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自分らしい暮らしを求めて#どこでも住めるとしたら#パナソニック×note投稿コンテスト

書くことがない平凡な生活を送っている中学生です。それもあと1ヶ月。高校生になったら、どんな生活に変わるのだろうか?世の中で言う「JK」。バイトができるようになり、彼氏を作ったり、部活で活躍したり、そんなキラキラした青春を送れるのだろうか?全く想像ができない。大体、中高一貫校の私が高校生デビューができるわけもなく。最近、目を整形して二重になった女子は「やらない方が可愛かった」と陰口を叩かれている。中3になってカップルになった恋人たちは既に半分が別れ、揉めているのを見ていると恋愛しても黒歴史にしかならない気がする。

今と変わらず、粛々と日々の勉強をこなし、猫と戯れて、テレビやネットに出てくるメイク男子と恋愛する妄想を抱きながら推し活でもしてた方が平和で安全な生活が送れる気がする。そんな流木のような思考回路に陥る自分に嫌気がさすが物心ついた時から臆病で、常に周りの目を気にして生きてきた性格は変わりそうにない。スリルや悪戯、冒険は全て「危険」と言う言葉に変換されてしまう。

そんな自分に「#どこでも住めるとしたら」のお題はかなりハードルが高い。「地震や津波、台風などの自然災害がなく、気候が安定していて、食べ物も豊富で物価が安く、ある程度の文化的生活が保てる。そして治安がいい。出来れば地域住民のコミュニティーがある場所、そんな場所はあるのか?」と母に尋ねた。「スペインの地中海西部の海域。バレアレス諸島が貴方には合っているかも」と言う。「マヨルカ、イビサ、ファンメンテーラ」どの名前も初めて聞く名前だ。バレアレス諸島って??探究心だけは、人一倍強い私。早速調べてみた。

マドリードやバルセロナから飛行機で1時間半というアクセスの良さと、年間300日以上が晴天という恵まれた気候。生物多様性と歴史地区のため、自然遺産と文化遺産の両方で世界複合遺産になっている島。なのに、ヒッピー文化の中心でクラブが沢山あり、夏は世界的なDJがきて毎晩パーティーが行われる。

四季があり冬は最低温度で5度、夏は最高でも30度行かない。春と秋が長く5月から10月まで海水浴ができる。バルセロナから飛行機で1時間半、運賃も2000円から5000円と手頃だ。昼には2−3時間のお昼寝(シエスタ)があり、夜が長い。夕飯は遅めで20時〜21時から、タパスという1ユーロで軽い食事とお酒が主流。まだ、お酒は飲めないが、夕飯が軽めなのはなんとも健康的。食べ物も地中海の海産物に恵まれ、基本オーガニック食品だ。

物価も安い。タクシーは初乗り290円程度。ランチも外食で1300円から2000円と普通だ。きっと、量は日本より多いのだろう。治安も観光客への被害がほぼ置き引きとスリが大半。銃や凶器で恐喝されたり、暴行されたり、強盗、殺人などの凶悪犯罪がない。何より泳ぐことの大好きな私には眺めてるだけでもうっとりするような海水浴場があるのは高得点だ。

でもなぜ母は「貴方に合っている」と言ったのだ?

世界的な気候変動の中、全く自然災害がない場所を探すのは困難だが、比較的、災害がなく気候も安定していて、治安も良く、物価もやすい。ヨーロッパブランドの服なら40〜70%引きで購入できるし、歴史もあり自然もある。確かに条件にはあっているが、他にもこのような場所はありそうだが…。

母は「貴方の条件の市域住民とのコミュニティーに重点を置いた。環境だけじゃなく、スペイン人の気質もあうんじゃないかな」と言われた。

スペインといえば「フラメンコ」や「サッカー好き」と情熱的なイメージだがスペイン人の気質について調べてみた。おしゃべり好きでおせっかい焼き。裏表がなく正直者。家族をとても大切にする。感情的になりやすいが言いたいことを言ったらスッキリ後に引きづらない。グループ行動が大好きで思った以上に働き者。センスがよく収納上手できれい好き。ほほう。

臆病だけど淋しがり屋、自分で話しかけらればいけど、お喋りを聞くのは好きだし、自分も嘘をつけない性格だから、裏表がない人なら仲良くなれそうな気がする。確かにスペインの人の部屋のインテリアを記事を見ると小綺麗な印象だ。ゴージャスで綺麗というより、色の配色バランスが良く、スッキリしている。シンプルな生活をしているのが垣間見える。物欲が低く、家に篭りがち、でも友人に誘われたら喜んで出かける天邪鬼な私にはピッタリに思えた。

今のように、周りの目ばかり気にして、やりたく無いことも無理やり合わせたり、言いたいことも言えない生活よりも、見ているだけで癒される海に囲まれ、居心地のいい家具に囲まれ、シンプルな生活。今すぐスペインに行き暮らしてみたくなった。島では英語が通じないらしいから、スペイン語をまず勉強しないと。自分に必要だと思う勉強はなぜか苦にならないから不思議だ。私の遺伝子の中にスペイン人の遺伝子があるのではないかと思うほどだ。とはいえ、世界は広い。バレアレス諸島以外に自分らしく生きれる場所は他にもあるかもしれない。私の探求の旅はまだまだ続きそうだ。

¡Qué descanses!. Hasta luego

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