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採用力が高い組織の特徴を分解してみた!#01

こんにちは、HeaRの半田(@HeaR_handa)です。

度々、“組織力”という言葉が注目されますが、
採用にも“組織力”が大いに関係します。

では、採用力が高い組織の特徴は何でしょうか?
HeaRでは、以下の6つに定義しています。

・ミッション/ビジョンを自分の言葉で話す
・バリューを体現している
・組織や自分のチームを客観視している
・オンボーディングの重要性を知っている
・業務設計が整っている
・従業員満足度が高い

そこでこの6つを一つずつ、ピックアップして、
どのように組織力を向上させていけば良いのかをお伝えします。

本日は1つ目、

ミッション/ビジョンを言葉で話す

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皆さんはミッション/ビジョンをそのまま話したりしてませんよね?

人事や面接担当の方は、慣れているので大丈夫かもしれませんが、
現場メンバーの方はどうでしょうか?

そのまま棒読みというケースも少なくないと思います。

では、なぜミッション/ビジョンを自分で話せないといけないのか。

それは、理念やミッションといった、企業の軸となるものの元から事業や日々の業務が回っています。

そして、それらを自分の言葉で理解して話せなければ、「この人は会社の思いに共感して入ったのではないのか?」と、求職者の方は不安になってしまいます。

そもそも、ビジョンやミッションの定義が曖昧になっているケースも多いので、おさらいしましょう。

ビジョン:「社会」「市場」「顧客」にどうなって欲しいのかという理想像
ミッション:ビジョンを実現するために、自社は世の中でどんな役割、使命を担うのか

現代の若者、いわゆるミレニアル世代やZ世代と言われている、人々は、
仕事や事業をどうやってするのかの(How)ではなく、何のためにするか(Why)に興味をもつ傾向があります。

そのためには、事業・仕事内容(What)を伝えるのではなく、ビジョンレベルから表現しなければなりません。
そこから、実際に行う業務や事業モデルのとく特性や競争優位性などで興味づけをするために、ミッションもしっかり説明できるようにならなければなりません。

ミッションを実現するために、具体的にどんな役割を果たしているか、あるいはこれから果たそうとしているのか。
ここで(How/What)の話が出てくるのです。

ただ、ミッションや、ビジョンだけを述べていても、社内に浸透しづらい問題があります。「浸透させるために、ワークショップをやってみたけど、その後の日々の行動が変わったようには感じられない」「上司の言動が経営理念と全然合っていない」などなど。

では、ミッション・ビジョンを浸透させるためにどのようなプロセスを踏めば良いのでしょうか。

以下のようなプロセスになります。

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理解>共感>具体化>実践>結果の順です。

この中でもポイントとなるのは以下になります。

■ビジョンの背景・意図の共有
社員の共感を得るためには、理解できるように、代表や幹部が自らの言葉で言語化し、その思いが伝わるような場を設けましょう。掲げているビジョンやミッションの設定背景の共有・共感に重きを置いた浸透研修などを行うことも良いでしょう。
そして、だれでも言語化できるようにロープレを行うのも良いでしょう。
弊社でも、自分の言葉で話せるようにシート(自己理解シート)にまとめてロープレを実施しています。仕事を通してミッションやビションを体現したエピソードを交えながら面接を行えるようにすることを目的としています。

HeaRで使用している自己理解シートはこちらからダウンロードできます!

■ビジョンと仕事の関連性を明確にし、成果に繋がるようなフォロー
ビジョンの共有を行いながら、従業員自身が自らの仕事とビジョンの接点を発見し、具体的な行動をイメージすることを促せるようにしましょう。マネジメントに携わる者は、ビジョンにつながる現状の動きや小さな傾向を、“今の仕事の中から”抽出し、褒めたり肯定していくことが重要です。このことを定期的に行い続けることで、ビジョンやミッションを体現することができます。
日々の業務の中で感じたビジョンや会社の大切にしている価値観を述べることで、求職者もイメージしやすくなります。


ミッションやビジョンは簡単に浸透するものではありません。
ただ、浸透すれことによって、一体感が生まれ採用にもヒットするようになります。
自社でできることはなにか考えていきましょう!


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