子どもはきいてくれる人を好きになる~子育ては人材育成のヒントがたくさん!#22
私は、新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事をしています。
このシリーズでは、主に4歳になる息子や1歳の娘とのやりとり・行動を観察する中での発見や気付いたことをもとに、人材育成・部下育成、チームリーダーのチームづくりのヒントになりそうなお話をお届けしております。
シリーズものとして書いていますので、他の記事もよければ目を通してみていただけると、この上なく喜びます!
子どもはきいてくれる人を好きになる
今日は、「子どもはきいてくれる人を好きになる」という話について書いてみようと思います。いつもお付き合いいただきありがとうございます。
4歳の息子がすきな人、きらいな人
あえて「すき・きらい」という表現をしていますが、全員基本的にすきなので、めっちゃすきな人とそこまででもない人という区分けだとご理解ください。
#泣いちゃう人が続出する (笑)
聴いてくれる人
「傾聴する」という感じかもしれません。
「聞こえているよ」ではなく、ちゃんと目を見て体を向けて、いまやっている動きを止めて聴こうとしてくれる人のことは好きなんだろうな~って思います。
共働きをしていると、やっぱり育児・家事が追い付く気がせず、いつもどんなときも後手後手にしか回れない日々の中で、
「きいてきいて~」「みてみて~」にちゃんと応えられるのはとっても大事です。
なので、比較的余裕のある祖父母が大好きな息子。
普段は離れて暮らしているからこそ、孫が来ればいちころの祖父母たち。
でも、そんな風に迎え入れてくれること、そんな風に興味をもって見てくれる・聴いてくれるからこそ、好きなんだろうな~と思います。
結構リアルで、傷つきますよね。
なんでこんなに余裕がないんだ…と思ってしまう日々です。
訊いてくれる人
同じ「きく」ですが、少し意味合いがちがいます。
「訊(たず)ねる」という意味の漢字で、文字通り「質問してくれる人」という風に捉えています。
「何を」の部分で言うと、「意思」だと考えています。
「あなたはどうしたい?」
私も普段から意識していますが、
小さなことやその数が多ければ多いほどいいんだと思います。
「リンゴとみかん、どっちがいい?」
「リンゴとみかん、どっちから先に食べる?」
「いまから買い物行こうと思うんだけど、どうしたい?」
などなど、どっちを食べるかとかどっちから食べるかとか、確認し始めたらキリがないのですが、でもそうやって「意思を確認する」回数が多ければ多いほど、気持ちが安定していく不思議です。
普段怒らないところで怒るとき
怒ってないちゃうことも少なくないですし、泣く理由もいろいろですが、
別にそのコト・モノは嫌じゃないはずなのに、
泣くときがあります。
例えば、「りんごとみかん、どっちから先に食べる?」という話。
確認を忘れて、「りんごから食べて~」と出すと、
怒ったり、「え~、みかんからがよかったな~」なんて言ったりします。
#ほんとにめんどくさい 。(笑)
「昨日は、りんごからがいいって言って食べとったやんけ~」
と心の中でツッコみますが、
そもそもそういう問題じゃない。という話が多いです。
順番が嫌なんじゃなくて、決めつけられるのが嫌
「あなたは、○○なんでしょ。」
そんな風な決めつけを誰かにされるとイヤな気持ちになる。それは大人でも心当たりのある感情です。
だからこそ、わかっていても、あえて相手に意思を訊ねてみる。
そんなことがいわば「尊重されている」、「大事にされている」という感覚となって子どもたちに伝わっているのだと思うのです。
わかってはいてもそれができないのが「子育て」でもあります。
なんだかあたりまえのありきたりな結論みたいになってしまいました。
子育てはもちろんですが、職場や夫婦関係、さまざまな人間関係で言えることでもあると思っています。
今日も皆さんにとって素敵な1日でありますように。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!