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0913:オオカミ少年の難題

Twitterで「オオカミ少年」がトレンドに上がっていて何かと思ったら、今朝のJアラートに対する不満が目白押し。「政府(またはNHK)は戦争を煽ってる」というバイアスの強烈なものが目立つが、必ずしもそれだけではなさそうだ。国会でもいろんな人が問題視しているらしい。

私は昨夜一人で実家に泊まっており、今朝のJアラートはラインスマート通知で気付いた(遠隔地だからか振動しただけで音は鳴らなかった)。しかし「またか」というくらいで、北海道から遠い地でもありテレビすら点けなかった。夕方に帰宅して妻に訊くと「テレビ観てたら突然画面が変わって、何かと思った」とのこと。結局私自身は、今回のJアラートがメディア等でどのような露出をしたのかを知らず、その意味では論評の難しい面がある。

なので、一般論として。

Jアラートにしても緊急地震速報にしても、「危険可能性を極力素早く国民に伝え被害軽減に役立てる」ためのものだ。「可能性」は未必、外れもある。確実になってからではアラートの意味がない。だから私たちはアラートに慣れることなく毎回真剣に対応すべきだ──という正論が非現実的であることは、「またか」と思った私自身の反応が示している。

人は慣れるのだ。外れたら憤るのだ。逆にアラートが出ない状況で事故が生じても憤るのだ。人は勝手だ。それが現実だ。

危機管理は、そのような人間の現実を前提に取り組まねばならない。担当者は胃の痛む思いでいるだろう。私のいた役所でも危機管理部門は激務だった(私は未経験)。本当にご苦労様です。

--------以下noteの平常日記要素

■本日のやくみん進捗
カクヨムで第一話(44)公開。第一話最終章に突入。ドラフトから補強したのは、スーパーましみや(ジモティなら元ネタが一発で分かる)の地産地消に触れてエシカル消費と結びつけたのと、「みなちゃん」という秀一の呼びかけから第一話に通底する呼称問題に結びつけた点。他者との関係が人を規定するというモチーフは「やくみん」全体の底流になったな。

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積327h35m/合格目安3,000時間まであと2,673時間】
講義動画流し聴き、勉強時間に含めず。

■本日摂取したオタク成分
なんと今日は何も観てない。

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