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女子・女性エンパワメントのための女性ロールモデル

「私も頑張りたい!」「私もこうなりたい!」と思える、ロールモデルとの出会いは、社会でメインストリームにいない人たち(周縁化された人たち)にはとても意味があります。

今日は、私が好きなポータルサイト「A Mighy Girlマイティ―ガール」の頑張る女性ロールモデルポスターを紹介したいと思います。
Free Posters Celebrating Mighty Women Role Models | A Mighty Girl

英語のポスターですので、英語の授業で使うのも良さそうです。

女性ロールモデルポスター

(以下、サイトの機械翻訳を簡単に手直ししたものです)

少女と女性のエンパワーメントに取り組むアーティストでもある活動家のキモシー・ジョイは、自分が膨大な数の女性の伝記から力を得てきたことに気づきました。困難な状況に直面しながらも粘り強い生き方を彼女たちからもっと学びたいと思った彼女は、これらの素晴らしい女性たちに命を吹き込む水彩画のポートレートのシリーズを制作、インスピレーションを与えてくれる大胆な女性達の肖像画50枚を著書『That's What She Said: Wise Words from Influential Women』に集め、それぞれに手書きの引用文と、その女性がどのように世界を変えたかをとらえた短い伝記を添える本を出版しました。

本の最後には、読者自身の人生に影響を与えた女性についての賛辞と短いプロフィールを追加するスペースもあり、特別な女の子や女性へのエンパワメントのための贈り物に最適な仕様になっています。(日本にもこんなギフト本があるといいなと思います)

キモシーは、この本の中のアートプリントを4枚、A Mighty Girlコミュニティで無料でダウンロードできるようにしました。寝室、教室、オフィスなど、どんな場所でも、これらの美しく感動的な肖像画は、どんな女の子や女性も元気にしてくれること間違いなしです。

各ポスターの下には、登場する女性たちの簡単な紹介と、子供にも大人にもお勧めの本が掲載されています。各ポスターの下にある「ポスターダウンロード」のリンクをクリックすると、11 x 14または16 x 20のサイズのポスターをダウンロードできます。

また、さまざまなトピックを扱った女の子の力を引き出すポスターは、こちらをご覧ください。→Art & Decor section.

子どもたちに歴史上の女性のロールモデルを紹介するには、「ロールモデル伝記コレクション」にある子どもやティーン向けの数百冊の本をご覧ください。→ Role Model Biography Collection.

次に、マヤ・アンジェロウ、マリー・キュリー、ルース・ベイダー・ギンズバーグ、フリーダ・カーロの無料ポスターのリンクと人生の紹介があります。ここでは、マリー・キュリーとルース・ベイダー・ギンズバーグの2人をサイトから紹介します。

マリー・キュリー

古くはキュリー夫人として知られているのが、マリー・キュリーです。(ちなみに、夫人は夫に所属する人という意味ですので、男女平等の現憲法の下では使われるべきではない言葉です)

(以下、機械翻訳に手直ししたものです)

ポーランド人とフランス人の物理学者で化学者のマリー・スクウォドフスカ・キュリーは、女性として初めてノーベル賞を受賞しました。化学と物理の2つの分野でノーベル賞を受賞した唯一の人物であり、科学分野の女性にとって新しい道を切り開きました。キュリーは夫のピエール・キュリーとともに、ある元素がエネルギーを発生させることを発見し、それを表すために「放射能」という言葉を作りました。また、ポロニウムとラジウムという2つの元素を発見し、キュリウムという元素は彼女にちなんで命名されたものです。

世界初の腫瘍治療の研究は彼女の指導の下で行われ、パリとワルシャワにキュリー研究所を設立し、現在も医学研究の中心となっています。キュリーは、科学的発見だけでなく、何世代にもわたってSTEM分野の女性たちにインスピレーションを与え、特にその好奇心の精神が不滅のレガシーです。

「人生において恐れるべきことは何もない 」「ただ理解することだ」と、彼女は断言しています。

ルース・ベイダー・ギンズバーグ

アメリカの弁護士であり裁判官であるルース・ベイダー・ギンズバーグは、新境地を開拓し、平等のために闘うことにそのキャリアを捧げてきました。

弁護士としては、ACLUで女性の権利プロジェクトを共同設立し、画期的な差別裁判の論戦を展開しました。また、コロンビア大学法科大学院の教授として、女性初の終身在職権獲得者となり、性差別に関する法科大学院初のケースブックを共同執筆もしました。

連邦控訴裁判所の判事、そして連邦最高裁の2人目の女性判事として、彼女の鋭い法学的思考と痛烈な反対意見は有名になり、実は、このことでインターネット上では、ノートリアス(悪名高い)R.B.G.というニックネームで、思いがけず有名になってしまったこともあります。

そして、彼女がこれまで見てきた変化の中で、もう1つ、成立を願っている法律があります。

それは、「男女同権憲法修正案」です。

「法律は廃止することができる。立法は廃止できるし、変更もできる。」「この原則は憲法に含まれています。」と彼女は述べています。

以上がサイトの内容ですが、彼女のポスターに書かれている引用は現代の日本の女性にも響くものがあるように思うので、こちらも紹介します。

My mother told me to BE a Lady. And for her, that meant BE your OWN PERSON, BE INDEPENDENT.

私の母は、私に「レディになりなさい」と言いました。母にとって、それは「自分は自分自身でいる」「自分の足で立つ」という意味だったのです。

女性とロールモデルとの出会い

今日、素敵な女性とお話しさせてもらっている中で、思春期に「土井たか子さんの講演に感銘を受けて、私も政治家になりたいと思った。」という話を聞きました。別の女性からも「土井たか子さんの選挙演説を聞いて、私も前に出て話してもいいんだ、と思った」という話を聞かせてもらったことがあります。

私の場合は、高校時代、生徒会が招待した幸田シャーミンさんが人生と優先順位について講演の中でお話しされていて、多分に影響を受けて今まで生きてきたように思います。

思春期の女子学生にとって、エンパワメントしてくれる同性のロールモデルの存在は非常に大きいものです。

一方、昨今の女性活躍推進流行りの中で、男性の文脈の中で選ばれた女性ロールモデルにはロールモデルとしての力がないのも良く耳にします。

男性に人気がなかったとしても、実は女性が憧れている女性ロールモデルを女性自身の手で見つけ出していくことが大切なようにも思います。なぜならば、男性社会に人気がない人を、「女性は憧れている」と言葉にするのを恐れるものだからです。


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