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心の声を聴く癖をつけようと思った
最近木下斉さんのVoicyのバックナンバーを聞いていて、とても自分に刺さる放送があったので紹介します。
人間はなぜ悩むのか、迷うのか?
残念ながら、私は仕事でもプライベートでも、無駄に悩み迷う人間です。
悩んで迷いまくって、結局は何もしなかったということも多いです。
放送ではだいたい以下のように言われていました。
○迷う理由
悩む人はたいてい決定軸を他人に委ねている。他人がどう思うかを気にし過ぎている。
そういう人は関係者が多ければ多いほど判断の変数が増える。
変数が多すぎると判断できるわけがない。
それに他人の気持ちなんてわからないから、いくら考えても結論など出ないし決められない。
○解決法
これを克服するには自分の判断を、外発的なものから内発型なものに切り替えないといけない。
他人がどう思うかに委ねてはいけないし、専門知識も関係ない。
自分としてどうかを考えろ。
自分のやりたいことをやれ。
感謝されようと思うな。
それをやって意味があるかとかも考えるな。
自分としての満足感を得て動け。
実際の放送はもっと論旨明快に説明されていますので、是非放送も聞いてください(放送は2回に分かれていて、1/2は無料、2/2は有料です)。
たしかに、子供の頃から、自分が「どうしたいか」よりも、周りの人が困らないか、喜ばれるか、怒られないかといった「どうすべきか」ばかり考えて行動していた気がします。
仕事を選ぶのも、人の役に立ちそうだからという理由で選びました。
でも、よく考えてみると、人の役に立ち喜んでもらえれば自分も嬉しいけど、結局それは「自分のがやりたいこと」とは直接リンクしないんですよね。
迷わない人は、他人が喜ぼうが喜ぶまいが「自分の心が夢中になれること」に注力しているのだと思います。
夢中に打ち込むことで高いクオリティを生むことになれば、それが他人を喜ばすことにもなるのかなということで、原因と結果が逆なのかなという気がします。
放送では、まずは小さいことでいいので自分の内発的動機で、瞬発力で動く癖をつけることを推奨しています。
それで困ることがあればその時に対応すればよい。
たとえば、ジュースが飲みたいと思ったらすぐ買う。
高いとか、太るとか思わない。
太れば運動すれば良い、という具体に。
最近のふとした出来事にも内発的動機付けの大事さを感じた
少し話は変わりますが、最近たまたま、小学生時代の同級生をSNSで見つけた(「友達かも」に表示されていた)。
彼とは家が近かったので小学時代はよく遊んでいましたが、あまり仲が良かったとはいえず、皮肉屋でよく私を貶したため、正直苦手な相手でした。
私に対してだけではなく、他の同級生に対しても同様で、周りに合わせようとはせず我が道を行くタイプだったので、友達はさほど多くはなかったと思います。
その彼が、SNSによれば、今はある医療分野の専門家として責任ある立場にいるらしいです。
それだけではなく、積極的にその分野のレポートを書いて発表している様子でした。
私にはその内容まではよくわかりませんが、真剣に取り組んでいることだけは伝わってきて、素直に凄いと思うとともに、とても複雑な気持ちになりました。
想像でしかありませんが、きっと彼は、周りの声や反応よりも、自分の心の声をより大きく聞くタイプの人間だったのでしょう。
協調性のあるタイプではなかったのですが、自分が熱中できる分野に注力し続けたのだと思います。
それが専門性の開花にもつながっているのでしょう。
我が身を振り返る
自分はどうだろうと思います。
就職してからも、自分の意見を真っ向から主張するよりも、人の意見を調整する仕事ばかりしてきて、自分の意見は脇に置いておくことが多かったように思います。
そんななかで、自分の軸が何なのか段々わからなくなり、仕事への面白さがなくなっていく実感があって、最近は危機感を覚えています。
数十年こういう生き方をしてきた人間がいきなり変わるのは難しいかもしれないですが、木下さんの放送も参考に、少しずつでも自分の心の声を聴く習慣をつけて行こうと思った今日この頃です。
正しいかどうかよりも、自分が楽しいと思えるかどうかを意識して。
なんとなく昏い話になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
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