24卒エンジニアが入社後の2カ月間を振り返ってみた|f4エンジニアブログ
f4samuraiで活躍中のエンジニアメンバーがお届けするエンジニアブログ。
今回は、約2カ月前に新卒として入社した24卒エンジニアの舘さんの記事をお届けします!ゲーム開発者を志した経緯や、f4samuraiへ入社を決めた理由、新卒研修の流れなどについてご紹介します。
自己紹介
皆さん、はじめまして。ネイティブエンジニアとして、4月1日よりf4samuraiに入社した新卒の舘(たち)と申します。
先輩方から「ブログ書いてみなよ」とお声がけいただいたので、今回はご挨拶も兼ね、入社の経緯や4月からの研修期間について書いてみようと思います。エンジニアとして就活中の方や、f4samuraiに興味がある方にとって参考になれば幸いです。
ちなみに、学生の方だと「そもそもネイティブエンジニアって何するの?」と思われる方も多いかと思います。f4samuraiでは、ネイティブエンジニアは主にUnityを使ってインゲーム部分を中心とした実装を行う、つまりユーザーの皆様が直に触れるゲームそのものを作っているエンジニアのことを指します。
学生時代にやってきたこと
僕が学生時代にやってきたことは、ゲーム制作です。長期間かけて高クオリティの物を作ると言うよりは、短期間で多くの物を作るスタイルで取り組んできました。
短期間といっても、数日で制作するゲームジャムから、4〜5ヶ月程かけて行う制作などさまざまでした。1人で制作することもあれば、友人たちと集まって制作したり、授業の一貫でチームを組んで制作することもありました。
制作したゲームは展示会などで、沢山の人に遊んでもらいました。その際にいただいた意見を元にブラッシュアップしたり、次の制作に活かしたりしてもっと面白いゲームを作れるように一生懸命取り組んできました。
ゲーム開発者を志した理由
僕の場合、もともと「ゲームクリエイターになりたい!」という強い意志があったわけではないのですが、昔からパソコンに触れていた影響からか、プログラミング未経験のころから「なんとなくエンジニアになれたらいいな」程度の考えはありました。
そして大学選びの時、自分が本当に興味を持てるものは何なのかと振り返ってみて、幼少期から大好きだった「ゲーム」があると気づき、その時に初めて「ゲームクリエイター」を自分のキャリアの選択肢として考え始めました。
いざ大学に入学してみると、ちょうど新型コロナウイルスが流行し出したタイミングと重なり、授業が全部オンラインになってしまいました。結果として自分の時間がたくさんできたので、興味のあったゲーム制作を始めてみることにしました。
実際に制作をしてみるとすごく楽しく、また自分の作ったゲームを人に遊んでもらって楽しんでもらえたときに大きな喜びを感じました。次第に、「自分はこれを仕事にしたい」と思うようになりました。
f4samuraiを受けたきっかけ
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(以下:マギレコ)』をプレイしたことをきっかけにf4samuraiを知りました。もともと、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』が大好きだったのでゲームが出たと聞いてプレイし始めて、世界観やストーリーなどのクオリティの高さから開発会社に興味を持ちました。
就活時はf4samurai以外の会社も受けていましたが、ゲーム業界に就職したいということだけは決めていました。その中で、「成長できる環境がある」と「自分の信念に近い企業理念である」など自分の中で会社選びの軸に当てはまる会社を探していました。
その点でいうと、f4は選考全体を通して「合っているな」と感じることが多かったです。
入社の決め手
最終的にf4samuraiに入社を決めた理由を聞かれると、正直「なんとなく」という言葉が一番しっくりくるんです。
もちろん、なにも考えていないという意味での「なんとなく」ではなく、話を聞いていく中で感じた雰囲気が他の会社さんよりも自分に合ってそうだったり、自分が働いているイメージが湧いたというのが具体的な理由として挙げられると思います。あと、『マギレコ』を開発した人達と一緒に働けるという点も個人的に嬉しいポイントでした。(笑)
実際に入社してからは約2カ月しか経っていませんが、今のところいい意味で学生時代の自分がいた環境の延長戦でいられると感じています。先輩方が優しくて親しみやすいので、雑談をしやすいのはもちろん、研修期間のうちから次に実装するキャラなどプロジェクトについていろいろ見せていただいたりしていました。
入社後の新卒研修
f4samuraiの新卒社員は例年、入社後2カ月間研修を受け、6月から現場配属される流れになっています。
研修スケジュールは、ざっくり分けると4月が座学中心の講義期間、5月は新卒の同期メンバーでゲーム制作を行う演習型の研修期間という二部構成になっていました。
4月:講義期間
4月の講義では、さまざまな職種・チームのリーダークラスの方に登壇いただき「そのチームはどういう仕事をしているのか」「他職種と実務でどのように関わっているのか」などについて教わりました。
ゲーム制作の知識がない新卒社員もいるため、技術面は基本的なことが中心でした。自分の場合は学生時代に学んだことと重複する部分もありましたが、あまり触れてこなかったシナリオライターの業務内容や制作工程についての講義や、この会社ならではの職種の関わり方についての話など、新たに得る知識も少なからずあり興味深かったです。
5月:同期とのゲーム制作
5月のゲーム制作演習では、新卒だけで「社員旅行の宴会を盛り上げるゲーム」を作ることになりました。
f4samuraiでは毎年6月に社員旅行を開催しており、夜の宴会ではクイズ大会やゲームなどを実施しています。昨年までもゲーム制作の研修は行っていたのですが、今年初めて「研修で作ったゲームを社員旅行でみんなに遊んでもらう」ことになりました。
今年の新卒は、3名のプランナーとエンジニア(僕)の合計4名。プランナーの3人は全員ゲーム制作未経験ということもあり、僕はエンジニアとしてのシステム開発はもちろんのこと、学生時の制作経験を活かしてみんなのサポートもするという少々ハードな1ヶ月間を過ごしました。
制作スケジュールは、
【企画編】最初の1~2週間ほど各自で企画書を制作しコンペを実施
【設計編】選ばれた企画を次の1週間程度で仕様に起こす
【実装編】最後の2週間で実装する
という流れでした。
「社員旅行で遊ぶ」という明確なゴールがあったので、面白いゲームならなんでもいいという訳ではなく、プレイする様子を見ている側も楽しめること、みんなの視線を一画面に集めて盛り上がれること……などを考慮する必要があり、企画のアイデア出しから全員で苦戦しました。
実装期間にも余裕がない中、エンジニアが一人ということでプレッシャーもあったのですが、同期のプランナー陣がノーコードで実装できる部分を自分たちで実装できるようUnityの使い方を勉強してくれたり、デザイナーがいない中デザイン素材制作をすべて担当してくれる人がいたり……最終的には4人が一つのチームとして協力しながら作りきることができました。
また、講師やメンターの方など、色んな先輩方が技術面でも仕様面でもたくさんアドバイスをくださって、かなりサポートしていただきました。
結果として、ゲームは無事完成し、役員陣や一部先輩社員にテストプレイしていただいた時には大いに盛り上がり、皆さんからご好評いただきました。
社員旅行でのお披露目はこれからですが、手ごたえを得られる結果でよかったです!
今後の抱負
先述の通り、6月から正式に現場配属となり、僕は運用中のプロジェクトに参画しました。
今はトレーニング期間として一つひとつタスクや課題を与えていただいている状態ですが、将来的にはただ言われた通りに作るだけではなく、ゲームがより面白くなるような提案まで行えるエンジニアになっていきたいです。
そのためにも、プログラム以外のことにもアンテナを張り、チームから信頼される人間になりたいと思います。
まずは今のチームのメンバーとして、1日も早く一人前になれるよう頑張ります!
また成長した姿をお見せできるタイミングで、ブログのほうにも顔を出せたらと思います。今後ともよろしくお願いします!
舘でした。
▼f4samurai Recruitサイト
さまざまなポジションにてメンバーを積極採用中です。「まずはちょっと話を聞いてみたい」というご相談も歓迎いたします。
▼ f4samuraiについて
▼ 26卒向けサマーインターンシップ【エントリー受付中!】
▼ おすすめ記事
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?