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哲学シャーク・オブ・ザ・デッド!「論文でバトルしたことありますか?」

ハイ! 
はららの『哲学シャーク・オブ・ザ・デッド!』の時間がやって来ました!

 暑くてたまんないです。寝苦しい夜どころか朝までエアコン全力疾走ですよ。ほどよく冷えた空気の中、お布団から素足をでろんとはみ出させてふて寝するように二度寝する。
みなさま、いかが寝過ごしでしょうか! 
今回の『大學奇譚 葉落々の準備室』は哲学回です!。
『大學奇譚』の世界観をはららっと哲学シャークしていきましょー!

 
みなさんは論文でバトルしたことありますか?
 論陣を張る(ロンジンヲハル)なんて字面がめっちゃカッコいい言葉もあるくらいに、いわゆる論戦ってのは「互いに議論を交わして戦い合い、筋肉まで脳みそみたいな奴が力ずくで相手を論破する」ことですよね。
ちょっと違う? 気にしないの。
 ぐうの音も出なくなるまで論戦相手を凹ます徹底討論のパワータイプな人もいれば、「ソモソモイッパンロンデワ」なんて魔法のワードを引っ張り出してディスカッションの場をかき乱すだけの論戦狂タイプの人もいる。それこそがそもそも一般論では論戦って言うんですよ! 

 『大學奇譚』の論文異能バトルは一味違います。
 古今東西、学術の世には数多の論文が存在します。その論文に刻み記された理論を論文検証端末“Wis”を使用して現実世界へ反映、実証するのが、いわゆる『実界化現象』です。そして実界化の効果と作用を利用して相手に打ち勝ち、普遍であるべき現実の在り方すら自らの理論へと変貌させてしまうのが、『論文異能バトル』!

論文検証端末"wis”

たとえば。私が論文検証端末“wis”を手にしているとするでしょ。スマホみたいに手軽に携帯できる端末なのよ。そして「古代鮫が背負わされた哲学的存在意義」という論文があるとします。
 論戦相手を一瞥して、私はおもむろに“Wis”起動、論文展開。
私を取り巻く環境が論文実界化。概念は柔らかく変容し、論文は哲学さえもねじ伏せて、現実は古代の海となる。巨大ザメ『メガロドン』出現!
 異能論文はただ論文内容を現実世界に反映させるだけじゃありません。
メガロドンが存在する哲学的理由は? 
古代の海が出現した理論の本質は? 
古代ザメが口を開けて迫ってくる現象の意味は? 
私はそれら異能論文を武器として実界範囲内にいる相手と論陣を張るのです。
 実界化した理論は容赦なく現実へ作用されます。メガロドンに食べられたくない相手は、自分の支配下にある論文で対抗するしかないわけ。
 物理防御できる堅牢な建築理論の論文はどれだ。メガロドンは絶滅済みだと証明できる反抗論文はないか。
 これこそが論文検証によるパワーディベートであり、戦うディスカッションであり、論文異能バトルなのです!

 相手の抵抗理論や反対論文を頭から丸呑みするような絶対的な論文理解度があれば、私の哲学シャーク論文は無敵なわけですよ。
 問題は、私が異能論文にどこまで深くのめり込んでいるか。ニーチェの言葉を借りれば「私が出会う最悪の敵は、いつも私自身であるだろう」ってとこかしらね。

 『大學奇譚 葉落々の準備室』今日はこの辺で!
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はららでした。またね!


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