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【イギリス】2024年6月 義家族ロンドン観光 - 大英博物館とBack to the Future the Musical [Day 3 of 8]


はじめに

本 note は、2024年6月に義家族が7泊8日で過ごしたイギリス (主にロンドン) の思い出 兼 観光案内記 3日目 です。この日は義家族全員で大英博物館に行った後に a brother-in-law (bro) と Back to the Future のミュージカルを観てきました。

案内記を最初からご覧いただける場合はこちらからどうぞ↓

大英博物館へ

人数も5人と多いので車で大英博物館に向かうことにしました。大英博物館の最寄りの駐車場はロンドンの Congestion Charge Zone 内で、ゾーン内に入るだけで 1日 £15 かかります。どうせ £15 かかるなら、と観光名所を通りながら博物館に向かうことにしました。

私が運転していたし、写真もアップできるものが無いので簡潔にルートを記すと…

宿 → Tower Bridge (タワーブリッジ) → Tower of London (ロンドン塔) → St Paul's Cathedral (セントポール大聖堂) → 駐車場

そんなに名所行ってなかった🤣

回り道をしたので大英博物館の到着が遅くなりましたが、さらっとでも有名な場所を紹介できたのは良かったです。

大英博物館の様子は、先行して別記事にまとめました↓

大英博物館を出た頃にはお腹も空いていたので、大英博物館近くのレストランに行くことにしました。

ランチ @ Taste of China

まだイギリスに来て3日目ですが、Parents-in-law は「もう芋はいいかな」という状態でした😂 なので、ここで味覚をリセットするためにも中華料理を選択しました👍

こちらの中華レストランの中国語名は「湖南人 湘菜馆」です。名前から察せるとおり、湖南料理をメインに提供しているレストランです。

湖南料理とは…

湘南料理は日本ではあまり知名度はありませんが、中国では「八大料理」のひとつに数えられ、有名な料理の種類です。

中国で一番辛味の強い料理と言えば四川、貴州、そして湖南と言われるほどとても地域的に辛い料理が多い湖南。

四川料理は「麻辣」というように痺れるような辛さが特徴的ですが、湖南は「酸辣」、「鮮辣」と言った言葉で表されます。酸辣はその名の通りお酢などによって酸っぱくて辛い、鮮辣は唐辛子を齧った時のようなガツンと来る強烈な辛さという意味です。

湖南料理は赤やオレンジ、青など色鮮やかな料理が多いのですが、それらは赤や青唐辛子を生、乾燥、漬けなどさまざまな調理方法によって使用しているからなのです。

辛い、酸っぱい、さわやか!中国の八大料理「湖南料理」の特徴とは?

訪れた時は、店内には中華系の方しかいなかったので、味には期待が出来ました😎 また、ほぼ全てのメニューに写真が付いていたので、オーダーするのに非常にイメージがしやすかったです🥳

全ての写真を撮っていなかったので、思い出せる限りで注文したのは…

  • Stir-Fried Sour Beans with Minced Pork (酸豆角炒肉沫 - 乳酸発酵ササゲの豚挽き肉炒め)

  • Corn Stew Ribs (玉米炖排骨 - 豚スペアリブとコーンのスープ)

  • Authentic Sweet and Sour Spare Ribs (糖醋排骨 - 甘酸豚スペアリブ)

  • Stir-Fried Double Cooked Pork Slices (回锅肉 - ホイコーロー)

  • Special Fried Rice (扬州炒饭 - 特製チャーハン)

  • Beef Chow Mein (牛肉炒面 - 牛焼きそば)

  • Boiled Rice (白饭 - 白米)

これとAubergine (ナス) の炒め物を頼んだと思います (メニューが見つからず)。

頼んだ料理の一部の写真です (スマホで撮影)

中でも「発酵ササゲの豚挽き肉炒め」は湖南料理の代表で、米に合うと義家族のみんなも言っていました😋

これこれ (スマホで撮影)

大英博物館からも徒歩5分の距離なので、本格的な湖南料理を味わえる Taste of China 、是非オススメします👍

お店 (スマホで撮影)

ランチの後は、パートナーとそのご両親は宿に戻って休息として、私は bro の買い物に付き合いつつ、19時半のミュージカルの時間まで都心を案内しました。

ショッピング

まず向かったのは Vivienne Westwood Worlds End です。私はファッションには疎いので、このありがたみが分からないのですが、どうやら界隈の人にとっては聖地のような場所になっているようです🤔

ロンドンのチェルシー区King’s road(キングズロード)430番地には、ヴィヴィアンが1970年代のパンクムーブメント時代に、当時のパートナーのマルコム・マクラーレンと初めて構えたWorlds End(ワールズエンド)というお店があります。40年以上もキングズロードの顔として君臨してきたそのお店は、今ではヴィヴィアン・ウエストウッドファンやパンクファンの方々の聖地のような場所となり、 毎日世界各国からたくさんの人達がやってきます。

Worlds End Shop(ワールズエンドショップの始まり)
スマホで撮影

店員さんも気さくな人で親切に対応していただきました。興味深かったのは、Worlds End 店限定商品の方が通常の商品よりも安い、ということでした。プライド月間だったせいなのか分からないのですが (多分関係ない)、かなり尖ったアクセサリが多く展示されていました😂 

次に向かったのは Piccadilly Circus (ピカデリーサーカス) です。

それぞれ有名なエロス像と巨大電光掲示板
日本のメーカーの広告はしばらく前から見ないです😲

私はこれまでスリにあったことはないのですが、ピカデリーサーカスはスリのメッカとしても有名なようです。人が多いからだと思いますが、そのような場所は手荷物に多少意識を向けておくと良いと思います🤔

RA (Royal Academy of Arts) もプライド月間をサポート

ここからは以下のようなルートで周りました↓

まぁまぁ歩いた😲
Regent Street もプライド月間一色 (スマホで撮影)

まずは高級ブランド店がひしめく Regent Street (リージェントストリート) を歩きながら、洒落た雰囲気しかしない Carnaby Street (カーナビーストリート) に向かいました。

行った場所を調べて今事実を知りましたが、カーナビーストリートにはザ・ローリング・ストーンズ世界初のフラッグシップストア「RS No.9 Carnaby」があります。あの有名なベロっとしたオブジェ (サイン付き) も飾られていました👅 ザ・ローリング・ストーンズ好きの方は立ち寄られると良いと思います。

その後もカーナビーストリートにあるお店に入ったりなんたりして、次の目的地 Hermès New Bond Street 店 に向かいました。ニューボンドストリートもオールドボンドストリートも、リージェントストリート同様に高級ブランドのお店が立ち並びます。オークションで有名な Sotheby's (サザビーズ) があるのもこの通りです。

Bro がエルメスで欲しかった商品は残念ながら置いてなかったので、ボンドストリート、ピカデリーを通りながら、次の目的地 Dover Street Market (ドーバーストリートマーケット) に向かいました。私はファッションには疎いので (大事なことなので2回目)、Bro が買い物 している間は店内の様子を見たり 手持ち無沙汰に していました😂

洒落感 (スマホで撮影)
キューピーちゃん?? (スマホで撮影)

ショッピングが終わったころでもまだ18時過ぎだったので、休憩がてら近くのロンドン発祥のコーヒーチェーン店 Pret a Manger (通称プレタ/プレット) で19時半開演のミュージカルに備えました。

Back to the Future The Musical

開演待ち (スマホで撮影)

バック・トゥ・ザ・フューチャー (BTTF) の映画をはるか昔に見たことがあるような、ないような、というレベルでミュージカルを見に行きました。

そもそもなぜこのミュージカルを見に行くことにしたのか?

それは Bro が奢ってくれたから です🤣

しかも、Dress Circle (2階席) の 1人 £100 を超える良席でチケットを取ってくれました🤯 感謝しかありません🙏

開演してすぐに思ったのは「めちゃくちゃアメリカ」でした笑

ここロンドンで耳にする英語は、ご存知のとおり、イギリス英語です。私はイギリス生活も長くなり、アメリカ英語に触れる機会も少ない中で、バリバリのアメリカ英語をこれでもかと聞いたのは懐かしささえ覚えました。

言葉だけでなく、(ミュージカルの演出もあるとはいえ) 役者たちの立ち振舞やセットの雰囲気 (JCPenny 懐かしすぎる😆) も全てアメリカンでした🇺🇸

てっきり役者さんは全てアメリカ人で揃えているのかと思っていましたが、Cast の情報を見る限り、数名しかアメリカ人はいませんでした😲 やはりプロの役者はアクセントもバッチリ合わせてくるんですね👏👏

ミュージカルの醍醐味といえばオーケストラの生演奏です。生演奏であることを忘れるぐらい演出と馴染んでいました👏👏

演出といえば、BTTFミュージカルならではのものも多くありました。レーザーやプロジェクション・マッピング、大掛かりな舞台装置が利用されていて、ミュージカルでありながらミュージカルでないような、斬新な演出がてんこ盛りでした。

タイムマシンであるデロリアン (車) が本当に高速で走っているように見えたり、方向を自在に変えて走っているように見えたりと、ストーリーの流れを違和感で断ち切られること無く演出されていました👏👏

詳しくは語りませんが、最後のタイムトラベルでの細かい演出がにくいと思いました😏 

映画の記憶がほぼ無いなかでも十二分に楽しめましたので、ストーリーをもし知らない人が観ても楽しめるミュージカルだと思います。

最後にオフィシャルトレーラーを紹介します↓

2025年4月には日本でも劇団四季により公演が予定されているようです。海外でのミュージカルとは、会場やその場にいる観客の雰囲気がまた違うとは思いますが、同様に素晴らしい公演になることと思います👍

ミュージカルを観終えた後は、bro を宿に送り届けてから家に戻りました。充実した1日でした🥳

最後までお読みいただきありがとうございました。4日目に続きます✍


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