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【台湾建築探訪】台北オススメ旅スポット

こんにちは。
旅する建築写真家ゴトウリョウスケです。

 少し前に台北へ撮影旅に行ったので、台北市内のおすすめスポットを惜しみなくご紹介しようと思います。建築好きなみなさま向けのちょっとした解説を加えつつご紹介します。


1.臺北小巨蛋

Taipei Arena

台北アリーナ前を駆け抜けるスクーター集団。

 2005年開場の台北アリーナは、2000年まで同地にあった市立野球場を解体して建設された。15,000人を収容できるこのアリーナは、台湾でチタン製パネルを初めて本格実装した建築でもある。設計はスポーツ施設設計を数多く手掛ける米国POPULOUS社。施工は中華工程。

2.華山1914文化創意産業園区

Huashan 1914 Creative Park

旧工場のレンガ造りが特徴的。

 華山1914文化創意産業園区は日本統治時代の1914年に作られたお酒工場をリノベーションして作られた文化複合施設。公共保有の施設を民間資金によって再生・運用する「促進民間参与公共建設法」(いわゆるPPP/PFIのような仕組み)に基づいて、華山1914も再生された。
 アートギャラリーや映画館、おしゃれなレストラン・カフェ、ハイセンスなお土産セレクトショップが立ち並ぶので、半日くらい過ごすのにちょうどよく、お洒落な台北旅を味わいたいなら絶対ここ。

3.台北101

Taipei 101

竹の節あるいは中華風の宝塔の外観。

 ド定番スポット台北101はやはり欠かせない。地上101階・地下5階建、高さ509.2mで竣工した2004年からブルジュ・ハリファが竣工する2010年までの約6年間世界一の高さを誇った。設計は台湾の有名建築家である李祖原、施工は日本のゼネコンである熊谷組を中心とするJV。パイプ状の鉄骨の中にコンクリートを流し込んで、曲げにも折れにも強い建築を作ることができるCFT構造を採用した高層建築。

4.茹曦酒店

ILLUME TAIPEI

中庭の青々としたLIDO。

 台北市内のおすすめホテル「ILLUME TAIPEI」。ホテル客室窓から覗くことができる中庭中心部のプールが特徴的。さらにこのnoteで紹介している全スポットへのアクセスがかなり良く、値段もお手頃。かつ2022年にリニューアルしたばかりなのでお部屋が広くてとても綺麗と、かなりオススメ。

5.台北藍調

Blue Note Taipei

ウイスキーロックを傾けて。

 台北ジャズの聖地Blue Note Taipei。雑居ビルの狭いエレベーターを登ったところにあるこじんまりとしたお店。お酒片手に生演奏のジャズが楽しめる。席が埋まってしまうので予約していくのがおすすめ。ネットで予約できるので観光客でも問題なし。ディープな台北の夜をぜひ。

6.覚旅咖啡南京復興店

Journey Kaffe

キッチンスタジオのような地下の広々空間。

 最後はお洒落なカフェ。まるでキッチンスタジオのような広々とした空間でくつろぐ事ができる。ホテルILLUME TAIPEIの裏手にあってアクセスも良い。観光客が多いこともあるからか、店員さんも気さくに英語や日本語で対応してくれるのでかなり居心地が良い。ブランチや散策終わりの夕方のティータイムにさくっとと立ち寄るのがおすすめ。

ゴトウ リ ョウスケ

建築写真家。2000年生まれ。大学在学中にフリーランスのフォトグラファーとして活動を始め、建築や都市を舞台にした写真を撮影。2023年3月には建築ファサードの幾何学的な模様に注目した写真展「#キカガクケンチク展」を吉祥寺で開催。現在は建設会社で勤務する傍ら、旅する建築写真家として活動中。また、趣味であるホテル巡りを発信するウェブメディア「KODAWARI HOTEL」をnoteにて連載中。
Instagram:https://www.instagram.com/ezlo_00

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