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聴覚情報処理障がいについて


このタイトルの言葉をご存じの方は、いらっしゃいますか?
この障がいをお持ちの方の話を聞いて、私の今まで、ずっと、コンプレックスに感じていたことがパーッとトンネルを抜けた明るい世界に出たかのように、スッキリしたのです。

今回は、こんな内容をお話します。

私は、人と話をしている時に周囲の変化やBGMや音に意識がいくと、相手の話が聞こえなくなる感じ(頭に内容が入ってこなくなる感じ)がしていて、話の途中で言葉を聞き漏らしてしまう事がしょっちゅうでした。
それに気がついた時期は、相手の話の内容をぼんやりとしか覚えてなく、話が弾まない、ただ聞いていただけだったり、トンチンカンな返答をしてしまったり、なぜこんな事になるんだろう。

私は、人の話が聞けない。相手に申し訳ない思いでいっぱいになる。情けなくなってしまう。次、あった時に先日の話が思い出せない。

こんな事があると、人と話すことが、不安になり、その為緊張するとさらに言ってることが理解できない事になってしまいそうで、話を聞きながらメモを取ったり、話の後にすぐに振り返ってメモしたり、第三者に同席してもらうこともありました。こんな事、ずっとは、していられない💦

ある日、医師に話の内容を忘れてしまうから、困っていると相談したところ、『忘れてしまってもいいんだよ。』と、大したことないと、優しく言ってもらった時、誰だってそんな事あるんだと、開きなおっていました。

しかし、やはり、電車の中で本を読みたくても、同じ車両内で会話をしている人の声が入ってきて、本の内容が入ってこない。
数名でランチする時は、私と話をしている人の声が他の人やBGMが気になって、内容が入ってこない。ラジオ、テレビなど様々なシーンで聞き漏らしがある。

それでも、一対一で静かな場所だとそういう事も少ない。
つまり、そういう事のようだ、聴力に問題はないのだが、他の情報が脳に入ってくると、ほしい情報の内容が脳に入ってこなくなる。自分が何を話してたか整理つかない事も多々ある。これは、別問題かも。


社会に出て感じてきた生きづらさの中に、また、1つ私を知ることができた。私の特性であり、私がダメな人間なわけではない。不安、繊細、楽観主義などなど、私が私を知ることで少しずつだが、生きづらさが減り、私らしく生きていける気がする。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。


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