているのに
 私の思いどおりにいかなくて…
 ほんとうに大丈夫かしら…心配だわ…

知人の女性の言葉の端々には、
そういう気持ちが滲みでていました。


「子育て四訓」
乳児は、肌身離さず
幼児は、肌を離して手を離さず
少年は、手を離して目を離さず
青年は、目を離して心を離さず


親には親の人生があり
子どもには子どもの人生がある。

あなたはあなた、私は私。

親は早く気づいて。
自分の愉しみの人生を。
心豊かな人生を送りたいものですね。



✥昨日よりも今日
 またひとつ笑顔をふやしましょう!


最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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