札幌に戻って一年が過ぎ

去年の今日、不動産業者へ行ってマンションの鍵を受け取り、荷物が運び込まれる前にガスの開栓とネット回線の工事を行いました。後日、区役所にもこの日付で転入届を出しました。つまり、8月17日が東京から札幌に帰って来た日であり、丸1年が経過したことになります。
この1年間で感じたことはいろいろありますが、雪虫が飛び交う秋や11月に降る雪に“凛”とした冬の寒さなど、久しぶりに体感した北海道の秋と冬が印象に残っています。まあ、今年もこれから体感することになりますけど。

それよりも何よりも、精神的にラクになったというのは大きな変化です。

東京での一人暮らしをそれなりに楽しんでいたつもりでしたが、周囲に人がいっぱいいるのに自分は“ぼっち”という孤独感が強くて
「ヘマしても誰も助けてくれないぞ」
という妙な緊張感が常に付きまとい、心拍数が四六時中速かったことを覚えています。それが札幌では心拍数が落ち着いた感じがしているし、睡眠時間も一時間ほど延びました。一人暮らしなのも誰も助けてくれないのも同じはずですが、札幌に居るというのが精神的に安心できているようなんです、なぜか。

また、旧来の知人・友人から「お帰り」と声をかけてくれたのも嬉しかったです。

東京で知り合った人と会うことが難しくなった一方で、自分が札幌に戻ったのがきっかけで20年ぶりに再会を果たした人もいて、痛し痒しといったところでしょうか。でも、機会をみて東京へ遊びに行こうとは思っています。
もちろん、良いことばかりではありません。今後の身の振り方を決めて行動を起こさないといけないのに、考えが煮詰まらないまま時間だけが過ぎていく状態が続いており、悩みは深いです。今年中に何とかしたいと思って・・・いや、何とかするつもり・・・、いや、何とかします。

明日から復活2年目。丸まった背筋を伸ばしていくぞ。

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