今日はイスラム教のラマダンのお話
トップ写真 アブダビ シェイクザイードグランドモスク
言論の自由は無くなったのか
つい先日までの寒さが嘘のような東京の暖かさ。
今年の桜の開花は遅いのかな？
心配しておりましたが、
この暖かさが続くと一気に開花しそうですね。
さて、このブログ。
阿波のことを中心に、
旅の話などを書いています。
特にブログでお金を取っている訳でなく、
個人的な私見として、
いろいろな神社や遺跡を紹介して来ました。
日本の古代史について。
諸説あるのは承知の上。
こんな面白い場所があるよ。
こんなお話が伝承されてるよ。
私が興味を抱いた内容を紹介しています。
それが面白くない人もいるのでしょう。
いかにも学者みたいな否定コメント。
わざわざ書いてくる方もチラホラ。
ですが、気にせず、相手にせず。
マイペースで自分の考えを書いて行きますね。
イスラム教ではラマダン月
今日は、神社ではなくイスラム教のお話。
先日、
オマーンのある省庁の方とオンライン会議。
冒頭の雑談にて、
時差の話となりました。
オマーンの人 「日本は何時？」
私 「16時ですよ。そちらは何時ですか？」
オマーンの人 「11時だよ。」
私 「もうすぐランチですね。」
オマーンの人
「いや、私たちはランチを食べない。
ラマダンだから。」
そんな会話がありました。
一瞬、聞いてはいけない質問をしたかな？
と、冷や汗。
でしたが、
先方さんも異文化を受け入れてくれており、
事なきを得ました。
テレビでも拝見するラマダンのニュース。
ラマダン期間でありながら、
イスラエルがパレスチナを攻撃。等。
イスラム教徒の人たち。
約1か月のラマダン期間。
日の出から夜になるまでの間。
食べる事、飲む事を自制します。
簡単に言うと、何も食べない、飲まない。
1か月も、日中断食すると、
さぞかしダイエット効果がありそうな。
そんな気がしますよね。
確かに痩せる方もいるそうですが、
そんなにガリガリとなるわけではなく、
逆に太ってしまう方も多数。
理由は、日中の飲食は厳禁。
しかしながら、日が暮れてからは食べて良い。
日中の空腹を満たすため、
いつもより多く食べてしまうからなのでしょう。
栄養の吸収も良くなりそうですもんね。
なぜラマダンはあるのか
ラマダンの理由。
私も特別詳しくはありませんが、
一つに、感性を研ぎ澄ます。
日中はみんなお腹が空いているので、
豊かな者も、貧しい人も同じ経験を共有。
イスラム教の教えでは、
豊かな者が、弱い者、貧しい者を助ける。
これが当たり前となっており、
豊かな者が貧しい者と同じ境遇を体験することで、
分け与える大切さを思い出し、
奉仕の大切さを忘れないため。
そんなことを聞いたことがあります。
行政の前に地域で助け合う文化
日本の場合。
生活困窮者には生活保護が支給されます。
が、お金持ちの人たちが、
生活困窮者を支えるために、身銭を切る。
あまり聞きません。
イスラム教の国では、
近くのモスクを中心に、
コミュニティが出来ており、
男性は一日5回、モスクでお祈り。
ラマダン月は、一日６回。
女性の場合、自宅でお祈り。
自宅近くのモスク。
職場近くのモスク。
それぞれでコミュニティが形成されているので、
誰が困っているのか。
誰を助けなければならないか。
地域の人たちの目が行き届いているのも、
助け合う文化が根付いている要因でしょうか。
失って気づく、独自の文化歴史の大切さ
昔は日本も神社は氏子。
寺は檀家。
中心に地域の絆が強かった筈。
少子高齢化が進み、
消滅する自治体が出ると言われてます。
と、いうことは、
消滅する神社や寺も出てくるでしょう。
戦後の西洋化の波にのまれ、
一斉に合理主義に走った結果。
大切な日本の伝統。
無くしてしまった。
そんな気がします。
健康のためにプチ断食してみましょう
イスラムのラマダンの目的のひとつ。
お金持ちも、そうでない人も、
同じ空腹を共有する。
なかなか興味深い宗教慣習です。
ちなみに私は、
毎日ラマダンみたいなもの。
一日一食生活を２１年続けてます。
さすがに水分補給はしてますが。
成人病の原因の多くが食べ過ぎ。
と、言われてます。
免疫力を高め、解毒効果のある断食。
時に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちょうど今はラマダン期間。
イスラム教徒１６億人と一緒に。
気に入っていただけましたら、
💛フォローいただけると励みになります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？