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Health|健康知識

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エクササイズや健康知識に関する記事です。
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#健康

運動不足のリスク「糖尿病」

「予防」としての運動日本人の6人に一人が 「糖尿病」もしくは「糖尿病予備軍」 だと言われています (H28厚労省「国民健康・栄養調査」) 実際、 パーソナルのお客様でも 糖尿病持ちの方は多数いらっしゃいます。 みなさま口を揃えるのが 「もっと早く生活習慣を見直せば良かった」 「もっと早く運動始めればよかった」 ということです。 僕自身も糖尿病に関しては全くの無知でしたので いくつか著書を読みましたが こちらの本が一番わかりやすい内容でした いくつか著

キングオブトレーニング「スクワット」

「運動は心身ともに良い影響がある」 という理解は随分と広まってきたので、 「では、どのような運動をするべきか?」 というテーマで本日はお話させていただきます。 結論から言うと、 「スクワット」 の一択で良い と、僕は提案します。 筋肉量は20代がピーク まず大前提として、 「日常生活だけでは、筋力や体力は日に日に落ちていく」 というのが事実です。 現在の社会では、 ・移動は車・日中はデスクワーク ・空き時間はス

子供の運動不足が招く「2つ」のリスク

二極化する子供たち今、子供の体力や運動習慣は二極化しています。 1週間の総運動量が「420分」を超える子供、 つまり「1日60分は運動をする」子供は30年前に比べ増えているが、 その反面で「運動時間が0分」と答えた生徒も50%近くいます。(2013年文科省調査 小学5年生対象) 運動習慣のある子とそうでない子の差がますます広がってきています。 これらの背景には、 ・遊び場が少なくなってきている ・塾などの習い事の増加 ・スマホやパソコンなどインターネットの普及

「筋トレは必要ですか?」に対しての僕なりの答え

トレーナーという仕事をしていると、 「筋トレ大好きなんですよね?」 「プロテイン大好きなんですよね?」 と、かなりの頻度で言われます(笑)。 たしかに筋トレ好き、プロテイン好きのトレーナーさんは多いです。 かっこいい体を魅せる「コンテスト」に参加するトレーナーさんが増えているのも、 そういうイメージを強くさせている要因かもしれません。 僕自身は筋トレは嫌いではないですが、好きでもないです(笑)。 きついですからね(笑)。 けれど毎日トレーニングします。 僕

「運動が続かない人」の3大特徴

外出制限による「運動不足」がもたらすリスクコロナによる外出制限やテレワークの影響で、 いつもより在宅する時間が長くなっている方も多いと思います。 コロナの次の問題として懸念されるのは、 在宅時間の長さからくる「運動不足」です。 運動不足がどのような影響を与えるかと言うと、 ・「メタボリックシンドローム」(=内臓脂肪症候群。通称「メタボ」) ・糖尿病、高血圧などの「生活習慣病」 ・最悪なケースとして「心疾患」「脳疾患」「がん」の三大疾患 のリスクが非常に高まりま

「運動」はなぜ老若男女に必要なのか?

「健康のために運動しましょう」 と、ここ最近は頻繁に言われるようになりました。 なぜ運動が健康と深く関わるのでしょうか? そもそも運動とは、 「速く走れる」「高く飛べる」「逆立ちができる」 あるいは 「ボールを遠くまで蹴れる」「速い球を投げれる」 といった「特別な能力」「スポーツ」に特化したイメージをしがちです。 けれども、実際はこのような能力だけでなく 「立つ、歩く、座る」 といった「日常生活に必要な動き」も運動に含まれます。 近年は「ロコモティブシン

「姿勢が悪い」と何が問題なのか?

「周りから猫背とよく言われるんです」 と、姿勢の悪さを気にされる方は非常に多いです。 さらに、 「うちの子は姿勢が悪くて」 「まっすぐ座っていられなくて」 と、お子様の姿勢を気にされる方も多いです。 そもそも姿勢が悪いと何が問題なのか? 姿勢の崩れ=「体の不調」「メンタルの問題」を引き起こす姿勢の崩れは、見た目の問題だけでなく ①ケガ・不調の原因 (腰や肩の痛みを訴える方の多くは、姿勢の悪さから肩や腰に負担をかけているケースが多いです) ②メンタルが乱れる

睡眠の質を低下させる運動

「運動は健康に良いもの」 と言われますが、運動指導する立場からの見解は「半分正解で半分間違い」です。 やみくもに運動しても効果が出ないばかりか、体を壊す可能性さえあります。 運動で意識するポイントはいくつかありますが、まずは下記の二点を意識するだけでも、 運動は体にとって非常に有益なものになります 「いつ」「なにを」この2つが非常に大切になります。 例えば、 一日のスタートである「朝」は心も体も「スイッチオン」にする必要があるので、 心拍数、体温を上げ交感神経

【身体が柔らかいのに「肩こり」が取れない理由】

1.肩こりは「筋肉の硬さ」が原因 「肩こり」「むくみ」「冷え」は多くの女性が悩まされることですが、 「どのように改善したら良いのかわからない」 という方が多いのも事実です。 一日の水分摂取量が少なかったり、 ヒールなどの履き物が原因であったりと、 様々な要因が考えられますが、 パーソナルトレーナーとして10年以上活動した経験から言えるのは、 「筋肉が硬い」 ということが一番の原因です。 そしてこの「筋肉の硬さ」は「慢性的な運動不足」が原因であることが非常に

体力ってなに?

体力=「活動能力」「生存能力」「あの人は体力がある」 「最近体力がついてきた」 と口にすることはよくあると思いますが、 そもそも「体力」とはなにか? ここが具体的に分かると、運動をする意味がより強く感じられると思います。 「日本トレーニング指導者協会」によると、 【体力とは「ヒトが生きていくために必要な能力全般」】 とされ、 【「身体的要素」だけでなく「精神的要素」も含む】 と定義しています。 僕らがイメージする体力は身体的要素(=フィジカル)ですが、