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〖感想〗文車妖妃のメソッド/ヤス(ウエダヤスシ)



文車妖妃の執念は誰もが持っている

執念がふくらんで

妖怪に変貌してしまわない様に




創作大賞2024、お仕事小説部門にエントリーしている
ヤス(ウエダヤスシ)さんの「不車妖妃のメソッド」の感想記事です。

ほんのりネタバレでお届けしますので、よろしくお願いします。

とはいえ、今開催中の66日ライランの主催者なので、関係者の方はもう読了されているはずですね?


全14話でありながら、結構サクサクっと読めちゃうので

私の心に止まった所をピックアップしていく感想です。


「不車妖妃のメソッド」感想

あらすじ

ここにある“共感する教祖”って響きが語呂も意味も気になって仕方がなかった。
その後第4話の人物描写で“ふうこん”の事だとは認識出来るけど、
私が“共感の教祖”って響きが好きすぎて、本編に出てこなくてちょっと残念だった。


第5話

『ニューシネマパラダイス』とか・・・ 

大学時代、ビデオレンタル店員だったからわかるw
周辺、芸術系の大学多かったから、その辺り人気でねぇ……
特に小津安二郎だったなぁ。そこで知ったもの、私。

第7話

ラストの幽霊の言葉から始まる、渡されたメソッドが偽物であるという展開。

なるほどね。面白くなってきた。

これで慣れない幽霊と共闘できる理由が付く。


第12話

あぁ、違和感の理由がわかってよかった。

幽霊の、ずっともう1人いるみたいな言い方が気になってた。
見える仕組みは神吉蘭が見染めたから?

選考が終わったらどうするんだろーなー
加藤君、エンジニア部に戻っちゃうのかなー
選考の度に呼ばれる加藤君でもいいよねー

本は作者のものではない。かといって読者のものでもないのだ。作者が書き、読者が読む。一方通行ではないんだよ。だから読者を代表し、まだ日の目を見ていない作家を世に送り出す我々が必要なのだ

第12話より抜粋

良い言葉

文章だけじゃなくて
歌、演奏、演技、ダンス、絵画・・・
その他のあらゆる表現する事全部がそうだと思う。

読む、見る、聞く人がいてこその表現。

だから私は感想を書く。

私が好きだと思ったものを

「好きだ」と発信することで

表現した本人の次への原動力になりたいから。


不車妖妃の影響

嵐文メソッド(エッセイ編)も蘭文メソッドも
書き手としてぐっさぐさに刺さる。

それが本当に出来ているかなんて、書いた本人は判定できないからね。

刺さるけど、もっともだよなぁと納得するし、反発心なんて生まれない。

小説という形ではあるけれど
「本当にこの基準で判断されているかもしれない」
という現実味のある内容の重さ。

サロンを運営しているだけの重さは充分にあるよなぁ

と遠まきに見ている

そう、私、ずっと遠巻きに見ている(笑)

仲良くさせてもらってるnoterさんがライラン参加してて、夏休みを機会に66日ライランに参加させてもらった。

ちょこちょこと、ヤスさんの記事を読んで、心に止まったら記事にコメントしたり。

スタエフのアカウント作ったら、フォローして聞いたり。



私は
文章を書くのは小学生からやってた。
初めて書き上げたのは夏休みの宿題の読書感想文の代わりに提出した、ラピ〇タのパクリの冒険譚だった。

話す様に文章を書いている。
全部、独学・・・と言うにはおこがましいけど、好きな作家さんやエンタメから吸収したものをアウトプットしていた青春時代だった。
でも、根性なしなんだよ。
作品を応募しようと思った事はなかったんだもの。

書かなくなって
書けなくなって

でもnoteに出会って

文章を毎日書き出して

たぶん、人生で始めて、文を書く事を見つめだしているのかもしれない。
そう気持ちが向き始めた時に、ヤスさんが気になった。
だからヤスさんがおすすめした本を買ったり、 周りをうろちょろしてるんだと思う。

飛び込む勇気はまだない(笑)

いや、この感想を書いた時点で、 ストレッチぐらいはしているのかも?



いえ、それも違うかも
不車妖妃になってでも
文章を書きたいという情熱を
必死に抑えている自分がいる

子供の夏休みという現実が余計に私をセンチメンタルにする

まだ狭間で揺れている

そういう自分を認識できた物語だった。


感想に関する記事はこちらにも

創作大賞2024に応募している作品もありますので、こちらもご覧ください。

私にご興味を持ちましたらこちらをどうぞ

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それではまた(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)


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