“けん引”後も変わらず

https://note.com/f_yoshihiro/n/nd54cc29929ec
の続き。

12月に左太ももにしびれるような痛みが走ったことで整形外科に行き、MRI検査の結果でヘルニアと診断されたものの、腰に痛みがないことから医師による診察は前回で終わりました。でも療法士さんによるストレッチは続くことになり、今日受けてきました。
最初の痛みを感じてから二ケ月近くが経過し、痛みが走る回数も時間もほぼゼロになったとはいえ、完治してはいません。特に、うつぶせになって左脚を曲げてから、療法士さんが少し力を入れると、左太ももの前の部分が張ったように痛むのです。また、仰向けになって膝の少し上の部分を掌で押すと、脚の中に何か固いものがあるような感覚が出ます。

「前回と(状況は)大きく変わっていませんね」
療法士さんがそう言うので、自分は質問してみました。

「今も家で脚を抱えるストレッチをやってますが、回数を増やしたら治りますか?」
これに対する療法士さんの答えは明快でした。

「例えば100回に増やして治るなら、とっくに案内してますよ」
愚問でした。回数より毎日やることのほうが肝要だと悟りました。

療法士さんとのストレッチは30分程度で終わり、次に“けん引”もしました。
別の部屋に案内され、特殊なベッドに寝かされました。そして腰にベルトが巻かれ、わきの下にある突起物を腕で抱えるように指示されました。

「体重の四分の一の力で下半身を引っ張ります」
と言われ、スイッチが入りました。下半身がゆっくりと引っ張られ、戻され、また引っ張られ、また戻される動作が13分間行われたのでした。この治療は初体験だったので、最初は引っ張られて激痛が伴うのかもしれないと妙に怖かったのですが、痛みはまったくありませんでした。

13分後、療法士さんから「どうですか?」と尋ねられたものの、治療前と比べて変わった感じはしませんでした。それは素直に
「変わった感じはしません。これから変わることを期待するのみです」
と言って、経過観察となりました。三週間後にまた行くので、そこで変化があればいいのですがね。

治りつつあるけど、治っていないので、治します。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?