2023年4月の記事一覧
0919:補助金の仕組みと西ノ島町裏金事件
島根県西ノ島町役場で、少なくとも11年間(どうやら更に長く)にわたりいわゆる「預け金」による不正支出があったと報道されている。
記事には「こうした不正経理は国などの補助金や交付金の精算処理が追いつかず、年度内に使い切るのが最も大きな目的という。」と解説されている。この辺り、少し詳しく解説しておこう。補助金は「補助対象事業で支出した額に対し、補助割合に従って、上限額の範囲で交付される」ものだ。
0918:税務研修受講
今日は家業業界地元組合の税務研修会。よく言えば分かりやすい話で、行政主催のそれに比べると深掘りがなく体系的に全体を理解するようなものではなかったが、実務経験からのいろいろなTipsは目からウロコのものもいろいろあった。業務と私費の按分比率を巡る話とか、税務署とのバトルは手に汗握るね。
公務員時代は税は経験しなかったが、公的医療保険がそれに近い。ただし保険料の賦課は市町村マターで、県は厚労省と市町
0913:オオカミ少年の難題
Twitterで「オオカミ少年」がトレンドに上がっていて何かと思ったら、今朝のJアラートに対する不満が目白押し。「政府(またはNHK)は戦争を煽ってる」というバイアスの強烈なものが目立つが、必ずしもそれだけではなさそうだ。国会でもいろんな人が問題視しているらしい。
私は昨夜一人で実家に泊まっており、今朝のJアラートはラインスマート通知で気付いた(遠隔地だからか振動しただけで音は鳴らなかった)。し
0906:週ナカ家業デー
記事はないでー。
--------以下noteの平常日記要素
■本日のやくみん進捗
カクヨムで第一話(37)を公開。野田室長と小峠課長のバトルは第2話以降も繰り返すつもりで、その1発目がここ。ドラフトはぐいぐい書けて、今読み返しても修正するところがないくらい、緊迫の議論ができている。ただし、あくまで小説として整理した議論であって、現実の場面ではここまで綺麗な議論にはならないんだよね。もうひとつ
0905:先輩の訃報
公務員時代の先輩の訃報が飛び込んでいた。まだ六十代、山登りの最中に心臓発作を起こしたという。
この先輩とは大学も同じで、私が入庁した初年度に学友会に誘いに来てくださったのが最初の出会いだった。その後も自主勉強会活動などで親しく指導してくださり、退職後も有名な行政学者を招いての勉強会にはよく顔を出しておられた。明るくお元気なイメージしかないだけに、突然の訃報はまさに青天の霹靂だ。
先日は元同僚(
0903:覚悟の内部告発
公務員小説「やくみん! お役所民族誌」は、澄舞県消費生活センターと反社勢力・深網社との戦いを中心軸として、そこに香守家の家族問題が絡んでいく。この主流と並行して、澄舞県庁OBの行政書士が庁内の闇と戦う様子が副流として作品を引き締める構想だ。
https://note.com/f_san/n/n91676c052e83?magazine_key=mcbf57a958db7
その関係で、公務員の不