「自叙伝6 チャンスな時は常にピンチ」FM佐藤本部長 Vol.66
FMグループ社内報Vol.66【投稿者:佐藤本部長】
新入社員の頃から「ことわざ」に興味がありました。
なぜなら、長い年月を経ても風化しない心理が語られているからです。
いろいろなことわざに興味を持ちましたが、どれも大真面目に実行すると必ずいい結果がついてきました。
そんな経験の中でどの会社でもよく聞こえてくる言葉があります。
「なんで自分だけ、なんで私だけ、みんなはやってないんじゃない。自分だけ、私だけやるのは損だ」
このことをことわざから解釈したらどうなるのだろうと考え「損して得取れ」ということわざに行きつきました。本来は「損して徳取れ」と言う意味だだそうです。
徳、は人からの信頼で、損なことであっても、一生懸命陰日なたなくやっているといずれは人から信頼され、最終的にはめぐりめぐって自分に帰ってくると言う意味です。
このことを知った新入社員の私は、そうか損に見えることは実は自分にとってのチャンスなんだと素直に思うようになりました。
それからは、みんなが嫌がることには真っ先に手をあげ、誰もやりたがらないことは最高のチャンスに見えて、ひとりわくわくしながらやっていました。
その結果たるやまさに驚きの連続でした。みんな腰が引けて誰もやりたがらない仕事なので、必然的に結果が出ると通常よりも評価は高くなり、目立つのでポジションも給料も勝手に上がっていきました。
だんだん「ピンチはチャンス」が身につくと、しだいにピンチこそがチャンスにしか見えてこなくなりました。
「なんで自分だけ、なんで私だけ」この言葉にがんじがらめに縛られている呪縛から逃れると、とってもいいことがたくさん待っていました。
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