末広

生き難い世の中から生き難きにくくない世の中へなるように、日々ふと気づいたことや感じたこ…

末広

生き難い世の中から生き難きにくくない世の中へなるように、日々ふと気づいたことや感じたことを呟きます。あと、他の「お母さん」と違う風変わりな母の事も…。

最近の記事

SDGsの本当の意味を知る

朝、目が覚めて最初にする事はなんですか? 私は必ずTVをつける。 それから、歯を磨いたり、トイレに行ったり、着替えたり…。 その間もTVはつけっぱなしのままだ。世界の情報を得ることはとても有意義なことだと思っていたが、エネルギーを軸に考えると、TVのつけっぱなしはいかがなものか。 自分の生活を振り返ると、電気の無駄遣いぶりに驚かされる。大都会東京に生まれた私は、星の綺麗さを知らずに育った。夜中でも明るい空。家から見える渋谷や新宿、東京タワーの光。お台場から見る東京の夜景は

    • 「サンタクロースお断り」をした理由

      猛暑が続く中、クリスマスの話をするのも季節感がなく申し訳ない気持ちになるが、 これといって大きな選択をする事もなく過ごしてきた私の人生で、この選択はかなり記憶に残る出来事だったので書く事にした。 私は小学校1年の冬に「サンタクロースお断り」の手紙をドアに貼り付けた。 宗教的な問題ではない。この年も普通にクリスマスツリーは飾り、普段より綺麗に盛り付けた、チキンを食べて「ホームアローン」や「34丁目の奇跡」など、クリスマスに関係するような古い映画を鑑賞しながら、ポップコーンと

      • 心のポケットにいつもしまっている小冊子#大切にしている教え#園田治

        私はいつも迷子だ。どこに行きたいのか?どこに向かっているのか?何をしたいのか?私は誰なのか?何のために生きているのか?別に若年性認知症になったわけではない。自分の人生に迷っているのだ。 坂口安吾先生の「堕落論」に「人間は永遠に自由ではあり得ない、終戦後我々はあらゆる自由を許されたが、人はあらゆる自由を許されたとき…自ら不可解な限定とその不自由さに気づくであろう」と書かれていた。初めて読んだとき、あまり理解できなかった。 コロナ禍からどうにか卒業し、マスクが任意となったが『

        • 二度と観たくないけど、世界中の人に観てほしい映画の紹介#映画にまつわる思い出

          あんなにも長く感じた映画はない。(実際2時間45分と長いのだが…) 退席者が続出した問題作「異端の鳥」(ペインテッドバード)思い出すだけで、今でも私の心を深く抉る胸糞悪い映画だ。 この映画は私にとって『映画』というものの価値観を変えた映画と言える。いや、もしかしたら、映画本来の価値に気付かせてくれたものなのかもしれない。 それまで私にとって、家で映画をみる事や映画館に行くことは『娯楽』の一部でしかなかった。旅行や遊園地に行くようなものであり、非日常の世界に浸り、日々のつまら

        SDGsの本当の意味を知る

        • 「サンタクロースお断り」をした理由

        • 心のポケットにいつもしまっている小冊子#大切にしている教え#園田治

        • 二度と観たくないけど、世界中の人に観てほしい映画の紹介#映画にまつわる思い出

          野菜嫌いが野菜好きになる魔法のアレ#元気をもらったあの食事

          小学校一年生の時、先生が「おうちで食べる、好きな食べ物はなんですか?」と質問してきた。入学式後の1番最初の授業参観だ。家庭によってはお母さんだけじゃなく、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんまで見にきていて、生徒より親の人数の方が多く、廊下まで溢れた保護者たちはどうにか可愛い子供を見るため右往左往していた。 席が名前の順だったのであ行の苗字の子から1人ずつ答える。今考えると、私立の学校でもないのに、お家で食べる料理って限定した先生は何を考えていたのだろう?きっと前までは「お母

          野菜嫌いが野菜好きになる魔法のアレ#元気をもらったあの食事

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:城崎温泉(後編)#秘境旅行 #一度は行ってみたい場所

          金曜の夜から始まった、母との2人旅は「竹田城跡地で雲海を見て」「丹波鉄道に乗って天橋立を楽しむ」までが無事に済んだ。天橋立で綺麗な海と空と紅葉を満喫した私はかなりご機嫌だった。だがこの後、母はとんでもない行動をとる。車をレンタルするというのだ。「嘘でしょ?」と私は言った。母は「私も不安なんだけど今から行く場所、車じゃないといけない場所なんだよ〜」と言い出したのだ。 私が知ってる限り母が車を運転していたのは10年以上前だ。その後は「膠原病」を発症し、寝たきりになって、1年ぐら

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:城崎温泉(後編)#秘境旅行 #一度は行ってみたい場所

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:竹田城跡地編(中編)#秘境の旅 #一度は行って欲しい場所

          「ほんまですか?1万5千円、いやぁ〜2万円はかかりますよ」とタクシーの運転手さんは言った。「いくらでもいいので、竹田城跡地までお願いします」と母が頼んだからだ。母は電車で行くのを諦め、タクシーで行くことにした。車で1時間。7時ごろ着いてそこから頂上まで20分から30分歩いて登る。到着は7時半過ぎ。雲海が消える時間は8時だから30分ぐらいはみられるかもしれない。 とはいえ、雲海は本当に運がよくないとみられない。「確かに他の季節よりはようみられる可能性が高いですが、見られずがっ

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:竹田城跡地編(中編)#秘境の旅 #一度は行って欲しい場所

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:竹田城跡地編(前編)#旅行

          母との旅行で普通だった記憶はない。毎度、必ずハプニングが起きる。母の旅行計画に抜本的問題があるのは間違いない。母は元夫(私の生物学上の父)との長期に渡る離婚訴訟で無駄にした人生を取り戻すべく、苗字が変わった途端、日本全国全ての都道府県を制覇する計画を立てた。そのことに対して、なんら文句もないし、基本的に母の一人旅なので好きにしたら良いと思っている。 私に人生があるように、母にも人生があり、統計学的にも生物学的にも私より母は先に死ぬのだから、残りの人生は楽しんでもらいたい。た

          無茶振り、ハプニングだらけの旅行が最高に楽しかった件:竹田城跡地編(前編)#旅行

          自分らしい暮らしを求めて#どこでも住めるとしたら#パナソニック×note投稿コンテスト

          書くことがない平凡な生活を送っている中学生です。それもあと1ヶ月。高校生になったら、どんな生活に変わるのだろうか?世の中で言う「JK」。バイトができるようになり、彼氏を作ったり、部活で活躍したり、そんなキラキラした青春を送れるのだろうか?全く想像ができない。大体、中高一貫校の私が高校生デビューができるわけもなく。最近、目を整形して二重になった女子は「やらない方が可愛かった」と陰口を叩かれている。中3になってカップルになった恋人たちは既に半分が別れ、揉めているのを見ていると恋愛

          自分らしい暮らしを求めて#どこでも住めるとしたら#パナソニック×note投稿コンテスト

          ナノイーってなんだ⁉︎見えないものに怯えない術#清潔のマイルール

          #清潔のマイルール ナノイーってなんだ??わからない言葉にぶつかったら、すぐに検索できるのは情報化社会の最も良いところ。 ナノイー(nanoe)の語源は、電気(electric)を帯びたナノ技術 (nano-technology)という意味だそうだ。空気イオンには電極を持ったマイナスイオンとプラスイオンがあり、マイナスイオンが多いところは、滝壷の周辺や、高原の森林の中など、私たちが「気持ちよい」「空気がおいしい」と感じ、一方、肺から吸い込むプラスイオンは、酸素と一緒に血液中

          ナノイーってなんだ⁉︎見えないものに怯えない術#清潔のマイルール

          65歳の祖母がその他男と再婚

          日々、世の中が変化する中、全くついて行けない自分の不甲斐なさに打ちひしがれています。同級生は高校受験で大変な中、中高一貫校に入った私は呑気に就学旅行の日にどんなパジャマを着るかで悩んでいます。そんな、しょーもない人生。中学校という小さなコミュニティー、安寧が保障がされ、質の良い授業と厳しく怒ったりする先生もいない平和な毎日。多少、女子同士の陰口にうんざりしたり、男子の幼稚さに呆れイラつく事もありますが、毎日、安全に学校に行き、食べ物にも困らず学べる環境は世界的にみて平和で恵ま

          65歳の祖母がその他男と再婚

          45歳からの転職活動 #一歩踏み出した先に

           母が45歳を機に転職活動を始めた。正直、「えっ⁉︎ 遅くない??」と思った。1億総活躍促社会を実現させるため、国が高齢者の就労促進を進めているのは知っていたし、高齢者の 7 割近 くが 65 歳を超えても働きたいと願っているのに、実際に働いている方は 2 割と少なく、このために国は65 歳以降の継続雇用延長や 65 歳までの定年延長を行う企業等に対する支援を実施し、企業への働きかけを行っている。母は「60歳まで今の仕事を辞めずに続けよう」と頑張っていたが65歳までに延長が決

          45歳からの転職活動 #一歩踏み出した先に

          エシカル消費

          #未来のためにできること 私は本が好きだ。最近はもっぱら携帯で電子書籍を読む事が多いが、インターネットやグローバル化が進みすぎて、私は文字の津波に飲みこまれてしまう。私の人生を変えるほどの本がどこかに埋もれているのだろうけど、まだ出会えていない。しかたが無いので、学校からの推薦図書や本屋さん大賞を受賞した本を読む。本を購入する時はできる限り大型の本屋にいく。陳列されている本を見ると世界の縮図を感じる事ができるからだ。情報化社会といっても、自然淘汰され必要とされている本だけが生

          エシカル消費