+90ml

先月から毎月10日ころに献血することにしたので、今月は今日行ってきました。
今回も血小板献血の要請を受けて承諾し、問診と血液検査をして特に問題がなかったのでそのまま採血になりました。そのときの看護師さんは15年以上も前に自分が献血していたのを覚えていたお方で、看護師さんから「ご無沙汰です」と声をかけてくれたのでした。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/n52bfabeff76c

そうやって顔は知っていても、立場は看護師と採血者。名前や血液型の確認、採血の種類の復唱と、針が刺さって採血が始まるまでは他の人と同じで粛々と進むのでした(当たり前か)。採血が始まってからは「冷えますね」「うん、冷えたね」と、看護師さんがなぜか友達口調になったのはちょっと不思議な感じでしたけどね。
さてそれで、針を刺す前のときにこんな説明がありました。時間を少し前へ戻します。

「今日から体重に応じて血漿の量を多めに取っていいことになったのですが、了承していただけるでしょうか?」

この説明がされるまで自分は知らなかったのですが、血小板献血のときは血小板と一緒に血漿も分離して取っていたのです。採血後に黄色い液体が入った袋を2つ回収している様子は何度も見ていたけれど、そのうちの1つが血漿だということと、今までは体重に関係なく230mlを取っていたことを初めて知りました。それが今日から採血者の体重によって多めに取っても良いことになったので、同意を求めてきたわけ。体調やその他の理由で拒否はできるとはいうけれど、体調面は問題ないので即断で同意しました。
「じゃあ、どれだけ取っていいのか機械に計算させますね」
看護師さんはそう言って、遠心分離機に数字(おそらく自分の体重)を打ち込むと、しばらくして

「320mlいただきます」

という結果が出ました。その後に針が刺さって採血が始まり、遠心分離機がキンコンキンコンと鳴ることもないまま58分(実測)で採血終了。
自分は90ml多く血漿を採取されましたが、看護師さん曰く「午前中に80kgの男性をしたときは袋がパンパンになっちゃって(笑)」と、かなりの量の血漿が取れた様子。それなりに体重別の効果はあったようです。
なお、採取した血漿は医療品の原料として使われるそうですが、不足気味だそうで、今回の体重別で採取する量を増やせるようになった模様です。

それから、水分を多く摂ることで減った血漿は元に戻せると説明を受け、看護師さんからは採血中に

「何か飲みますか?」「お代わりは?」
と何度も訊かれました。でも、自分は「お茶ください。お代わりはいらないです」と返事したのでした。その理由を言うと、看護師さんも「それはそうよね」と納得していました。
 ↓
「針を刺したままトイレには行けないですからね」

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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