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【マインド】人が頑張っているところを見ると、自分も頑張ろうと本当に思えてくる件

あるあるな話だし、実際に仕事でもこのフレーズに似た内容のことはよく使っているし、それを力にして自分のことも向上させていこう、相乗効果だぜって、そこら中で聞くことだから、敢えて言うのもどうかと思うのだけど(と、ここまで息継ぎなし)。

本当にそうだと思った。

今日、実は6年ぶりに部活の大会引率を担当した。
学校勤務だと、育休明け子育て中の女性教員(ここは、まだ女性だけ…)は配慮があって、運動部の顧問は外れたり、活動が活発ではない部の副顧問になったり、あるいは文化部の所属になったり(これが本命)する。
ずっと運動部を担当してきた身としてはこれには若干の寂しさがあって、でも育休間際の身重で運動部は流石に厳しいという話や、育休明けで出張に行きにくい状況を踏まえたら、やはり受け入れなくてはいけない配慮。

私は「運動部やりますよ!」と2年前(息子2歳)に言ったけど、逆に断られてしまった。
このときに、社会的な「ワーキングマザー」の立ち位置や、外からの見られ方を思い知るのである。
やりたい気持ちだけではどうにもならないことも世の中には残念ながら、ある。

だがしかし、そんな私にも運動部の話が回ってきた!
(もちろん、メインを張るのはまだまだ無理だけど)
引率顧問であっても、嬉しい!!

ここで言っておくと、私と同じカテゴリに所属する人の中では、そういう肯定的な反応は結構珍しいらしい。

思いつく理由は以下の通り。
・時間的拘束
・体力的問題
・精神的余裕の無さ
・子に関する突発案件への対応
・他の職員との連携への不安
などなど

私の申し出を逆に断られた理由は、自分がそういう感覚に未熟で、逆に周囲は上記のような心配を持っていたからだと後から悟った。

そして今、引率がおそらくできるだろう、副顧問としての務めは果たせるだろうというお墨付きを見事いただき、ついに話が来た。

嬉しい理由は、表題の通り。
人が頑張る姿を見られるから。

この効能は驚くほど大きい。

想像してみて欲しい。
生徒が、汗を流しながら、緊迫した場面で集中している姿を。
これまで練習してきた成果を出そうと、スタートラインに立つ場面を。
1秒を削り出そうと、歯を食いしばる表情を。
なんとしても届こうと、腕を伸ばして球を追いかける動きを。

思わず、手を合わせて祈ってしまう。

産前に運動部を担っていたときは、毎晩、練習に付き合っていた。
土日は練習試合に出かけた。
泊まりがけで遠征の時は、同じ釜の飯を食べた。

これだけ一緒にいれば、情が湧く。
頑張ってきたこの子たちを、どうか勝たせてくれ、と。
そして、闘う姿に胸を打たれ、私も活力をもらっていた。

正直、仕事とは言え、やはり時間を取られまくるわけだから、自分の時間が欲しい時もある。
具合が悪くてもすぐに病院へ行けない。
そして初期対応が遅れ、悪化して、結局病院に行き、治癒が遅れるというループ。
でも、生徒から心配されれば、早く治さねば、と思う。
病は気から。

なんて、この一種の職業病に罹患している人は決して少なくなく、この業界には部活動に命を捧げている人がなんて多いことか。
他種業のパートナーを持っていた方が、家庭生活で折り合いがつかず、別れを選ぶなんて話も実はよく聞く。

でもそれだけ、生徒の頑張る姿を見ることで、自分に還ってくるものが大きいのは事実。だからやめられないんだと思う。

私もその効能の大きさを知っているし、自分の情緒にかなり響くことも分かっているので、引率してそれが見られることが楽しみだった。
たとえそれが、自分の知らないスポーツで、これまでの頑張りを知らない生徒たちであっても。

そしてやはりやはり!
試合を見たらグッとくるものがあって。。。
胸が熱くなった。

甲子園球児たちをテレビで観て、感動が湧くのと同じように。
マラソン大会の沿道の応援の声が、自然と大きくなるように。
箱根駅伝を食い入るように観てしまうように。

規模やレベル、種類関係なく、
人が頑張る姿は、見ている人の胸を打つ。

そして帰宅後、思わずネット通販でポチしてしまった。
マラソンシューズ。

私ってば、なんて簡単な大人。
動きたくなったぞ。
走りたくなったぞ。
うずうず。

妊娠してから5年ぶりに走ってみようと思ったのは、人が頑張る姿を見てしまったから。
さて、シューズが届いたら履いてみるとしよう。
衰えた筋肉に、前向きな負荷を!

走る時間帯、息子をどうするか問題に対応しなければ。

今回は、取り止めもない文章を、ただ思いのままにダダダっと打って見た。
読んで得るものはないかもしれないし、完全に備忘録になっているけれど。
どなたかと単純にこの感覚を共有したい。

疲れて何もしたくない、とか、
できるだけ動かずに休んでいたい、とか、
それも大切かもしれないけれど、得られるチャンスを見逃すのだけはしたくない。
それを掴めるだけの心の余裕を持っていたい。
そう心に誓った1日だった。

読んでいただき、ありがとうございました。
明日は金曜。
頑張りましょう。

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