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フランスで感じた日本文化の凄さと認知度の大切さ

トップ写真 今も多くの画家が集まるパリ、モンマルトル


恐るべしMANGAの力を実感

今回は海外で感じた日本と海外の文化ついて。

これまでブログにて書いてきたように、
フランスと少しだけカタールへ滞在。
滞在中は主に和服を着用。

フランスにおいては、
とても好意的に受け取ってもらった印象です。
すれ違う通行人は、笑顔でグッドサイン。
写真撮影を依頼してくる人など。
フランス滞在中、
本当に多くの方と写真を撮りました。

どこへ行っても人気があった和服。
ですが、唯一、
人気を持って行かれた場がありました。

それは、
フランスのリヨンで行われたサッカーの試合後。
残念ながら日本はスペインに敗れたのですが、

スタジアムを出て、駅へ向かおうとすると、
前方が騒がしい。
多くの人が騒いでる。
見ると、赤のスペインのユニフォーム。
来ている人たちが
誰かを取り囲んで盛り上がっている。

気になって近づいてみてビックリ!
その輪の中にいたのは悟空。
ドラゴンボールの悟空でした。

と言っても、本物ではなく、
日本人によるコスプレ。
なのですが、
スペインから駆け付けたサポーター。
大歓声を送っていた多くが子供たち。

悟空を見つけて大興奮。
その後、
悟空はスペイン人に囲まれ続けていました。
子どもたちの前ではKIMONOより悟空。
その人気は想像以上のものでした。

悟空の前では着物もかすむ現実

昔は漫画を見るとバカになると言われたけど

もう一つ、
フランスで触れた日本文化について。

今、海外で大人気のおにぎり レートによるが一個800円から1000円くらい 


フランスでも大人気のラーメン ナントにて 日本みたい

フランスのナントからパリへ移動中。
飛行機で移動したのですが、
私の前に居た若い男の子。
たぶん高校生くらいかな~。

熱心に読書をしていました。
ちらっと見えた本は漫画本。

なんの漫画を読んでるのか気になり、
後ろから覗いてみると、
その漫画はワンピースでした。

もちろん、文字はフランス語。
絵はまぎれもなく日本の漫画、
ワンピースでした。

改めて、日本の漫画、アニメ文化。
広く浸透していることを実感。
とても嬉しくなりました。

そういえば、
お世話になっている建築家さんの娘さん。
フランス人の男性とご結婚。
ご主人のお仕事が、
日本の漫画を翻訳したり、
フランスへ広めるお仕事。

そんなことをお聞きしてたので、
より、リアルに日本の漫画文化。
フランスの生活に溶け込んでいる様子。
実感できました。

同時に、日本の漫画やアニメ。
最初の頃、商材としてとらえ、
自国に持ち帰り、売り出した人。
すごいな~と、
知らないながら感心してしまいました。

明治時代、欧米人が日本の骨董品に目を付け、
海外に持ち出した。
欧米では珍しい日本の焼物など。
とても人気があり、
高値で取引されたそうです。

商材は違いますが、
欧米人は目利きの力がすごいですね。

私の子どもの頃、
多くの大人が、
漫画ばかり読んでるとバカになる。
テレビばかり見てると賢くならない。
最近はゲームばかりしてると人生堕落する。

等と言われてましたが、
そんな日本発のコンテンツ。
日本を救っている現状。

時代の変化に対応する考え方。
重要ですね。

日本人気と日本人女性の人気

他、気づいたこととしては、
ドラマや音楽のエンターテイメント。
こちらは、日本同様に
韓国系のものが人気ありました。

地元の人に聞くと、
その影響なのか、
パリの女性からは韓国人男性が人気。
残念ながら日本人男性はそうでもない。(泣)

逆に女性は日本女性が人気があるそうですよ。
日本女性はとにかくフランスではモテる。
そう聞きました。

真ん中の男性シャンソン歌手 ラパン・アジルにて 大和撫子に満面の笑み

確かに、
フランス人男性と日本人女性のカップル。
私の周りでも珍しいことではなくなっています。

個の人生を重んじるフランス文化。
だからこそ、国際結婚に対するハードル。
低いのも要因として考えられました。

ファッションの違い

他、文化の違いについて
気づいたこととしてファッション。
特に女性のファッション。

フランス人女性の多くがノーメイク。
また、年齢に関係なく派手な柄の服を好む。
そして、
その服の多くが肌を露出するものが多い。

今回、
ロストバゲッジという事件があったおかげで、
ショッピングセンターに服を買いに行きました。

奥さんの服選び。
つき合った訳ですが、
柄や形が気に入っても、

どこかに一般的日本人女性が買えないポイント。
あります。

ワンピースを中心に探してた奥さん。

これは丈が短すぎる。
これは胸が開きすぎている。
これは胸は開いてないけど、背中が開いている。
胸も背中も開いてないけど、脇が開いている。

等など、フランスの服の特徴なのでしょう。
その後、街で見かけるご婦人の服を観察。
確かに年齢関係なく露出が多い服。
それが普通だと気付きました。

フランスにて私が選んだ奥さんのワンピース 胸は開いているのでユニクロでキャミソールを買っていたが、キャミソールがワンピースより高いというユニクロ海外の現実 写真はドーハ・イスラム美術館

白人はその肌の色から、
夏は肌を陽にさらすことが病気予防になる。
以前、聞いたことがあります。
だから、露出する服が多いのでしょうか?

奥さん曰く、
すっぴんで居られるなら、
フランスに住みたい。
とのことでした。
たしかに女性。
毎日のお化粧は大変ですよね。

和服で歩いていてもニイハオ!

KIMONOを着て街を歩く。
それだけで、アジア人である私が、
日本人であることが認知されます。

日本に来たことがある方などは、
好意的に話しかけてくれました。

一方、和服を着ているにも関わらず、
ニイハオ!
と、声かけて来る人もいます。

ちょっとムッとして、
こんにちは!
I am japanese samurai!(笑)
と、返しますが、
そんな人たちには、こんにちは!
は通じません。

多くの場合、このパターンで声かけてくる人。
アフリカ系の移民の人なのでしょう。

カンフーと言って絡んでくる人も居ました。

そんな人には、
Judo, karate, kendo and aikido etc.
are Japanese martial arts.
Do you understand?
と、優しく教えてあげました。

世界の国々、
いろんな国にお邪魔して、
最初から、ジャパニーズ?
と言われることは少ないです。

チャイニーズ?コリアン?の順。

それだけ、海外へ出る日本人。
少なくなったのでしょう。

また、アフリカの国々。
日本よりも、
中国の方が影響力を持っている。
最後の市場と言われるアフリカにおいて、
圧倒的に日本は出遅れている。

ナントの街にて日の丸発見 素直に嬉しい
2022年ルーアンの街にて見つけた日本の絵

フランスでの出来事から感じることができました。
彼らからすればアジア人は同じに見える。
知っているアジア人といえば中国人。
日本人は知らない。

これが現実なのでしょう。

今日はフランスで感じた文化について、
個人的見解を書きました。
なにかの参考になれば幸いです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。




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