マラソン界で繰り返される「筋トレで重たくなる」論争
マラソン界では、定期的に、筋トレをすると体が重くなるからパフォーマンスに悪影響だと主張する人たちがいます。
本記事では、この主張に対して、科学的根拠と持論を混ぜ合わせて意見します。
事例
最初に事例を挙げます。
2024年2月に開催された大阪マラソンで優勝した國學院大學の平林選手(2時間6分18秒、日本歴代7位、学生日本新記録、初マラソン日本最高記録、いずれも当時)を指導する前田監督は、次のように言及しています。
※
「それ」とは、その前の文章から「筋トレ」「ウエイトトレーニング」のことを指します。
要するに、筋トレをしない方が良い理由として、「固まる」ことと、「重たくなる」ことを挙げています。
「重たくなる」=「体重が増える」
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