トランスジェンダリズム海外情報

📣「自分のことを女性だと主張したらどんな人でも女性」というルールが導入された諸外国で起きている問題のご紹介。

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    日本の女子大学で「トランス女性」の入学を認める動きが本格化――ただでさえ不平等な女性の地位がいっそう悪化する

    by ジュヌヴィエーヴ・グラック  日本の女子大学の女子学生は、トランスジェンダーを自認する男性が「女性」であることを納得させるために、「ジェンダー専門カウンセラー」と話すよう求められている。    日本女子大学は最近、自分が女性であると称する男性の入学申請を認める方針を採用すると発表した。『朝日新聞』が報じたところでは(日本語記事)、現在在籍する女子学生の半数が反対や躊躇を表明しているにもかかわらず、この方針は2024年初頭から実施される予定だ。  この女子学生の懸念を

      • 沈黙のスパ

        『ガーディアン』紙は女性が口を閉じていることを望んでいる ロサンゼルスの韓国式スパでおきた事件はどのようなものであり、アメリカでどのような報道のされ方をしてきたのか。同様の入浴施設を持つ日本でも、今後身近でおこるかもしれない事件として考えなくてはなりません。 なお、原題に使われているWheesht(ウィーシュト)は、他人を黙らせるときに使われるスコットランド語です。だからトランスジェンダリズムが著しく女性の権利を奪っているスコットランドでは、女性たちが #WomenWont

        • LGBT運動の背後にいる大富豪たち

          わずか10数年ほどのあいだにトランスジェンダリズムは世界の多くの国々で広まり、社会や法律や教育を変えていきました。その背後に巨額の資金を注ぎ込んだ大富豪たちがいるという事実は、もっと広く知られるべきです。 こちらは、トランスジェンダリズム問題を追い続けているジャーナリスト、ジェニファー・ビレクさんによる記事です。 ジェニファー・ビレク 『ファーストシング』2020年1月21日  それほど遠くない昔、ゲイの権利運動は、巨大な異性愛文化の中で自分たちの指向に従おうとする小さな

          • グレアム・リネハンさん 英国議会上院での声明文

            2021年3月9日、英国のコメディ脚本家であるグレアム・リネハンさんは、英国議会上院において、ジェンダー・アイデンティティ・イデオロギーの席巻が人々に引き起こしている問題について語り、翌日にその全文を自身のブログで公開しました。 こちらの日本語訳文は、APP国際情報サイトさんが訳した連続ツイートを許可の上で掲載しています。  2021年3月10日  私の名前はグレアム・リネハン。ライターです。いくつかのコメディ番組の脚本を書きましたが、その中で最も有名なのは『Father

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            若年者へのトランス医療問題で訴訟をおこしたキーラ・ベルさん、自身の歩んだ道のりを語る

            欧米諸国では、10代または更に幼い子どもへの性別移行医療の問題が注目されるようになりました。キーラ・ベルさんは10代で女性から男性にトランスして、その後、脱トランスしました。彼女は2020年にこの問題について訴訟をおこしました。キーラさん自身が、なぜ彼女が若くしてトランスし、そして脱トランスしたのかを語っています。 マイ・ストーリー   キーラ・ベル 4月7日   2020年12月の画期的な判決の後、世界中の人が「キーラ・ベル」という名前を引用しました。ある人は称賛を

            シーラ・ジェフリーズ 「クィア政治とは何か」

            クィア理論・クィア政治の源流はどこにあるのか。それはどのような経緯で、トランスジェンダリズムというかたちをとってレズビアンおよび身体的女性の権利を脅かすに至ったのか。日本のジェンダー学の世界ではクィア理論が隆盛を誇り、今のところそれを批判する論考等が公表されることはありません。ですが海外には、勇気をもってトランスジェンダリズムの源流に切り込んでいくフェミニストたちがいます。 以下はフェミニスト理論家シーラ・ジェフリーズさんの、2020年6月6日の「女性人権キャンペーン(WHR

            女性の権利を否定するイギリス緑の党

            トランスジェンダリズムが深く浸透した結果、英国の緑の党は今、生物学的女性(female)の権利を否定する方向に、大きく急速に動いている。 ジュリー・ビンデル 『スペクテーター』2021年3月8日  この週末に開催された緑の党の春季大会で、性別(sex)に基づく女性の権利保護を党の方針に導入しようとする動議(E01)が否決された。なんと、521人中289人の代議員が、被抑圧集団を記す党のリストに生物学的な女性を含めない、と投票したのである。  この動議の目的は、緑の党の「

            党内のトランスジェンダリズムに失望して緑の党から離脱した、元党員の言葉

            これは、かつてイギリスで緑の党から立候補までしたSteve Mosesさんが、ジェンダーアイデンティティ問題の真の姿を知り、どれほど緑の党に失望し大きな怒りを抱えて党から離れるに至ったかを綴ったスレッドです。ツイッターへの原文の投稿は2021年3月19日です。日本の左派政党にとっても、これは無関係な話ではありません。 2009年にブライトン市で緑の党に入党したとき、私は女性の地位や、私たちの社会におけるレズビアンやゲイのコミュニティについてあまり心配する必要はないと思ってい

            『女』へ仕掛けられた戦争について 〜ノルウェーからの報告:続報

            ・1〜 23 24. 更新。 ノルウェーのジェンダー政治とセルフID法(self ID law)の滑りやすい坂道について。 セルフID法が施行されると、社会のあらゆる部分で生物学的性別(sex)をジェンダー(gender)に置き換えるための手段としてこの法律が利用されてしまう、という点に注意を払うことが重要だ。 25. 概ね人々の間で、ノルウェーにおけるジェンダー産業の影響は気づかれてはいない。ノルウェー語ではSEXとGenderの区別がないことがその理由のうちのひとつだ

            私たちはスポーツから締め出されたのではなく、女性との不当な競争から締め出されたのです。

             2020年10月、ワールドラグビーは「体格、力、パワー、そしてスピードが危険度やパフォーマンス左右する決め手となる国際レベルの女子ラグビーへのトランスジェンダー女性の選手の参加を推奨していません」という新しいガイドラインを発表した。  トランス権利活動団体であるストーンウォールUKは、それを「スポーツからの(トランスジェンダーの)締め出し」だ、とするツイートをした。 このツイートを読んだ自らもMtFトランスジェンダーのスポーツ選手であるクリスティーナ・ハリソンさんは、以下

            スペイン社会労働党による『女性の現実を抹消する理論に対する反論』

            2020 年 6 月 9 日、スペイン社会労働党(PSOE)の連邦執行委員会は、党内のすべての内部組織に向けて、「女性の現実を抹消する理論に対する反論」と題した声明を発表した。 声明は次のような導入で始まった。 “ 親愛なる同志の皆さん ” 「ご存知のように、セックス(Sex =身体的性別)やジェンダー(Gender =社会的性役割)などの基本的なフェミニストの概念の使用と混乱について、時には隠された意図を持って、 論争が過熱しています。学界や活動家の世界では、生物学的な性

            ジュディス・バトラーは世界に自分がペテン師であることを思い出させるために再登場した

            ジュディス・バトラーはジェンダーに関する思想家でありながら、セックスとジェンダーについて不誠実な説明しかできず、世の中の女性たちから寄せられている批判の声を理解しようともしないことが、2020年9月のインタビューで明らかになった。バトラーおよび彼女の信奉者たちがジェンダー研究の世界で長年行ってきた茶番劇を、カナダのフェミニスト、ミーガン・マーフィー氏は鋭く批判している。 ミーガン・マーフィー 『フェミニスト・カレント』2020年9月27日 訳:TB  ジュディス・バトラ

            私たちフェミニストはトランスを排除しているのではない――「性別(sex)」という考えを捨て去ることができないだけだ

            9月22日、思想家ジュディス・バトラーはNew Statesmanのインタビューに応えたが、その内容は、身体的性別(sex)に基づく権利と安全を主張する女性たちを、TERF(トランス排除的ラディカルフェミニスト)と断じて退けるものだった。これを受けてジェンダークリティカルフェミニストたちはバトラーへの批判の声を上げた。この記事はその一つである。 訳:TB スーザン・ラスティン 『ガーディアン』2020年9月30日  女性思想家の中で、その名を冠した潮流が存在する人を挙げ

            ホルベックの男たちは女が何であるかを知っている

            イングランド北部の都市・リーズは観光都市であり文化と芸術の街でもある一方、市内のホルベック地区には買春街があり、そこでのあからさまな女性蔑視が日常の一部になっている。リーズでは、性別のセルフID制度を受けいれたことで何が起きているのか。 訳:TB これはリーズ市会議員サラ・フィールド〔元労働党で現在は無所属〕による素晴らしいスピーチです。彼女の許可を得てここに転載します。 (13 September 2020, Graham Linehan)  みなさんこんにちは

            セックスとジェンダーに関するJ.K.ローリングの声明

             2020年6月6日におこなったツイート(文中で説明あり)のために、作家J.K.ローリング氏には世界中のトランス権利活動家から大量の批判ならびに脅しの言葉が送り付けられるようになった。映画化された彼女の作品への出演俳優複数も、彼女に対して批判的な言葉を表明した。  6月10日、彼女は以下の文を公表し、自分がなぜあのツイートを行ったのか説明した。  この文も新たな非難の的となり、日本の著名な学者やライターも彼女を差別的とする意見を表明している。しかし、この文に書かれていることは

            トロントのシェルターでトランスジェンダー女性と同室にさせられた、性的虐待の被害者女性が人権侵害で告訴

            “トランス先進国”のカナダでは実質的にセルフIDが認められている。そのカナダで2018年にこんなことが起きた。トロントのシェルターでトランスジェンダー女性と同室にさせられた、性的虐待の被害者女性が人権侵害で告訴(2018/8/3)  ハンナさんは性被害の後遺症でアルコールとコカインの依存症に苦しみ、女性依存症者向けシェルターに入所した。彼女はLGBTQのアライを自任する女性だった。  彼女はシェルターで、トランス女性と同室にされた。そのトランス女性は、体は男性のままで、髭