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おうちで船飯!カレーが食べたくなっちゃうお皿 #暮らしの中で船旅気分②
金曜日はカレー日和! 船員さんのかわいいメッセージで、心もおなかも満たせるお皿。
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みなさま、こんにちは!
歴史と読書が好きなミュージアム部プランナー・ささのはです。
突然ですが、みなさまは海はお好きですか?
実は私は、海を眺めたり波の音を聞くのがすご~く好きでして……
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歴史+海=好きなものが組み合わさると最強!という単純な理論で、江戸時代にペリーが来航した横須賀周辺に歴史を学びに行ったり……
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民俗学観点からも海を知りたくて、海女さんをはじめとする、海とともに生きる人々の暮らしを学べる博物館に足を運んだり……
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海外の海洋事情が知りたい!と、はじめて日本に辿り着いたヨーロッパの国・ポルトガルのミュージアムをうろうろしたりと、さまざまな角度から海を学び親しむ人生を送ってまいりました。
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そしてこの度、ミュージアム部が「帆船日本丸(初代)」とコラボグッズを作ることが決定したのです!
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帆を広げた姿は、その美しさから“太平洋の白鳥”と呼ばれました。
帆船日本丸(初代)
1930(昭和5)年に神戸の川崎造船所で建造された、船員を養成する国の練習帆船。1984(昭和59)年に引退するまでの54年間に、太平洋を中心に練習航海し、約11,500名の実習生を育成。現役期間の航海距離は、地球45.5周分(のべ183万km)に相当します。1984(昭和59)年、横浜市に移管され、翌年から旧横浜船渠第一号ドックに係留、一般公開を開始。2017(平成29)年9月15日、国の重要文化財に指定されています。
元々、海&海と生きる人々の歴史や文化に、興味津々の私。
帆船日本丸とのコラボ企画を目にし、脳裏に浮かぶのは帆に風を受け、青い海を進む帆船。そして、それら船を動かす人々の情熱……。
「私も何か、海や船に日常で親しめるようなグッズを作ってみたい!」と考えてしまったのは、もはや必然……!
という訳で「日常で船旅気分を味わえる」ふたつのグッズが完成しました!
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このnoteでご紹介するのは、その①!
船員さん気分で食事を楽しめる「カレーにぴったりなお皿」!!
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ミュージアム部 手旗信号のメッセージが彩る
船員さん気分でカレーが食べたくなるボウルの会
月1個 ¥2,000(+10% ¥2,200)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。
お皿には「船員さんの暮らしや文化にまつわるポイント」を取り入れました。中でも、アイテムの大きなコンセプトになっているポイントはふたつ!
ポイント① みんな大好きな船飯・カレー
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船飯・カレーとは:
一度航海に出かけると、数か月単位を船の中で過ごすこともある、船乗りの生活。そんな彼らにとって日々の食事は、気力・体力を支えてくれる、とても大切なもの。なかでも、船好きの方の間では有名&代表的な船飯が「金曜カレー」! 金曜カレーはその名の通り「金曜日に食べるカレー」を指し、諸説ありますが、長い船旅の中で曜日感覚が薄れないように海上自衛隊の食事に取り入れられたのが始まりだとか。
今回作ったお皿の形状は、カレーをよそうのにピッタリなサイズ感に仕上げました!
ポイント② 手旗信号
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手旗信号とは:
主に海上で、望遠鏡などで見える範囲内において用いられる信号の一種。両手の動作と手に持った旗を使用する、電波や特殊な機材を必要としない通信手段として、今も海上自衛隊や海洋少年団、ボーイスカウトなどで使われています。ちなみに両手と旗を用いた信号は世界中にあるのですが、日本の手旗信号は、明治時代に「カタカナ」の型を参考に作られたと伝わる、日本独自のものです!
今回作ったお皿のデザインに、この手旗信号を取り入れています。
例えば「キ」の手旗信号はこんな感じの動き!
旗を持った両腕をピシッと動かすことで、相手にメッセージを伝えます。
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そのほか「船上生活の食にまつわるエピソード」などで彩った、かわいいボウル。デザインは3種類ご用意しています!
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〈ハラペコのボウル〉
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船員さんが一生懸命「ハラペコ」と、手旗信号で空腹をアピールしてくれるデザインの器です。器に登場する手旗信号はこちら!
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ちなみに、お皿にデザインした船員さんの間・一文字ごとの区切りにあるヒトデのようなモチーフは、実は船員さんに必須のロープの結び「ロープワーク」の意匠をイメージしているんです。
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ロープワークとは:船舶の運用に不可欠なロープの結び方・扱い方の総称。船を操作するために使われる実用的なものから、長い航海の間に手芸の一種として発達した装飾的なものまで、幅広い結び方があります。後者については、足元に敷くマットや壁飾りなどが作られることも!
お皿のデザインには、星形の装飾的な結び目・スターノットを採用。手旗信号の各字の始まり・終わりに取る姿勢「原姿」の代わりに入れた、“言葉の結び”イメージの意匠です!
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◆お皿側面
側面デザインには、船乗りあるある!なデザインをかわいく取り入れました。こちらのお皿には「出港前、船に積み込まれる食料品の段ボール」をデザイン。
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帆船日本丸にも、バッチリ食料品が積み込まれている展示がありました!
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◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら覗くのは、「積み込んだ食料品で作った、大鍋に入ったカレー」。乗員が100人をゆうに超えることもある船。
大鍋&具材をかき混ぜるための大きな木べらは、大勢のおなかを満たすために必須のツールなのです◎
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帆船日本丸では、夜食を含めて1日4回、百数十人分の食事を作ったのだそう! 揺れて傾く船内での調理、頭が下がります……!
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〈カレーガスキのボウル〉
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船員さんが「カレーガスキ」と、カレーへの愛を手旗信号でアピールしてくれるデザインの器です。器に登場する手旗信号はこちら!
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◆お皿側面
こちらのお皿側面には「できたてのカレーライス&みずみずしいサラダ」をデザイン。
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ちなみに船舶職員を育成するための練習船では、乗船訓練の初日の夕食としてカレーライスが登場するのだそうです!
香辛料がふんだんに使われるカレーは、匂いを嗅ぐだけでおなかが空いてきて、航海初日の緊張もほぐしてくれること間違いなし^^
◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら、「配膳に使われるステンレス製のお皿」や「船内の収納に役立つ、穴付きのカトラリー」が覗きます。
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金属製のお皿なら、揺れる船内で落としてしまっても割れる心配はありません。穴付きのフォークは収納時にしっかりと掛けて固定しておけるので、船体が大きく揺れても落ちることはありません。船内での収納を効率的にするための工夫も感じられますね^^
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船のメンテナンス業務を担当し、安全な航海を守る機関士さんたちの食堂を見学しました!
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〈ゴチソウのボウル〉
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船員さんが嬉しそうに「ゴチソウ」と、手旗信号でおいしいごはんへの喜びをアピールしてくれるデザインの器。器に登場する手旗信号はこちら!
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◆お皿側面
こちらのお皿側面には「長い航海の中で、避けては通れない嵐」をデザイン。
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帆船日本丸の調理室の食器棚には、食器が飛び出してしまわないようストッパーが取り付けられていました。
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◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら、「非常事態でも火を使わず安全に食べられる乾パン」「お祝いなどで出されることもある、おいしいビール」が覗きます。
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高さ約5cmのボウルは、肉じゃがやポトフなど汁気のある料理、ボリュームたっぷりのサラダなどを盛り付けるのにも大活躍♪
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ちなみに今回のボウル、「うすかる食器」といって、一般的な磁器製品よりも約30%軽いのが特徴の食器なんです◎
サイズ、深さ、重さすべてにおいて扱いやすいボウルに、お好みの「〇〇船カレー」や「〇〇艦カレー」などのレトルトをよそえば、推し船のカレーをもっと楽しくおいしく味わえること間違いなし!
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実際に航海に出ることは難しくとも、ご紹介したお皿でごはんをモリモリ食べたら、きっと暮らしの中でも船旅気分を味わえます。
「カレーが食べたくなるボウル」を通じて海や船を身近に感じることで、みなさまの毎日がより楽しくなりますように!
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ミュージアム部 手旗信号のメッセージが彩る
船員さん気分でカレーが食べたくなるボウルの会
月1個 ¥2,000(+10% ¥2,200)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。
同時発売の、暮らしの中で船旅気分が楽しめるグッズはこちらから!
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