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オマーン国立博物館へ招待を受けました

トップ写真はマスカット オマーン湾の夜景


正装してオマーン国立博物館へ

今日もオマーンのお話です。

オマーン到着の翌日。
文化遺産観光省へ伺ったお話は書きましたね。

その翌日には、教育省へ伺う予定でしたが、
こちらの対談は後日ズームにて行う事に変更。
前日のプレゼン準備は大変でしたが、
今回の訪問では、プレゼンはなし。

緊張が少し途切れて、
少しリラックスしていたら、
なんと、
オマーン国立博物館へ呼ばれるという展開へ。

当初、私は博物館へ行って、見学する。
ただの観光と思い込み、
普段着にて、出発しようとしていると、
同行していただく方から、
「その服装では・・・。公式に近い訪問なので。」
と言われ、
そこで初めて、お仕事だと気付いた次第。
部屋に戻り、オマーンの正装に着替え、
国立博物館へ向かいました。

美しいオマーン湾を眺めながらのドライブ。
オマーン湾を少し通り過ぎた場所に
国立博物館はあります。

2016年にオープンした新しい博物館。
周辺の景色と調和する素晴らしい建築。
正面少し離れた場所には、
国王様が住むパレスがあります。

国立博物館からパレス
国立博物館外観
国立博物館外観 大きすぎて写真に収まらない

イスラム圏でありながら女性が活躍する国

到着後、
お出迎えの方に案内されたのは、
立派な応接室。

博物館の責任者の方と対談させていただきました。

館長さんから美術館の本をプレゼントされ 満面の笑み 書き手

責任者の方は女性。
終始、にこやかにお話してくださったので、
緊張することなく、楽しい時間を過ごせました。

対談の最後に、
責任者の方から、

「この後、博物館を見学されて、
良いアイデアがあれば、教えてほしい。」

と、宿題を頂いたので、
展示物ひとつひとつを真剣に拝見。
とはいえ私。
古代史好き。歴史大好きなので、
ほぼ、趣味の領域。(笑)

館内を案内してくださったのは、
京都大学へ留学されていたという
オマーン人の女性。

いろいろな質問に対しても、
にこやかに答えてくださいました。

私は一日中でも博物館へ居たかったのですが、
その後のスケジュールもあり、
90分ほどの見学時間となりました。

オマーンの歴史がとても深く学べる博物館。
改めて、イスラム文化の素晴らしさ。
また、イスラム文化の美しさ。
気づかされました。

博物館に展示されている甲冑 日本からの贈り物

イスラム文化と日本文化の相性

日本の古い建築物との相性も良いのでは?
徳島で進めている古民家の宿。

絨毯やランプ。
建具に家具等。

古民家へ取り入れてみようか。
そんな風に、私の方がアイデアいただけました。

実は、私たちの会社が行っている
メタバースの学校の大講堂。

イスラム圏のある建物からヒントを頂き、
製作しています。

世界中を旅した中で、
多くの遺跡や文化に触れた中で、
きらびやかで艶やかな物も美しいですが、
私には、落ち着いた中にある美意識を持つ。
イスラムの文化が合っているようです。

実は20代からペルシャ絨毯が大好きなのです。

建具に絨毯 美しい 国立博物館


まずは国立博物館から


博物館の館長さんに頂いた宿題。
ばっちりと良いアイデアが浮かびました。

オマーンを知らない人たちが、
オマーンの文化に興味を持って、
実際にオマーンを訪れるための仕掛け。

一歩進んで動き出すよう、
日本に帰国したらすぐに着手しようと思います。

実際に博物館を訪れて分かったこと。

どこの国でも国立博物館には、
その国の歴史の変遷や、重要なポイントが
展示されています。

まずは博物館を訪れてみる。
それから、観光する場所を決める。
この順番が良いと思います。

国立博物館には、
その国の人たちが持つ財産が展示されている。
そのことを十分に理解して、
その国の文化をリスペクトしながら見学する。

それが、博物館を楽しむコツですよ。

これはいろいろな場所で展示されている 重要なのでしょう

このブログを読んで、
オマーンを訪れる人が増えることを願います。

その際は、まずは国立博物館へ。
これが鉄則ですよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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