賃金の改定、やり方を変えて良かった。必ずうまくいくよ！

うちにも賃金規定がある。
私が会社を継ぎ、入社する前からある。
これを基準に改定を重ねてきている。

昨年、管理部をつくり、
あらゆることを数字にして改革をしてきた。

昨今の物価上昇や最低賃金の上昇など、
うちにも大きな波が訪れている。
そこで、
管理部にいくら賃金を改定できるかを、
計算して出してもらうことにした。
初めての試みだ。

これまでは、先代から私に至るまで、
賃金はトップが考え結論を出す。
これが当たり前だったがこれを変えたのだ。

管理部のスタッフ達は、
この重要なミッションに、
一所懸命に取り組んでくれた。

先日、管理部を任せている幹部スタッフから、
やれることは全てやったと思います。
と報告をもらった。
これでうまくいくかは、
やってみなくてはわからない。

今回の賃金改定は、
親父がこの事業を始めた以来の凄いことだよ。
立ち上げ当初に親父が、
必死にそろばんを弾いて出した賃金から、
今度は管理部という形で、
必死にPCに向かって弾いた賃金だよ。
この賃金の価格には魂が入っている。
だから、絶対にうまくいくよ！

とあえて魂という言葉を使って話した。
管理部の幹部スタッフも、
そうです！みんなの魂が入っていますよ。
と噛みしめるように頷いていた。

私には仲間がいる。
そう思えた瞬間だった。

１人じゃないんだと思えること。
実はこれがうちの強みなのかもしれない。