【受験体験記】CCNA(Cisco Certified Network Associate)
Cisco社が提供しているITネットワーク資格「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」を2023年12月に受験しましたのでご紹介します。
CCNA とは
コンピュータネットワーク機器の最大手・Cisco社が提供しているネットワークに関するベンダー資格です。「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」は、ネットワークの中級レベルに相当する資格で、ネットワークに関する幅広い知識が求められます。
ネットワークの基礎
ネットワークアクセス
IPコネクティビティ
IPサービス
セキュリティの基礎
自動化とプログラマビリティ
2024年現在は、「200-301 CCNA」試験に合格すれば CCNA に認定されます。問題形式に、機器のコマンドを叩いて回答する「シナリオ問題」があるのが特徴です。
試験時間:120分
受験料:$300
問題数:100問前後(複数選択、複数回答またはシナリオ問題)
合格ライン:825点 / 1000点
前提条件:なし
受験までの流れ
CCNA の受験に前提条件はありませんので、Cisco のサイトを通して Peason VUE で受験を申し込みます。受験申し込みには Cisco のアカウントが必要です。
試験は「テストセンター」と「オンライン」が選べます。どちらでも構いませんが、勉強のモチベーションを維持するためにまずは申し込んでしまうのをおすすめします。
受験対策
受験にあたり、機会を得て5日間の研修コース「Implementing and Administering Cisco Solutions (CCNA)」を2023年7月に受講しました。本研修は Cisco 認定コースでラボによるハンズオンや問題集も提供されており、受験対策でなくネットワークの体系的な学習ができました。
ただし、問題集は研修後2ヶ月ほどの提供で、業務で忙しかったため、受験前に失効してしまい、勉強ができませんでした。仕方ないので勉強方法を探していたところ、IT試験学習サイト「Ping-t」を見つけて勉強しました。「Ping-t」はプレミアムプランで問題集の全問とシミュレータ演習ができるため、1ヶ月(2,640円)課金して勉強しました。
受験当日
受験当日は最寄りのテストセンターで受験しました。受験の際は2点の身分証明書が必要でしたので、「運転免許証」と「マイナンバーカード」を持参しました。
問題数は88問、シナリオ問題は3問(VLAN、LACP、ルーティング)出題されました。ルーティングの3~4割があまりうまく回答できなかったように思いましたが、試験時間の 120分 のうち、110 分で全問回答できました。
受験結果
受験後、スコアレポートをもらいましたが、「IP Connectivity」が Pending となっており、最終結果が Pending で合否がわかりませんでした。テストセンターから帰宅後、6時間経った後に「Pass」の結果が出て合格が判明しました。
スコアレポートは下記の通りでした。
Network Fundamentals 85%
Network Access 90%
IP Connectivity 64%
IP Services 80%
Security Fundamentals 80%
Automation and Programmability 80%
まとめ
Cisco社が提供しているITネットワーク資格「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」認定試験についてご紹介しました。
受験内容:AWSの中級レベルのテクノロジー知識およびスキル
受験資格:なし
勉強時間:1ヶ月程度
勉強方法:Ping-t のプレミアムプランで勉強
CCNA はネットワークに関する知識を幅広く学ぶ機会があり、あまりネットワークに詳しくなかったのでかなり有用でした。VLAN とかルーティングは、ネットワークエンジニアでなくとも IT 分野では少なからずためになります。
VMware 社に「VCP-NV」という NSX のベンダー資格があり、通常の受験には VMware 社認定の高額な研修の受講が必須なのですが、Cisco の資格があれば研修受講をスキップできるようなので、今度受けてみてもいいかと思いました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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