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「成長とは同じミスをしないこと」FM石川本部長 Vol.143

FMグループ社内報Vol.143【投稿者:石川本部長】

資料関係のミスについて、ミスが多い人ほど、何故同じミスを繰り返すのでしょうか?

・計算をして差異が出ても、なぜ違うのか?疑問に思わない
・そもそも間違いに気づかない
・先にいる相手のことを考えない
・過去に指摘をされたことについて、再度の確認を行っていない
・みんなで集計する作業など、全体の数字が間違っていても気が付かないや、見てみないふりをしている等、あまり深く考えずただ目の前の業務をこなしていませんか?

最後は上司がチェックしてくれる、他部署がチェックしてくれるからいいと思っているか、間違っているはずがない…と、ご自身を過信したりしてないですか?
同じ指摘を繰り返す人は、仕事が出来ないひとの典型です。

仕事が出来る人の思考は、なぜ?を常に繰り返しております。
常に最善を考え改善を図って完璧を目指しております。
まずは、なぜ?と5回以上繰り返してみてください。

→Q1「なぜ計算ミスをしたのか」
→A「セルフチェックをしなかった」

→Q2「なぜセルフチェックをしなかったのか?」
→A「こんな単純な計算ミスをするわけがない」

→Q3「なぜミスするわけがないのか?」
→A「エクセル関数を使用しているから」

→Q4「エクセル関数を使用すればミスをしないのか?」
→A「関数使用しても参照先の選択を間違えることがある」

→Q5「参照先を間違えないようにするには?」
→A「縦計算だけでなく、横計算も入れたり、合計の突合を行う」「さらに必ず自分でも検算する」

など…現状の認識を掘り下げ、問題の所在を明らかにして前回と同じミスや間違いをしないように心がけてみてください。

大事なのは、どうやったらそのミスをしなくなるか。同じミスを繰り返さないかです。そうすると、ただのミスも成長に繋がるものに変わります。

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